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bubblechart

構文
説明
ベクトルと行列のデータ
テーブル データ
追加オプション
bubblechart(___,
は、1 つ以上の名前と値の引数を使用して、Name,Value
)BubbleChart
プロパティを指定します。プロパティは他のすべての入力引数の後に指定します。プロパティの一覧については、BubbleChart のプロパティ を参照してください。
bc = bubblechart(___)
は、BubbleChart
オブジェクトを返します。チャートのプロパティを作成後に変更するには、bc
を使用します。プロパティの一覧については、BubbleChart のプロパティ を参照してください。
例
ランダムなバブルのプロット
バブル座標をベクトル x
および y
として定義します。sz
を、バブルのサイズを指定するベクトルとして定義します。次に、x
および y
のバブル チャートを作成します。
x = 1:20; y = rand(1,20); sz = rand(1,20); bubblechart(x,y,sz);
バブルの色の指定
バブル座標をベクトル x
および y
として定義します。sz
を、バブルのサイズを指定するベクトルとして定義します。次に、x
と y
のバブル チャートを作成し、色を赤として指定します。既定では、バブルは一部透明です。
x = 1:20;
y = rand(1,20);
sz = rand(1,20);
bubblechart(x,y,sz,'red');
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定できます。たとえば、16 進数カラー コード '#7031BB'
は、紫の色調を指定します。
bubblechart(x,y,sz,'#7031BB');
各バブルに異なる色を指定することもできます。たとえば、Figure のカラーマップから色を選択するベクトルを指定します。
c = 1:20; bubblechart(x,y,sz,c)
バブルの透明度と外枠の色の指定
バブル座標をベクトル x
および y
として定義します。sz
を、バブルのサイズを指定するベクトルとして定義します。次に、x
および y
のバブル チャートを作成します。既定では、バブルは 60% 不透明で、エッジは同じ色で完全に不透明です。
x = 1:20; y = rand(1,20); sz = rand(1,20); bubblechart(x,y,sz);
不透明度と外枠の色は、それぞれ MarkerFaceAlpha
プロパティと MarkerEdgeColor
プロパティを設定してカスタマイズできます。プロパティを設定する 1 つの方法として、チャートを作成するときに名前と値のペアの引数を指定します。たとえば、MarkerFaceAlpha
値を 0.20
に設定して 20% の不透明度を指定できます。
bc = bubblechart(x,y,sz,'MarkerFaceAlpha',0.20);
戻り引数を指定した関数 bubblechart
を呼び出してチャートを作成すると、チャートを作成した後に、戻り引数を使用してチャートにプロパティを設定することができます。たとえば、外枠の色を紫に変更できます。
bc.MarkerEdgeColor = [0.5 0 0.5];
バブル凡例の追加
都市圏のさまざまな都市における特定の毒素の汚染レベルを示すデータセットを定義します。towns
を各都市の人口として定義します。nsites
を対応する都市内の産業用地の数として定義します。levels
を都市の汚染レベルとして定義します。次に、座標軸ラベルを使用してバブル チャートにデータを表示します。関数 bubblesize
を呼び出してバブル サイズを小さくし、バブル サイズと人口の関係を示すバブル凡例を追加します。
towns = randi([25000 500000],[1 30]); nsites = randi(10,1,30); levels = (3 * nsites) + (7 * randn(1,30) + 20); % Display bubble chart with axis labels and legend bubblechart(nsites,levels,towns) xlabel('Number of Industrial Sites') ylabel('Contamination Level') bubblesize([5 30]) bubblelegend('Town Population','Location','eastoutside')
2 つの凡例の追加
同じ座標軸に複数のデータ セットを表示する場合、複数の凡例を含めることができます。凡例の配置を管理するには、タイル表示チャート レイアウトでチャートを作成します。
2 組のデータセットを作成し、タイル表示チャート レイアウト内の同じ axes オブジェクトにそれらをまとめてプロットします。
x = 1:20; y1 = rand(1,20); y2 = rand(1,20); sz1 = randi([20 500],[1,20]); sz2 = randi([20 500],[1,20]); % Plot data in a tiled chart layout t = tiledlayout(1,1); nexttile bubblechart(x,y1,sz1) hold on bubblechart(x,y2,sz1) hold off
バブルのサイズを示すバブル凡例を追加し、色を示す別の凡例を追加します。戻り引数を指定して関数 bubblelegend
および legend
を呼び出し、各 legend オブジェクトを格納します。各オブジェクトの Layout.Tile
プロパティを 'east'
に設定して、タイル表示チャート レイアウトの右外側に汎用を移動します。
blgd = bubblelegend('Population'); lgd = legend('Springfield','Fairview'); blgd.Layout.Tile = 'east'; lgd.Layout.Tile = 'east';
