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振幅変調の例
以下の例では、振幅変調 (AM) の手法を示します。
シンボル エラー レートの計算
この例では、ランダムなデジタル信号を生成して変調し、ノイズを付加し、ノイズを含む信号を復調し、そのシンボル エラー レートを計算します。次に、ノイズを含む変調データをコンスタレーション ダイアグラムにプロットします。ランダムな入力データによって、数値結果とプロットが異なる場合があります。
ランダムなデジタル メッセージとコンスタレーション ダイアグラム System object™ を作成します。
M = 16; % Alphabet size, 16-QAM x = randi([0 M-1],5000,1); cdpts = qammod(0:M-1,M); constDiag = comm.ConstellationDiagram( ... ReferenceConstellation=cdpts, ... XLimits=[-4 4], ... YLimits=[-4 4]);
16-QAM 変調を適用し、AWGN チャネルを通して信号を送信します。
y = qammod(x,M);
ynoisy = awgn(y,15,'measured');
ノイズを含むデータ ynoisy
を復調してメッセージを復元し、シンボル エラー レートをチェックします。
z = qamdemod(ynoisy,M); [num,errrate] = symerr(x,z)
num = 73
errrate = 0.0146
ノイズを含むデータをコンスタレーション ダイアグラムにプロットします。信号の基準コンスタレーションには 16 個の正確な位置の点がありますが、送信信号にノイズが付加されているため、散布図では各基準コンスタレーション点の周囲に点の小さなクラスターが散らばっています。
constDiag(ynoisy)
Simulink でのノイズを含む 16-QAM コンスタレーションのプロット
doc_qam_mod
モデルはRectangular QAM Modulator Basebandブロックを使用してランダム データを変調し、AWGN Channelブロックを使用して信号にノイズを適用します。ノイズを含むチャネルを経由してシンボルを渡した後、モデルはConstellation Diagramブロックを使用して、ノイズを含むデータのコンスタレーション ダイアグラムを生成します。ノイズ レベルを増やすと、コンスタレーション点の信号歪みが増加します。
Random Integer Generatorブロックは、16-QAM を適用するように構成された変調器の範囲 [0,15] の整数を生成します。変調信号が AWGN チャネル経由で渡され、結果のシンボルがコンスタレーション ダイアグラムに表示されます。
AWGN チャネルで Eb/N0 を 20 dB に設定してモデルを実行します。
Eb/No を 20 dB から 10 dB に変更します。ノイズの増加を観察します。
参考
関数
modnorm
|rcosdesign
|genqammod
|genqamdemod
|pammod
|pamdemod
|qammod
|qamdemod
オブジェクト
comm.RaisedCosineTransmitFilter
|comm.RaisedCosineReceiveFilter
|comm.GeneralQAMModulator
|comm.GeneralQAMDemodulator
ブロック
- Raised Cosine Transmit Filter | Raised Cosine Receive Filter | General QAM Modulator Baseband | General QAM Demodulator Baseband | M-PAM Modulator Baseband | M-PAM Demodulator Baseband | Rectangular QAM Modulator Baseband | Rectangular QAM Demodulator Baseband