plotDiagnostics
線形回帰モデルの観測値の診断情報をプロット
構文
説明
plotDiagnostics
は、影響力が大きい観測値および外れ値を識別するための、観測値の診断情報 (てこ比、クックの距離、1 標本を取り除いたときの統計量 (Delete-1 統計量) など) のプロットを作成します。
plotDiagnostics(___,
では、前の構文におけるいずれかの入力引数の組み合わせに加えて、1 つ以上の名前と値の引数を使用して追加のオプションを指定します。たとえば、データ点のマーカー記号やサイズを指定できます。Name,Value
)
は、プロット内のラインまたは等高線のグラフィックス オブジェクトを返します。プロットの作成後に特定のラインまたは等高線のプロパティを修正するには、h
= plotDiagnostics(___)h
を使用します。プロパティの一覧については、Line のプロパティ および Contour のプロパティ を参照してください。
例
入力引数
出力引数
詳細
ヒント
データ カーソルを使用すると、選択したプロットの点の値がデータ ヒント (データ点の横にある小さいテキスト ボックス) に表示されます。データ ヒントには、選択した点の x 軸および y 軸の値と、観測値の名前または番号が含まれます。
事前設定済みの凡例を表示するには、
legend('show')
を使用します。
代替機能
LinearModel
オブジェクトには、複数のプロット関数が用意されています。モデルを作成するときに、予測子変数の追加または削除による効果を理解するには、
plotAdded
を使用します。モデルを検証するときに、問題があるデータを探し、各観測値の効果を理解するには、
plotDiagnostics
を使用します。また、モデルの残差を分析するには、plotResiduals
を使用します。モデルを当てはめた後で、特定の予測子の効果を理解するには、
plotAdjustedResponse
、plotPartialDependence
およびplotEffects
を使用します。2 つの予測子の間の交互作用効果を理解するには、plotInteraction
を使用します。また、予測曲面を通るスライスをプロットするには、plotSlice
を使用します。
参照
[1] Neter, J., M. H. Kutner, C. J. Nachtsheim, and W. Wasserman. Applied Linear Statistical Models, Fourth Edition. Chicago: McGraw-Hill Irwin, 1996.