table のデータのプロット
table のデータをプロットするには、table を関数 bubblechart
に渡してプロット対象の変数を指定すると便利です。たとえば、patients.xls
を table tbl
として読み取ります。tbl
を最初の引数として関数 bubblechart
に渡し、続けて変数名を渡すことにより、変数 Systolic
、Diastolic
、および Weight
をプロットします。既定では、軸ラベルは変数名と一致します。
tbl = readtable('patients.xls'); bubblechart(tbl,'Systolic','Diastolic','Weight');
また、複数の変数を同時にプロットできます。たとえば、yvar
引数を cell 配列 {'Systolic','Diastolic'}
として指定することにより、変数 Height
に対して両方の血圧変数をプロットします。バブル サイズの範囲を 5
~ 20
ポイントに変更します。次に、凡例を追加します。凡例ラベルは変数名と一致します。
bubblechart(tbl,'Height',{'Systolic','Diastolic'},'Weight'); bubblesize([5 20]) legend
カスタムの色を使用した table データのプロット
bubblechart
を呼び出すときに cvar
引数を指定することで、table のデータをプロットして色をカスタマイズできます。
たとえば、4 つの乱数の変数をもつ table を作成し、変数 X
および
Y
をプロットします。変数 Sz
に応じてバブル サイズを変化させ、変数 Colors
に応じて色を変化させます。
tbl = table(randn(15,1)-10,randn(15,1)+10,rand(15,1),rand(15,1), ... 'VariableNames',{'X','Y','Sz','Colors'}); bubblechart(tbl,'X','Y','Sz','Colors');
同じスケール上の異なる座標軸へのバブルの表示
特定の都市圏の東側と西側にある複数の都市における特定の毒素の汚染レベルを示す 2 組のデータセットを定義します。towns1
と towns2
を都市における人口として定義します。nsites1
と nsites2
を対応する都市の産業用地の数として定義します。次に、levels1
と levels2
を都市の汚染レベルとして定義します。
towns1 = randi([25000 500000],[1 30]); towns2 = towns1/3; nsites1 = randi(10,1,30); nsites2 = randi(10,1,30); levels1 = (5 * nsites2) + (7 * randn(1,30) + 20); levels2 = (3 * nsites1) + (7 * randn(1,30) + 20);
タイル表示チャート レイアウトを作成して、データを左右に並べて可視化できます。次に、1 つ目のタイルに axes オブジェクトを作成し、都市の西側のデータをプロットします。タイトルと座標軸ラベルを追加します。次に、2 つ目のタイルでプロセスを繰り返して、東側のデータをプロットします。
tiledlayout(1,2,'TileSpacing','compact') % West side ax1 = nexttile; bubblechart(ax1,nsites1,levels1,towns1); title('West Side') xlabel('Number of Industrial Sites') % East side ax2 = nexttile; bubblechart(ax2,nsites2,levels2,towns2); title('East Side') xlabel('Number of Industrial Sites') ylabel('Contamination Level')
すべてのバブル サイズを小さくして、すべてのバブルが表示されるようにします。この場合、直径の範囲を 5
~ 30
ポイントに変更します。
bubblesize(ax1,[5 30]) bubblesize(ax2,[5 30])
西側の都市は東側の都市の 3 倍の大きさですが、前のチャートのバブルのサイズにはこの情報は反映されていません。これは、最小バブルと最大バブルが、各座標軸の最小データ点と最大データ点にマッピングされるためです。同じスケールにバブルを表示するには、都市の両側からの人口を含む alltowns
という名前のベクトルを定義します。関数 bubblelim
を使用して、両方のチャートのスケーリングをリセットします。次に、関数 xlim
と ylim
を使用して、同じ x 軸の範囲と y 軸の範囲をもつチャートを表示します。
% Adjust scale of the bubbles alltowns = [towns1 towns2]; newlims = [min(alltowns) max(alltowns)]; bubblelim(ax1,newlims) bubblelim(ax2,newlims) % Adjust x-axis limits allx = [xlim(ax1) xlim(ax2)]; xmin = min(allx); xmax = max(allx); xlim([ax1 ax2],[xmin xmax]); % Adjust y-axis limits ally = [ylim(ax1) ylim(ax2)]; ymin = min(ally); ymax = max(ally); ylim([ax1 ax2],[ymin ymax]);
入力引数
x
— x 座標
スカラー | ベクトル | 行列
x 座標。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。x
のサイズと形状はデータの形状に依存します。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
バブル チャートのタイプ | 座標の指定方法 |
