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Excel アドイン
Windows® システムで MATLAB® 関数から Microsoft® Excel® アドインを作成
MATLAB Compiler™ では、Microsoft Excel で使用するためのアドインとして MATLAB プログラムをパッケージ化できます。Excel アドインを使用すると、ユーザーはスプレッドシート データの操作や MATLAB Figure の表示を行ったり、ダイアログ ボックスを開いたりできます。
Excel アドインをデプロイするには、ターゲット マシンにアドインと MATLAB Runtime をインストールします。インストールすると、次のことが可能です。
Excel のカスタム関数の形式でアドイン関数を直接呼び出す。例については、複数の MATLAB 関数の Excel クラスへの割り当てを参照してください。
Function Wizard を使用して、アドイン関数を Excel マクロに統合する。マクロを使用すると、入力セルと出力セルの指定、複数の出力の処理、および追加の実行時オプションの設定ができます。Function Wizard の使用例については、複数の MATLAB 関数を使用するマクロの作成を参照してください。
Visual Basic® for Applications (VBA) のカスタム コードを使用して、アドイン関数を Excel マクロに統合する。VBA プログラミング手法については、VBA を使用したコンポーネントの統合を参照してください。
アプリ
ライブラリ コンパイラ | 共有ライブラリおよびコンポーネントとしてデプロイする MATLAB プログラムのパッケージ化 |
関数
compiler.build.excelAddIn | Microsoft Excel アドインの作成 (R2021a 以降) |
compiler.build.ExcelAddInOptions | Excel アドインのビルドのオプション (R2021a 以降) |
compiler.package.installer | MATLAB Compiler によって生成されたファイル用のインストーラーの作成 (R2020a 以降) |
compiler.package.InstallerOptions | MATLAB Compiler パッケージ インストーラーの作成オプション (R2020a 以降) |
トピック
要件とハイライト
- MATLAB Compiler での Excel ターゲットの要件と制限
MATLAB Compiler を使用して Excel アドインを作成する前に実行しなければならないタスクを確認する。 - アドインの配布および Microsoft Excel への統合
アドインをデプロイするには、アドインとユーティリティ ライブラリを登録してから、アドインをインストールする。 - Excel アドインのコンパイルの仕組み
MATLAB Compiler が Excel アドインとどのように連携するかの概要。
アドインの作成と統合
- MATLAB からの Excel アドインの作成
カスタム関数を含むアドインを作成し、Excel ワークブックでテストする。 - Create Microsoft Excel Add-in from MATLAB Function Using Library Compiler App
Try an example on creating an Excel Add-in using the Library Compiler app. - アドインの配布および Microsoft Excel への統合
アドインをデプロイするには、アドインとユーティリティ ライブラリを登録してから、アドインをインストールする。
Excel でのカスタム関数の使用
- 複数の MATLAB 関数の Excel クラスへの割り当て
複数の関数を含む Excel アドインを作成し、Excel 内からカスタム関数を呼び出す。
Function Wizard を使用したマクロの作成
- 複数の MATLAB 関数を使用するマクロの作成
Function Wizard を使用して、可変長入力と可変長出力をもつ MATLAB 関数を使用するマクロを作成する。 - グラフィカル関数を含むマクロの作成
Function Wizard を使用して、グラフィカル出力とダイアログ ボックスを表示するマクロを作成する。 - Function Wizard のインストールと使用
Function Wizard アドインをインストールし、コンパイル済みの MATLAB 関数を使用してマクロを作成する。
VBA を使用したマクロの作成
- Visual Basic フォーム コントロールを使用したユーザー インターフェイスの実装
VBA フォーム コントロールを使用して、カスタム ユーザー インターフェイスをもつスペクトル解析アプリケーションを作成する。 - VBA を使用したコンポーネントの統合
デプロイ可能な Excel コンポーネントを Microsoft Visual Basic アプリケーションに統合するためのプログラミング手法を適用する。
データ交換の管理
- ユーティリティ クラスの参照
VBA プログラミング環境での MWComUtil ライブラリの参照。 - データ変換ルール
MATLAB と Microsoft COM バリアント間のデータ変換プロセスについて学習する。 - 配列形式フラグ
データ形式を制御するフラグを参照する。 - データ変換フラグ
データ変換を制御するフラグを参照する。
トラブルシューティング
- エラーと解決策
MATLAB Compiler の使用中に発生する可能性のあるエラー、これらのエラーについて考えられる原因、および推奨される解決策を確認します。 - デプロイ製品に関する用語
デプロイ製品に関する用語の説明を参照する。