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Simulink の単位
Simulink® 信号の単位指定関数と単位変換関数
Simulink では、モデル コンポーネントの境界で信号に属性として物理単位を指定することができます。信号単位を指定、制御、可視化することで、モデルのさまざまなコンポーネント間で計算の整合性を確保できます。たとえば、整合性チェックのレベルが高くなると、別々に開発された多くのコンポーネントを、大規模で包括的なシステム モデルに統合するのに便利な場合もあります。単位の使用を開始するには、Simulink モデルでの単位の指定を参照してください。
ブロック
Inport | サブシステムの入力端子、または外部入力を作成 |
Outport | サブシステムの出力端子または外部出力を作成 |
Signal Specification | 信号の必要な次元、サンプル時間、データ型、数値タイプ、および属性を指定 |
Unit System Configuration | 指定済みの許可された単位系への単位の制限 |
Unit Conversion | 単位の変換 |
関数
createCustomDBFromExcel | Microsoft Excel スプレッドシートからのカスタム単位データベース ファイルの作成 |
rehashUnitDBs | MATLAB パス上の単位データベース ファイルの更新 |
showunitslist | Simulink でサポートされる組み込み単位、物理量、単位系を表示 |
トピック
- Simulink モデルでの単位の指定
モデル コンポーネントの境界で信号に属性として物理単位を指定します。
- 単位の表示
端子と信号ラベルを動的に更新して、単位に加えた変更を表示します。
- 既存のモデルを更新して単位を使用
燃料制御システムの例を使用して、単位を使用するように既存のモデルを更新する方法を学習します。
- 単位の整合性チェックと伝播
コンポーネント間の単位の整合性をチェックします。
- 単位の変換
既知の数学的な関係をもつ不一致を検出した場合に、端子間で単位を変換できるように Simulink を構成します。
- カスタム単位データベースの取り扱い
Excel® スプレッドシートからカスタム単位データべースを作成および読み込みます。
トラブルシューティング
モデル アドバイザー チェックを使用して、単位の設定に関する一般的な問題をトラブルシューティングします。