---|---|
1 つのバブル |
bubblechart(1,2,10) |
1 つのバブル セット |
x = [1 2 3 4]; y = [4; 5; 6; 7]; sz = [12 13 14 15]; bubblechart(x,y,sz) |
複数のバブル セット | すべてのデータ セットが同じ x 座標または y 座標を共有している場合は、共有している座標をベクトルとして、その他の座標を行列として指定します。ベクトルの長さは行列の次元の 1 つと一致していなければなりません。たとえば、同じ x 座標とサイズの値を共有する 2 つのデータセットをプロットします。 x = [1 2 3 4]; y = [4 5 6 7; 7 8 9 10]; sz = [1 2 3 4]; bubblechart(x,y,sz) bubblechart は行列の列ごとに別個のバブルのセットをプロットします。あるいは、 x = [1 1; 2 2; 3 3; 4 4]; y = [4 7; 5 8; 6 9; 7 10]; sz = [1 1; 2 2; 3 3; 4 4]; bubblechart(x,y,sz) |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
y
— y 座標
スカラー | ベクトル | 行列
y 座標。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。y
のサイズと形状はデータの形状に依存します。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
バブル チャートのタイプ | 座標の指定方法 |
---|---|
1 つのバブル |
bubblechart(1,2,10) |
1 つのバブル セット |
x = [1 2 3 4]; y = [4; 5; 6; 7]; sz = [12 13 14 15]; bubblechart(x,y,sz) |
複数のバブル セット | すべてのデータ セットが同じ x 座標または y 座標を共有している場合は、共有している座標をベクトルとして、その他の座標を行列として指定します。ベクトルの長さは行列の次元の 1 つと一致していなければなりません。たとえば、同じ x 座標とサイズの値を共有する 2 つのデータセットをプロットします。 x = [1 2 3 4]; y = [4 5 6 7; 7 8 9 10]; sz = [1 2 3 4]; bubblechart(x,y,sz) bubblechart は行列の列ごとに別個のバブルのセットをプロットします。あるいは、 x = [1 1; 2 2; 3 3; 4 4]; y = [4 7; 5 8; 6 9; 7 10]; sz = [1 1; 2 2; 3 3; 4 4]; bubblechart(x,y,sz) |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
sz
— バブルの相対サイズ
数値スカラー | 行ベクトルまたは列ベクトル | 行列
バブルの相対サイズ。数値スカラー、ベクトル、または行列として指定します。
sz
値は、バブルのサイズの相対分布を制御します。既定では、bubblechart
は座標軸のすべてのバブル チャートに対して、sz
値の範囲全体でバブル領域の範囲を線形にマッピングします。バブルの絶対サイズをより詳細に制御する方法と、sz
値の範囲にマッピングする方法については、bubblesize
および bubblelim
を参照してください。
sz
をスカラー、ベクトル、行列のどれに指定するかは、x
および y
の指定方法や目的のチャートの外観によって異なります。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
バブル チャートのタイプ | x と y | sz | 例 |
---|---|---|---|
1 つのバブル セット | 同じ長さのベクトル |
|
x = [1 2 3 4]; y = [4 5 6 7]; sz = [80 150 700 50]; bubblechart(x,y,sz) |
座標やバブルのサイズが異なる複数のバブル セット | 複数のデータセットをプロットする場合は |
|
x = [1 2 3 4]; y = [1 6; 3 8; 2 7; 4 9]; sz = [80 30; 150 900; 50 2000; 200 350]; bubblechart(x,y,sz) |
すべての座標が共通で、サイズはデータ セットごとに異なる複数のバブル セット | 同じ長さのベクトル | 少なくとも 1 つの次元が |
x = [1 2 3 4]; y = [5 6 7 8]; sz = [80 30; 150 900; 50 500; 200 350]; bubblechart(x,y,sz) |
少なくとも 1 つの次元で座標が異なるが、サイズはデータセット間で共通である複数のバブル セット | 複数のデータセットをプロットする場合は | 各データ セットのバブルと同じ数の要素をもつベクトル |
x = [1 2 3 4]; y = [1 6; 3 8; 2 7; 4 9]; sz = [80 150 200 350]; bubblechart(x,y,sz) |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
c
— バブルの色
[0 0.4470 0.7410]
(既定値) | 色名 | RGB 3 成分 | RGB 3 成分の行列 | カラーマップ インデックスのベクトル
バブルの色。色名、RGB 3 成分、RGB 3 成分の行列、またはカラーマップ インデックスのベクトルとして指定します。
色名 —
"red"
のような色名、または"r"
のような省略名。RGB 3 成分 — 色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素の行ベクトル。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。RGB 3 成分は、カスタム色を作成するのに役立ちます。RGB 3 成分の行列 — 各行が RGB 3 成分である 3 列の行列。
