geoaxes
地理座標軸の作成
説明
geoaxes
は、既定のプロパティ値を使用して現在の Figure に地理座標軸を作成し、それを現在の座標軸とします。
地理座標軸は地理座標 (緯度/経度) のデータをマップ上に表示します。マップは "ライブ"です。つまり、パンして他の地理的位置を表示したり、マップをズームインまたはズームアウトして領域をより詳細に表示できます。
geoaxes(
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して、Name,Value
)GeographicAxes
オブジェクトのプロパティの値を指定します。
geoaxes(
は、現在の Figure 内ではなく、parent
,___)parent
で指定された Figure、パネル、またはタブ内に地理座標軸を作成します。
は、gx
= geoaxes(___)GeographicAxes
オブジェクトを返します。座標軸の作成後に、gx
を使用して座標軸のプロパティを変更します。
geoaxes(
は、gx
)GeographicAxes
オブジェクト gx
を現在の座標軸にします。
例
入力引数
出力引数
ヒント
カスタム ベースマップを指定するには、Mapping Toolbox™ の関数
addCustomBasemap
(Mapping Toolbox) を使用します。座標軸ツール バーにベースマップ ピッカーを追加するには、Mapping Toolbox の関数
addToolbarMapButton
(Mapping Toolbox) を使用します。Mapping Toolbox 関数
geoglobe
(Mapping Toolbox) およびgeoplot3
(Mapping Toolbox) を使用して 3 次元地理データをプロットします。一部のグラフィックス関数はプロット時に座標軸のプロパティをリセットします。追加のデータを地理座標軸にプロットするには、プロット関数を呼び出す前に
hold on
コマンドを使用します。直交座標軸を必要とするデータを地理チャートにプロットすることはできません。
地理座標軸上でプロットする場合、関数
geoaxes
では、座標は WGS84 座標参照系を基準とすると仮定します。別の座標参照系を基準とする座標を使用してプロットすると、座標がずれて表示される可能性があります。
バージョン履歴
R2018b で導入