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Unit Conversion

  • Unit Conversion block

ライブラリ:
Simulink / Signal Attributes

説明

Unit Conversion ブロックは入力信号の単位を出力信号に変換します。ブロックは、次のように単位がスケーリング ファクターまたはオフセットで区切られている場合や、逆数の単位の場合に変換を実行できます。

  • y=a*U

  • y=a*U+b (a はスケールで b はオフセット)

  • y=a/U

このブロックは、ノーマル モード、アクセラレータ モードおよびラピッド アクセラレータ モードと高速リスタートをサポートします。

端子

入力

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入力信号。スカラー、ベクトル、行列または N 次元配列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fixed point

出力

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入力信号と同じ次元を使用して変換された単位をもつ出力信号。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fixed point

パラメーター

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出力データ型を指定します。

  • 継承:内部ルールによる継承 — Simulink® は、組み込みターゲット ハードウェアのプロパティを考慮しつつ、数値の精度、パフォーマンス、生成コードのサイズのバランスが取れるように、中間データ型と出力データ型を選択します。組み込みターゲット ハードウェアの設定を変更すると、内部ルールにより選択されるデータ型が変更される可能性があります。

  • 継承:逆伝播による継承 — 出力データ型は逆伝播を介して継承されます。継承ルールによって中間データ型が決定され、Simulink は最終的な結果を出力データ型にキャストします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: OutDataTypeStr
型: 文字ベクトル
値: 'Inherit via internal rule' | 'Inherit via back propagation'
既定の設定: 'Inherit via internal rule'

ブロックの特性

データ型

double | fixed point | integer | single

直達

はい

多次元信号

はい

可変サイズの信号

はい

ゼロクロッシング検出

いいえ

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2016a で導入