カラーマップ インデックスのベクトル —
x
およびy
のベクトルと同じ長さの数値のベクトル。
色を指定する方法は、目的の配色や 1 つのバブル セットをプロットするか複数のバブル セットをプロットするかによって異なります。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
配色 | 色の指定方法 | 例 |
---|---|---|
すべてのバブルに 1 つの色を使用する。 | 次の表のいずれかの色名または省略名を指定するか、1 つの RGB 3 成分を指定します。 | 1 つのバブル セットを表示し、色を x = [1 2 3 4];
y = [2 5 3 6];
sz = [1 2 3 4];
bubblechart(x,y,sz,"red") 2 つのバブル セットを表示し、RGB 3 成分 x = [1 2 3 4]; y = [2 5; 1 2; 8 4; 7 9]; sz = [1 2; 3 4; 5 6; 7 8]; bubblechart(x,y,sz,[1 0 0]) |
カラーマップを使用して各バブルに異なる色を割り当てる。 | 数値の行ベクトルまたは列ベクトルを指定します。数値は現在のカラーマップ配列にマッピングされます。最小値はカラーマップの最初の行にマッピングされ、最大値は最後の行にマッピングされます。中間の値は中間の行に線形にマッピングされます。 チャートにバブルが 3 つある場合、値が必ずカラーマップ インデックスとして解釈されるように列ベクトルを指定します。 この方法は、 | 4 つのカラーマップ インデックスを指定するベクトル c = [1 2 3 4];
x = [1 2 3 4];
y = [5 6 7 8];
sz = [1 2 3 4];
bubblechart(x,y,sz,c)
colormap(gca,"winter") |
バブルごとにカスタム色を作成する。 | m 行 3 列の RGB 3 成分の行列を指定します (m はバブルの数)。 この方法は、 | 緑、赤、グレー、および紫の RGB 3 成分を指定する行列 c = [0 1 0; 1 0 0; 0.5 0.5 0.5; 0.6 0 1]; x = [1 2 3 4]; y = [5 6 7 8]; sz = [1 2 3 4]; bubblechart(x,y,sz,c) |
データセットごとに異なる色を作成する。 | n 行 3 列の RGB 3 成分の行列を指定します (n はデータセットの数)。 この方法は、 | 2 つの RGB 3 成分を含む行列 c = [1 0 0; 0.6 0 1]; x = [1 2 3 4]; y = [2 5; 1 2; 8 4; 11 9]; sz = [1 1; 2 2; 3 3; 4 4]; bubblechart(x,y,sz,c) |
一般的な色の色名と RGB 3 成分
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" |
MATLAB® の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
tbl
— ソース table
table | timetable
プロットするデータが含まれるソース table。table または timetable として指定します。
xvar
— x 座標を含む table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
x 座標を含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。
1 つのデータ セットをプロットするには、xvar
、yvar
、sizevar
、およびオプションの cvar
にそれぞれ 1 つの変数を指定します。たとえば、Patients.xls
を table tbl
に読み取ります。変数 Height
および Weight
をプロットし、変数 Age
に応じてバブル サイズを変化させます。
tbl = readtable('Patients.xls'); bubblechart(tbl,'Height','Weight','Age')
複数のデータ セットをまとめてプロットするには、xvar
、yvar
、sizevar
、またはオプションの cvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定します。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 Weight
を x 軸にプロットし、変数 Systolic
および Diastolic
を y 軸にプロットします。変数 Age
をバブル サイズに指定します。
bubblechart(tbl,'Weight',{'Systolic','Diastolic'},'Age')
table 変数に対して異なるインデックス方式を使用することもできます。たとえば、xvar
を変数名、yvar
をインデックス番号、sizevar
を logical ベクトルとして指定します。
bubblechart(tbl,'Height',6,[false false true])
yvar
— y 座標を含む table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
y 座標を含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。
1 つのデータ セットをプロットするには、xvar
、yvar
、sizevar
、およびオプションの cvar
にそれぞれ 1 つの変数を指定します。たとえば、Patients.xls
を table tbl
に読み取ります。変数 Height
および Weight
をプロットし、変数 Age
に応じてバブル サイズを変化させます。
tbl = readtable('Patients.xls'); bubblechart(tbl,'Height','Weight','Age')
