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panInteraction

移動操作

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説明

移動操作では、座標軸ツール バーでボタンを選択せずにチャート内を移動できます。移動を有効にするには、座標軸の Interactions プロパティを panInteraction オブジェクトに設定します。この操作が有効になっている場合、チャート内をドラッグして移動できます。

フォーカスがある座標軸でこの操作が有効になっている場合、キーボードを使用して座標軸の表示を移動できます。垂直方向に移動するには、上矢印 (↑) キーまたは下矢印 (↓) キーを押します。水平方向に移動するには、左矢印 (←) キーまたは右矢印 (→) キーを押します。 (R2024a 以降)

複数の操作を有効にするには、Interactions プロパティをオブジェクトの配列に設定します。

作成

構文

p = panInteraction
p = panInteraction('Dimensions',d)

説明

p = panInteraction は移動操作オブジェクトを作成します。

例

p = panInteraction('Dimensions',d) は Dimensions プロパティを設定します。このプロパティを使用して、移動を特定の次元に制限します。たとえば、p = panInteraction('Dimensions','x') は移動を x 次元に制限します。

例

プロパティ

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移動を許可する次元。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'xyz' — すべての次元で移動できます。

  • 'xy' — x 次元と y 次元でのみ移動できます。

  • 'yz' — y 次元と z 次元でのみ移動できます。

  • 'xz' — x 次元と z 次元でのみ移動できます。

  • 'x' — x 次元でのみ移動できます。

  • 'y' — y 次元でのみ移動できます。

  • 'z' — z 次元でのみ移動できます。

Dimensions プロパティは、直交座標軸での操作のためにのみサポートされています。

例

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スクリプトを開く

表面プロットを作成します。現在の座標軸を取得して既定の操作を移動およびデータ ヒントの操作と置き換えます。次に、表面にカーソルを合わせてデータ ヒントを表示します。クリックしてドラッグまたはタップしてドラッグすることで移動します。

surf(peaks)
ax = gca;
ax.Interactions = [panInteraction dataTipInteraction];

スクリプトを開く

一連の x 値と y 値をプロットし、x 軸の範囲を調整してプロットのビューを狭くします。次に、操作の既定のセットを x 次元に制限されている移動操作で置き換えます。プロット内でドラッグして移動します。垂直方向に移動できないことに注意してください。

x = linspace(-500,500,5000);
y = sin(x)./x;
plot(x,y)
xlim([-50 50])
ax = gca;
ax.Interactions = panInteraction('Dimensions','x');

ヒント

ほとんどの場合、座標軸には表示しているチャートのタイプに応じた既定の操作セットがあります。既定のセットを新しい操作セットに置き換えることはできますが、既定のセットの操作にアクセスしたり、変更したりすることはできません。

バージョン履歴

R2019a で導入

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参考

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トピック