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ncreadatt

netCDF データ ソースから属性を読み取る

    説明

    attvalue = ncreadatt(source,location,attname) は、source 内の location で指定されたグループまたは変数から netCDF 属性 attname を読み取ります。返される属性の値は、attname の NetCDF データ型に最良に適合する MATLAB® データ型の値です。MATLAB による最良の適合の判別方法の詳細については、NetCDF から MATLAB データ型への変換を参照してください。

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    netCDF ファイル example.nc のグローバル属性 creation_date を読み取ります。

    creationDate = ncreadatt("example.nc","/","creation_date")
    creationDate = 
    '29-Mar-2010'
    

    temperature 変数に関連付けられている scale_factor 属性を読み取ります。

    scaleFactor = ncreadatt("example.nc","temperature","scale_factor")
    scaleFactor = 
    1.8000
    

    /grid2 グループに関連付けられている description 属性を読み取ります。グループ属性は netcdf4 形式のファイルからのみ読み取ることができます。

    groupDescription = ncreadatt("example.nc","/grid2","description")
    groupDescription = 
    'This is another group attribute.'
    

    入力引数

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    netCDF データ ソースの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。引数 source には、次の値のいずれかを指定できます。

    • ローカルの netCDF ソースのパス

    • リモートの OPeNDAP netCDF データ ソースの OPeNDAP URL

    • リモートの netCDF ソースの HTTP URL。その URL の末尾に #mode=bytes を付け加えてバイト範囲読み取りを有効にする

      メモ

      バイト範囲読み取りは、リモート ソースから読み取る他の方法よりも遅くなります。バイト範囲読み取りの詳細については、netCDF のドキュメンテーションを参照してください。

    例: "myNetCDFfile.nc"

    例: "http://host_name/netcdf_filename#mode=bytes"

    netCDF データ ソース内の変数またはグループの場所。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。グローバル属性を読み取るには、location"/" (スラッシュ) に設定します。

    例: "myVar"

    例: "/myGrp/mySubGrp/myNestedVar"

    例: "myGrp"

    例: "/myGrp/mySubGrp"

    読み取る属性の名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

    例: "myAttribute"

    詳細

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    ヒント

    • ncreadatt 関数は、ベクトルである属性を行ベクトルとして返します。

    バージョン履歴

    R2011a で導入

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