複数のデータ セットをまとめてプロットするには、xvar
、yvar
、sizevar
、またはオプションの cvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定します。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 Weight
を x 軸にプロットし、変数 Systolic
および Diastolic
を y 軸にプロットします。変数 Age
をバブル サイズに指定します。
bubblechart(tbl,'Weight',{'Systolic','Diastolic'},'Age')
table 変数に対して異なるインデックス方式を使用することもできます。たとえば、xvar
を変数名、yvar
をインデックス番号、sizevar
を logical ベクトルとして指定します。
bubblechart(tbl,'Height',6,[false false true])
sizevar
— バブル サイズの table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
バブル サイズ データを含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、任意の型の数値を含めることができます。
1 つのデータ セットをプロットする場合は、sizevar
に 1 つの変数を指定します。たとえば、Patients.xls
を table tbl
に読み取ります。変数 Height
および Weight
をプロットし、変数 Age
に応じてバブル サイズを変化させます。
tbl = readtable('Patients.xls'); bubblechart(tbl,'Height','Weight','Age')
複数のデータ セットをプロットする場合は、xvar
、yvar
、sizevar
、またはオプションの cvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定できます。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 Weight
を x 軸にプロットし、変数 Height
を y 軸にプロットします。変数 Systolic
および Diastolic
をバブル サイズに指定します。結果のプロットには 2 組のバブルが表示されます。座標は同じですが、バブル サイズは異なります。
bubblechart(tbl,'Weight','Height',{'Systolic','Diastolic'})
cvar
— バブルの色の table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
バブルの色データを含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、任意の数値型の値を含めることができます。各変数は次のいずれかになります。
現在のカラーマップに線形にマッピングされる数値の列。
RGB 3 成分の 3 列配列。RGB 3 成分は、各値が特定の色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば、[0.5 0.7 1]
では薄い青の色調が指定されます。
1 つのデータ セットをプロットする場合は、cvar
に 1 つの変数を指定します。たとえば、6 つの乱数の変数をもつ table を作成します。変数 X1
および Y
をプロットします。変数 SZ
に応じてバブル サイズを変化させ、変数 Color1
に応じて色を変化させます。
tbl = table(randn(50,1)-5,randn(50,1)+5,rand(50,1), ... rand(50,1),rand(50,1),rand(50,1),... 'VariableNames',{'X1','X2','Y','SZ','Color1','Color2'}); bubblechart(tbl,'X1','Y','SZ','Color1')
複数のデータ セットをプロットする場合は、xvar
、yvar
、sizevar
、または cvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定できます。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 X1
および X2
を x 軸にプロットし、変数 Y
を y 軸にプロットします。変数 SZ
に応じてバブル サイズを変化させます。変数 Color1
および Color2
を色に指定します。結果のプロットには 2 組のバブルが表示されます。y 座標とバブル サイズは同じですが、x 座標と色は異なります。
bubblechart(tbl,{'X1','X2'},'Y','SZ',{'Color1','Color2'})
ax
— ターゲット座標軸
Axes
オブジェクト | PolarAxes
オブジェクト | GeographicAxes
オブジェクト
ターゲット座標軸。Axes
、PolarAxes
、または GeographicAxes
オブジェクトとして指定します。座標軸を指定しない場合、MATLAB は現在の座標軸にプロットするか、存在しない場合は Axes
オブジェクトを作成します。
名前と値の引数
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: bubblechart([1 2 3],[4 10 9],[1 2 3],'MarkerFaceColor','red')
は、赤のバブルを作成します。
メモ
ここでは、プロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、BubbleChart のプロパティ を参照してください。
MarkerEdgeColor
— マーカーの輪郭の色
"flat"
(既定値) | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | "r"
| "g"
| "b"
| ...
