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polaraxes

説明

polaraxes は、現在の Figure に既定の極座標軸を作成します。

polaraxes(Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアの引数 (例: 'ThetaDir','clockwise') を使用して PolarAxes オブジェクトのプロパティを指定します。プロパティの一覧については、PolarAxes のプロパティ を参照してください。

polaraxes(parent,___) は、現在の Figure 内ではなく、parent で指定された Figure、パネル、またはタブ内に極座標軸を作成します。このオプションは、単独で使用するか、名前と値のペアの引数と併せて使用します。

pax = polaraxes(___) は、作成された PolarAxes オブジェクトを返します。pax を使用して、PolarAxes オブジェクトの作成後にそのプロパティのクエリと設定を行います。プロパティの一覧については、PolarAxes のプロパティ を参照してください。

polaraxes(pax_in) は、PolarAxes オブジェクト pax_in を現在の座標軸にします。

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極座標軸をもつ新規 Figure を作成し、polar axes オブジェクトを pax に割り当てます。座標軸にプロットを追加します。次に pax を使用して座標軸のプロパティを変更します。

figure
pax = polaraxes;
theta = 0:0.01:2*pi;
rho = sin(2*theta).*cos(2*theta);
polarplot(theta,rho)

pax.ThetaDir = 'clockwise';
pax.FontSize = 12;

極座標軸をもつ Figure を作成し、polar axes オブジェクトを pax に割り当てます。次に、関数 polarplot を呼び出す前に、pax が現在の座標軸であることを確認します。

figure
pax = polaraxes;

polaraxes(pax)
polarplot(1:10)

入力引数

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親コンテナー。FigurePanel または Tab オブジェクトとして指定します。

現在の座標軸にする極座標軸。PolarAxes オブジェクトとして指定します。

名前と値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: 'ThetaZeroLocation','top','ThetaDir','clockwise'

ここでは、プロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、PolarAxes のプロパティ を参照してください。一部のグラフィックス関数はプロット時に座標軸のプロパティをリセットします。グラフィックス関数によるプロパティ値の上書きを防ぐには、プロット後に座標軸のプロパティを設定します。

角度値の単位。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'degrees' — 角度に度単位でラベルを付け、ThetaLimThetaTick および RAxisLocation の各プロパティの値を度単位で解釈します。単位をラジアンから度数に切り替えると、MATLAB® はこれら 3 つのプロパティのラジアン単位の値を等価の度数単位の値に変換します。

  • 'radians' — 角度にラジアン単位でラベルを付け、ThetaLimThetaTick および RAxisLocation の各プロパティの値をラジアン単位で解釈します。単位を度数からラジアンに切り替えると、MATLAB はこれら 3 つのプロパティの度数単位の値を等価のラジアン単位の値に変換します。

例: ax.ThetaAxisUnits = 'radians';

ゼロ基準軸の位置。次の表の値のいずれかとして指定します。

結果
'right'

'top'

'left'

'bottom'

例: ax.ThetaZeroLocation = 'left';

角度の増加方向。次の表の値のいずれかとして指定します。

結果
'counterclockwise'

角度は反時計回りの方向に増加します。

'clockwise'

角度は時計回りの方向に増加します。

例: ax.ThetaDir = 'clockwise';

角度の最小値と最大値。[thmin thmax] の形式の 2 要素ベクトルとして指定します。2 つの値の差が 360 度より小さい場合、theta 軸は部分的な円になります。

MATLAB は ThetaAxisUnits プロパティで指定された単位で値を解釈します。

例: ax.ThetaLim = [0 180];

原点から伸びるラインを表示する角度。昇順の値からなるベクトルとして指定します。ThetaTickLabel プロパティを使用して異なるラベルを指定しない限り、MATLAB は適切な角度値でラインにラベルを付けます。

MATLAB は ThetaAxisUnits プロパティで指定された単位で値を解釈します。

例: ax.ThetaTick = [0 90 180 270];

あるいは、関数 thetaticks を使用して値を指定します。

theta 軸のグリッド ライン、目盛り、目盛りラベルを含む theta 軸の色。この値を RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名で指定します。

メモ

GridColor プロパティを指定した場合、グリッド ラインには代わりに GridColor プロパティの色が使用されます。詳細については、GridColorMode を参照してください。

カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。

  • RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。

  • 16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (#) で始まり、3 桁または 6 桁の 0 から F までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード '#FF8800''#ff8800''#F80'、および '#f80' は等価です。

あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。

色名省略名RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
'red''r'[1 0 0]'#FF0000'

'green''g'[0 1 0]'#00FF00'

'blue''b'[0 0 1]'#0000FF'

'cyan' 'c'[0 1 1]'#00FFFF'

'magenta''m'[1 0 1]'#FF00FF'

'yellow''y'[1 1 0]'#FFFF00'

'black''k'[0 0 0]'#000000'

'white''w'[1 1 1]'#FFFFFF'

'none'該当なし該当なし該当なし色なし

MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。

RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
[0 0.4470 0.7410]'#0072BD'

[0.8500 0.3250 0.0980]'#D95319'

[0.9290 0.6940 0.1250]'#EDB120'

[0.4940 0.1840 0.5560]'#7E2F8E'

[0.4660 0.6740 0.1880]'#77AC30'

[0.3010 0.7450 0.9330]'#4DBEEE'

[0.6350 0.0780 0.1840]'#A2142F'

たとえば、ax.ThetaColor = 'r' は色を赤に変更します。

r 軸の位置。スカラー角度値として指定します。MATLAB は値を ThetaAxisUnits プロパティで指定された単位で解釈します。

例: ax.RAxisLocation = 90;

r 軸の値が増加する方向。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'normal' — グラフの中心から外に向けて値が増加します。原点の半径は、RLim プロパティに格納された最小値 (通常は 0) に対応します。

  • 'reverse' — グラフの中心から外に向けて値が減少します。原点の半径は RLim プロパティに格納された最大値に対応します。

例: ax.RDir = 'reverse';

半径の範囲の下限と上限。[rmin rmax] の形式の 2 要素ベクトルとして指定します。ここで、rmaxrmin より大きい数値です。両方の限界値を指定することも、一方の限界値を指定して座標軸にもう一方を自動計算させることもできます。

  • 下限値を最小データ値に自動設定するには、最初の要素に -inf を指定します (例: [-inf 0])。

  • 上限値を最大データ値に自動設定するには、2 番目の要素に inf を指定します (例: [0 inf])。

または、関数 rlim を使用して範囲を設定します。

例: ax.RLim = [0 6];

半径の目盛り値。増加する値からなるベクトルとして指定します。半径の目盛り値は、円周ラインが現れる r 軸方向の位置です。半径の目盛りラベルは、各ラインの横に表示されるラベルです。RTickLabels プロパティを使用して、関連付けるラベルを指定します。

例: ax.RTick = [0 2 4 6];

あるいは、関数 rticks を使用して目盛り値を指定します。

r 軸のグリッド ライン、目盛り、目盛りラベルを含む r 軸の色。この値を RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名で指定します。

メモ

GridColor プロパティを指定した場合、グリッド ラインには代わりに GridColor プロパティの色が使用されます。詳細については、GridColorMode を参照してください。

カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。

  • RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。

  • 16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (#) で始まり、3 桁または 6 桁の 0 から F までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード '#FF8800''#ff8800''#F80'、および '#f80' は等価です。

あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。

色名省略名RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
'red''r'[1 0 0]'#FF0000'

'green''g'[0 1 0]'#00FF00'

'blue''b'[0 0 1]'#0000FF'

'cyan' 'c'[0 1 1]'#00FFFF'

'magenta''m'[1 0 1]'#FF00FF'

'yellow''y'[1 1 0]'#FFFF00'

'black''k'[0 0 0]'#000000'

'white''w'[1 1 1]'#FFFFFF'

'none'該当なし該当なし該当なし色なし

MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。

RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
[0 0.4470 0.7410]'#0072BD'

[0.8500 0.3250 0.0980]'#D95319'

[0.9290 0.6940 0.1250]'#EDB120'

[0.4940 0.1840 0.5560]'#7E2F8E'

[0.4660 0.6740 0.1880]'#77AC30'

[0.3010 0.7450 0.9330]'#4DBEEE'

[0.6350 0.0780 0.1840]'#A2142F'

たとえば、ax.RColor = 'r' は色を赤に変更します。

R2016a で導入