ドキュメンテーション

最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

polarplot

極座標にラインをプロット

構文

polarplot(theta,rho)
polarplot(theta,rho,LineSpec)
polarplot(theta1,rho1,...,thetaN,rhoN)
polarplot(theta1,rho1,LineSpec1,...,thetaN,rhoN,LineSpec1)
polarplot(rho)
polarplot(rho,LineSpec)
polarplot(Z)
polarplot(Z,LineSpec)
polarplot(___,Name,Value)
polarplot(pax,___)
p = polarplot(___)

説明

polarplot(theta,rho) は極座標にラインをプロットします。theta は角度をラジアン単位で示し、rho は各点の半径値を示します。入力は、同じ長さのベクトルまたは同じサイズの行列でなければなりません。入力が行列である場合、polarplotrho の列を theta の列に対してプロットします。また、ベクトルの長さが行列の 1 つの次元と同じ長さである場合、入力の一方がベクトルでもう一方が行列であってもかまいません。

polarplot(theta,rho,LineSpec) は、ラインのライン スタイル、マーカー記号および色を設定します。

polarplot(theta1,rho1,...,thetaN,rhoN) は複数の rho,theta ペアをプロットします。

polarplot(theta1,rho1,LineSpec1,...,thetaN,rhoN,LineSpec1) は、各ラインのライン スタイル、マーカー記号および色を指定します。

polarplot(rho) は 0 ~ 2π に等間隔の角度で rho の半径値をプロットします。

polarplot(rho,LineSpec) は、ラインのライン スタイル、マーカー記号および色を設定します。

polarplot(Z)Z に複素数値をプロットします。

polarplot(Z,LineSpec) は、ラインのライン スタイル、マーカー記号および色を設定します。

polarplot(___,Name,Value) は 1 つ以上の Name,Value ペア引数を使用してチャート ラインのプロパティを指定します。このプロパティの設定はすべてのラインに適用されます。Name,Value ペアを使用して、異なるラインに異なるプロパティ値を指定することはできません。

polarplot(pax,___) は、現在の座標軸の代わりに pax で指定される PolarAxes オブジェクトを使用します。

p = polarplot(___) は 1 つ以上の chart line オブジェクトを返します。作成後に特定の chart line オブジェクトのプロパティを変更するには p を使用します。プロパティの一覧については、Line のプロパティ を参照してください。

すべて折りたたむ

ラインを極座標にプロットします。

theta = 0:0.01:2*pi;
rho = sin(2*theta).*cos(2*theta);
polarplot(theta,rho)

プロットするデータを作成します。

theta = linspace(0,360,50);
rho = 0.005*theta/10;

theta の値を度数値からラジアン値に変換します。次に、データを極座標にプロットします。

theta_radians = deg2rad(theta);
polarplot(theta_radians,rho)

極座標に 2 本のラインをプロットします。2 番目のラインには破線を使用します。

theta = linspace(0,6*pi);
rho1 = theta/10;
polarplot(theta,rho1)

rho2 = theta/12;
hold on
polarplot(theta,rho2,'--')
hold off

角度値を指定せずに、半径値のみを指定します。polarplot は、0 ~ の等間隔に配置された角度で半径値をプロットします。各データ点に円マーカーを表示します。

rho = 10:5:70;
polarplot(rho,'-o')

負の半径値を使用して、極座標プロットを作成します。polarplot は既定で負の値を、原点を中心とする点対称の位置に表します。

theta = linspace(0,2*pi);
rho = sin(theta);
polarplot(theta,rho)

範囲が -1 から 1 までになるように r 軸の範囲を変更します。

rlim([-1 1])

赤のラインと円形マーカーを使用して、極座標プロットを作成します。

theta = linspace(0,2*pi,25);
rho = 2*theta;
polarplot(theta,rho,'r-o')

極座標プロットを作成して、chart line オブジェクトを返します。

theta = linspace(0,2*pi,25);
rho = 2*theta;
p = polarplot(theta,rho);

ラインの色と幅を変更し、マーカーを追加します。

p.Color = 'magenta';
p.Marker = 'square';
p.MarkerSize = 8;

極座標に複素数値をプロットします。点を連結するラインではなく、点ごとにマーカーを表示します。

Z = [2+3i 2 -1+4i 3-4i 5+2i -4-2i -2+3i -2 -3i 3i-2i];
polarplot(Z,'*')

入力引数

すべて折りたたむ

角度の値。ベクトルまたは行列として指定します。値をラジアン単位で指定します。データを度数値からラジアン値に変換するには deg2rad を使用します。

theta 軸の範囲を変更するには thetalim を使用します。

例: [0 pi/2 pi 3*pi/2 2*pi]

