ワークスペース変数と MAT ファイル
MATLAB® ワークスペースのデータの管理
ワークスペースは、MATLAB で作成した変数、またはデータ ファイルや他のプログラムからインポートした変数を格納します。ワークスペースの内容は、[ワークスペース] パネルまたはコマンド ウィンドウで表示および編集できます。詳細については、変数の作成と編集を参照してください。
ワークスペース変数は MATLAB の終了後は保持されません。複数のセッション間でデータを使用するには、MAT ファイルと呼ばれる .mat
拡張子の圧縮ファイルに保存します。MAT ファイルを MATLAB に再度読み込むことで、保存されたデータを復元できます。詳細については、ワークスペース変数の保存と読み込みを参照してください。
ツール
[ワークスペース] パネル | Interactively manage workspace contents |
変数エディター | Interactively view, edit, and analyze workspace variables |
インポート ツール | ファイルからデータをインポート |
ライブ エディター タスク
データのインポート | ライブ エディターでファイルからデータをインポート (R2023a 以降) |
関数
トピック
- 変数の作成と編集
コマンド ウィンドウ、[ワークスペース] パネル、および変数エディターを使用して、MATLAB ワークスペースで変数を作成、編集、およびコピーする。
- ワークスペース変数の保存と読み込み
現在のワークスペースの変数のうち一部または全部を保存し、後ほど、現在の MATLAB セッション中または別のセッション中にその変数を再度読み込みます。
- ワークスペースと変数の設定の変更
[ワークスペース] パネルと変数エディターの設定を行う。
- MAT ファイルのバージョン
MAT ファイルには複数のバージョンがあり、MAT ファイル Version 4 以降、サポートされる機能が増えています。
- MAT ファイルの比較とマージ
2 つの MAT ファイル間の変更を表示し、マージする。
トラブルシューティング
MAT ファイルからデータを読み込む関数があり、MATLAB で期待どおりの結果が返されない場合、MAT ファイルのいずれかの変数の名前が MATLAB 関数と同じになっていないか確認してください。