マーカーの輪郭の色。"flat"
、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。既定値 "flat"
では、CData
プロパティからの色が使用されます。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
例: [0.5 0.5 0.5]
例: "blue"
例: "#D2F9A7"
MarkerFaceColor
— マーカーの塗りつぶし色
'flat'
(既定値) | 'auto'
| 'none'
| RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
マーカーの塗りつぶし色。'flat'
、'auto'
、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。'flat'
オプションは CData
値を使用します。'auto'
オプションは座標軸の Color
プロパティと同じ色を使用します。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
例: [0.3 0.2 0.1]
例: 'green'
例: '#D2F9A7'
LineWidth
— マーカー エッジの幅
0.5
(既定値) | 正の値
マーカー エッジの幅。ポイント単位の正の値として指定します。
例: 0.75
MarkerEdgeAlpha
— マーカーのエッジの透明度
1
(既定値) | 範囲 [0,1]
のスカラー | 'flat'
マーカーのエッジの透明度。[0,1]
の範囲のスカラーまたは 'flat'
として指定します。値 1 は不透明、値 0 は完全な透明を表します。0 と 1 の間の値は半透明です。
プロット内の点ごとにエッジの透明度を異なる値に設定するには、AlphaData
プロパティを XData
プロパティと同じサイズのベクトルに設定し、MarkerEdgeAlpha
プロパティを 'flat'
に設定します。
MarkerFaceAlpha
— マーカーの面の透明度
0.6
(既定値) | 範囲 [0,1]
のスカラー | 'flat'
マーカーの面の透明度。[0,1]
の範囲のスカラーまたは 'flat'
として指定します。値 1 は不透明、値 0 は完全な透明を表します。0 と 1 の間の値は一部透明です。
点ごとにマーカー面の透明度を異なる値に設定するには、AlphaData
プロパティを XData
プロパティと同じサイズのベクトルに設定し、MarkerFaceAlpha
プロパティを 'flat'
に設定します。
バージョン履歴
R2020b で導入R2022b: table を指定して作成したプロットが軸ラベルと凡例ラベルの特殊文字を保持
関数 bubblechart
に 1 つの table と 1 つ以上の変数名を渡した場合に、table 変数名に含めた特殊文字 (アンダースコアなど) が軸ラベルと凡例ラベルに表示されるようになりました。以前は、特殊文字は TeX または LaTeX の文字として解釈されていました。
たとえば、Sample_Number
という名前の変数を含む table を関数 bubblechart
に渡すと、軸ラベルと凡例ラベルにアンダースコアが表示されます。R2022a 以前のリリースでは、アンダースコアは下付き文字として解釈されます。
リリース | table 変数 "Sample_Number" のラベル |
---|---|
R2022b |
|
R2022a |
|
軸ラベルと凡例ラベルを TeX または LaTeX の書式設定で表示するには、ラベルを手動で指定します。たとえば、プロット後に、目的のラベル文字列を指定して関数 xlabel
または関数 legend
を呼び出します。
xlabel("Sample_Number") legend(["Sample_Number" "Another_Legend_Label"])
R2022a: 行列を使用して複数のデータセットを同時にプロット
関数 bubblechart
で座標とサイズ データのベクトルと行列の組み合わせを使用できるようになりました。これにより、プロット コマンド間で関数 hold
を使用しなくても、複数のデータセットを同時に可視化できます。
R2021b: table を直接 bubblechart
に渡す
table を関数 bubblechart
に渡し、その後にプロット対象の変数を渡すことで、プロットを作成します。データを table として指定すると、軸ラベルと凡例 (存在する場合) に table 変数名を使用して自動的にラベルが付けられます。
参考
関数
プロパティ
MATLAB コマンド
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コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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