半径の値。ベクトルまたは行列として指定します。既定では、負の値は 0 を中心とする点対称の位置に表されます。負の値の点は、半径の絶対値をとり、その角度に 180 度を加えた位置に表されます。

r 軸の範囲を変更するには rlim を使用します。

例: [1 2 3 4 5]

複素数値。各要素が rho*ei*theta または x+iy の形式であるベクトルまたは行列として指定します。ここで以下が成り立ちます。

  • rho = sqrt(x^2+y^2)

  • theta = atan(y/x)

例: [1+2i 3+4i 3i]

ラインの仕様。ライン スタイル、マーカーおよび色の指定子を含む文字ベクトルまたは string として指定します。要素は任意の順序で指定でき、1 つ以上のオプションを省略できます。ライン スタイルを省略してマーカーを指定した場合、プロットはラインなしでマーカーのみを表示します。

例: '--or' は丸いマーカーをもった赤い破線

指定子ライン スタイル
-実線 (既定の設定)
--破線
:点線
-.一点鎖線
指定子マーカー
o
+プラス記号
*アスタリスク
.
x十字
s正方形
d菱形
^上向き三角形
v下向き三角形
>右向き三角形
<左向き三角形
p星形五角形
h星形六角形
指定子

y

m

マゼンタ

c

シアン

r

g

b

w

k

PolarAxes オブジェクト。プロパティを設定することで PolarAxes オブジェクトの外観と動作を変更できます。プロパティの一覧については、PolarAxes のプロパティ を参照してください。

名前と値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: 'LineWidth',3

Name,Value ペアの設定はプロットされるすべてのラインに適用されます。この構文を使用して、各ラインに異なる Name,Value ペアを指定することはできません。代わりに、chart line オブジェクトを返し、ドット表記を使用して各ラインのプロパティを設定します。

ここでは、プロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、Line のプロパティ を参照してください。

ラインの色。RGB 3 成分、または表にリストされている色のオプションのいずれかとして指定します。

カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分を指定します。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、色の完全名および省略名のオプションと、等価の RGB 3 成分の値を示します。

オプション説明等価の RGB 3 成分
'red' または 'r'[1 0 0]
'green' または 'g'[0 1 0]
'blue' または 'b'[0 0 1]
'yellow' または 'y'[1 1 0]
'magenta' または 'm'マゼンタ[1 0 1]
'cyan' または 'c'シアン[0 1 1]
'white' または 'w'[1 1 1]
'black' または 'k'[0 0 0]
'none'色なし該当なし

ライン スタイル。次の表にリストされたオプションのいずれかとして指定します。

ライン スタイル説明結果として得られる線
'-'実線

'--'破線

':'点線

'-.'一点鎖線

'none'ラインなしラインなし

ライン幅。ポイント単位の正の値として指定します。ラインがマーカーをもつ場合、ライン幅はマーカー エッジにも影響します。

例: 0.75

マーカー記号。次の表のマーカーのいずれかとして指定します。既定では、チャート ラインにマーカーはありません。マーカー記号を指定することで、ライン上の各データ点にマーカーが追加されます。

説明
'o'
'+'プラス記号
'*'アスタリスク
'.'
'x'十字
'square' または 's'正方形
'diamond' または 'd'菱形
'^'上向き三角形
'v'下向き三角形
'>'右向き三角形
'<'左向き三角形
'pentagram' または 'p'星形五角形
'hexagram' または 'h'星形六角形
'none'マーカーなし

マーカー サイズ。ポイント単位の正の値として指定します。

例: 10

マーカーの塗りつぶし色。'auto'、RGB 3 成分、または表にリストされている色のオプションのいずれかとして指定します。'auto' 値は、座標軸の Color プロパティと同じ色を使用します。

カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分を指定します。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、色の完全名および省略名のオプションと、等価の RGB 3 成分の値を示します。

オプション説明等価の RGB 3 成分
'red' または 'r'[1 0 0]
'green' または 'g'[0 1 0]
'blue' または 'b'[0 0 1]
'yellow' または 'y'[1 1 0]
'magenta' または 'm'マゼンタ[1 0 1]
'cyan' または 'c'シアン[0 1 1]
'white' または 'w'[1 1 1]
'black' または 'k'[0 0 0]
'none'色なし該当なし

例: [0.3 0.2 0.1]

例: 'green'

ヒント

  • データを度数値からラジアン値に変換するには deg2rad を使用します。データをラジアン値から度数値に変換するには rad2deg を使用します。

  • 極座標軸のプロパティを変更してグラフをカスタマイズできます。プロパティの一覧については、PolarAxes のプロパティ を参照してください。

  • 極座標軸に追加のデータをプロットするには、hold on コマンドを使用します。ただし、直交座標軸を必要とするデータを極座標グラフにプロットすることはできません。

R2016a で導入