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データのインポート
説明
[データのインポート] タスクでは、MAT、テキスト、スプレッドシート、イメージ、オーディオ、およびビデオ ファイルを対話的にインポートできます。このタスクは、ライブ スクリプト用の MATLAB® コードを自動生成します。

タスクを開く
[データのインポート] タスクを MATLAB エディターでライブ スクリプトに追加するには、以下を行います。
[ライブ エディター] タブで、[タスク]、[データのインポート] を選択します。
スクリプトのコード ブロック内に、
import
、read
、load
などの関連キーワードを入力します。コマンドの補完候補からImport Data
を選択します。
例
単一のファイルからのインポート
イメージ ファイルからデータを対話的にインポートします。
ライブ エディターで [データのインポート] タスクを開きます。ソース ファイルを選択し、[結果の表示] セクションで [インポートされたデータ] オプションを選択してイメージを表示します。タスクにより、イメージ データがワークスペース内の変数に保存されます。変数名はソース ファイルの名前に基づきます。
このタスクが生成するコードを表示するには、タスク パラメーター エリアの下部にある をクリックしてタスク表示を拡張します。
% Import image cloudCombined = imread("<path_to_file>\cloudCombined.jpg"); % Display results imshow(cloudCombined); title("Image Data From cloudCombined.jpg");
生成されたコードを使用した多数のファイルからのインポート
再利用可能な MATLAB コードを対話的に生成し、Microsoft® Excel® スプレッドシートをワークスペースにインポートします。スプレッドシートには、マサチューセッツ州ボストンの 2021 年 1 月の気象データが含まれています。生成されたコードをテンプレートとして使用して、2021 年の 12 か月すべてのスプレッドシートをプログラムによってインポートします。
ライブ エディターで [データのインポート] タスクを開きます。[ファイル] フィールドに、最初のスプレッドシート 01_weather.xlsx
のファイル名を入力します。
このタスクが生成するコードを表示するには、タスク パラメーター エリアの下部にある をクリックしてタスク表示を拡張します。
% Set up the Import Options and import the data opts = spreadsheetImportOptions("NumVariables", 12); % Specify sheet and range opts.Sheet = "3179575"; opts.DataRange = "A2:L32"; % Specify column names and types opts.VariableNames = ["STATION", "NAME", "LATITUDE", "LONGITUDE", "ELEVATION", "DATE", "AWND", "PRCP", "SNOW", "TAVG", "TMAX", "TMIN"]; opts.VariableTypes = ["categorical", "categorical", "double", "double", "double", "datetime", "double", "double", "double", "double", "double", "double"]; % Specify variable properties opts = setvaropts(opts, ["STATION", "NAME"], "EmptyFieldRule", "auto"); % Import the data x01_weather = readtable("<path_to_file>\01_weather.xlsx", opts, "UseExcel", false); % Clear temporary variables clear opts
生成されたコードはステップに分割され、コメントを付けてドキュメント化されます。以下の変更を行い、12 か月すべてのスプレッドシートをインポートするプロセスを自動化します。
月ごとの各スプレッドシートからデータを追加できる
yearWeather
table を作成します。各月を表す string を含む
namePrefixes
ベクトルを作成します。namePrefixes
を使用してファイル名のベクトルを作成します。12 個のファイル名の規則的なパターンを使用します。月ごとの日数に基づくデータ範囲のベクトルを作成します。生成されたコードでは、範囲は列 A ~ L、行 2 ~ 32 (1 月の日数より 1 多い) にわたります。
for
ループと作成した変数を使用して、すべてのファイルをインポートしてyearWeather
に追加します。
% Changes #1 and #2: Create variables yearWeather = table(); namePrefixes = ["01" "02" "03" "04" "05" "06" "07" "08" "09" ... "10" "11" "12"]; % Set up the Import Options and sheet opts = spreadsheetImportOptions("NumVariables", 12); opts.Sheet = "3179575"; % Specify column names and types opts.VariableNames = ["STATION", "NAME", "LATITUDE", "LONGITUDE", ... "ELEVATION", "DATE", "AWND", "PRCP", "SNOW", ... "TAVG", "TMAX", "TMIN"]; opts.VariableTypes = ["categorical", "categorical", "double", ... "double", "double", "datetime", "double", ... "double", "double", "double", "double", "double"]; % Specify variable properties opts = setvaropts(opts, ["STATION", "NAME"], "EmptyFieldRule", "auto"); % Changes #3 and #4: Create vectors of filenames and data ranges fileNames = namePrefixes + "_weather.xlsx"; dataRanges = "A2:L"+string(day(datetime(2021,1,31)+calmonths(0:11))+1); % Change #5: Import all files and append them in yearWeather for i = 1:length(namePrefixes) fileName = fileNames(i); opts.DataRange = dataRanges(i); monthWeather = readtable(fileName, opts, "UseExcel", false); yearWeather = [yearWeather; monthWeather]; end % Clear temporary variables clear opts
インポートしたデータを使用して、ボストンにおける 2021 年の毎日の低温と高温をプロットします。
plot(yearWeather.DATE,[yearWeather.TMIN yearWeather.TMAX]) hold on xlabel("Date") ylabel("Temperature (℉)") legend("Low Temperature","High Temperature",location="Northwest")
関連する例
パラメーター
ファイル
— インポートするファイルへのパス
既定値なし
パスを入力するか、[参照] ボタンを使用できます。インポートするように選択したファイルのタイプにより、そのタスクで選択できる他のパラメーターが決まります。
シート
— インポートするスプレッドシート ファイルのシート
シート
スプレッドシート ファイルをインポートする場合、インポートするシートを選択します。
型
— インポート データの MATLAB データ型
Table
(既定値) | Timetable
| Column vectors
| Numeric array
| String array
| Cell array
テキスト ファイルまたはスプレッドシートをインポートする場合、インポート データの MATLAB データ型を選択できます。
Table
— データは MATLAB table としてインポートされます。データの各列が table の変数で、データの各行が table の行です。table の変数名はデータの列ヘッダーから取得されます。Timetable
— データは MATLAB timetable としてインポートされます。データの 1 列目の型がdatetime
またはduration
でない場合は、duration
値の新しい 1 列目が 0 秒から始まる table の最初に追加され、データの行ごとに 1 秒ずつインクリメントします。Column vectors
— データは MATLAB 列ベクトルとしてインポートされます。データの各列が列ベクトルになり、各列ベクトル変数の名前はデータの対応する列のヘッダーから取得されます。Numeric array
— データは数値行列としてインポートされます。String array
— データは string 行列としてインポートされます。Cell array
— データは cell 行列としてインポートされます。
インポート オプションを返す
— インポート オプションを保持するかどうか
on
(既定値) | off
このオプションを選択すると、タスクは既定で opts
という名前の変数にインポート オプションを保持します。このオプションを選択しない場合、変数 opts
はインポートの完了後にクリアされます。このパラメーターは、テキスト ファイルまたはスプレッドシートをインポートする場合に使用できます。
インポートされたデータ
— データを出力として表示するかどうか
on
(既定値) | off
このオプションを選択すると、インポートされたデータがライブ エディター タスクの出力として表示されます。
インポート オプションの表示
— インポート オプションを表示するかどうか
on
(既定値) | off
このオプションを選択すると、インポート オプションがライブ エディター タスクの出力として表示されます。このオプションを選択しない場合、オプションは表示されません。このパラメーターは、テキスト ファイルまたはスプレッドシートをインポートする場合に使用できます。
バージョン履歴
R2023a で導入
MATLAB コマンド
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コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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