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h5readatt

HDF5 ファイルからの属性の読み取り

説明

attval = h5readatt(filename,loc,attr) は、HDF5 ファイルの指定された場所から指定された属性の値を取得します。

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HDF5 ファイル example.h5 のルート グループから属性 attr2 を読み取ります。

val = h5readatt('example.h5','/','attr2')
val = 2x2 int32 matrix

   0   2
   1   3

HDF5 ファイル example.h5 内のデータセット lon から属性 units を読み取ります。

val = h5readatt('example.h5','/g4/lon','units')
val = 
'degrees_east'

入力引数

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既存の HDF5 ファイルのファイル名。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

ファイルの場所に応じて、filename は次の形式のいずれかをとります。

場所

形式

現在のフォルダー

ファイル名を filename で指定します。

例: "myFile.h5"

その他のフォルダー

ファイルが現在のフォルダーまたは MATLAB® パス上のフォルダーにない場合は、filename に絶対パスまたは相対パスを指定します。

例: "C:\myFolder\myFile.h5"

例: "myFolder\myFile.h5"

リモートの場所

リモートの場所に保存されたファイルの場合、filename は次の形式の Uniform Resource Locator (URL) として指定されたファイルの絶対パスを含まなければなりません。

scheme_name://path_to_file/filename

リモートの場所に基づいて、scheme_name には次の表の値のいずれかを指定できます。

リモートの場所scheme_name
Amazon S3™s3
Windows Azure® Blob Storagewasb, wasbs
HDFS™hdfs

詳細については、リモート データの操作を参照してください。

例: "s3://myBucket/myFolder/myFile.h5"

  • ファイルが Family ドライバーを使用して複数の物理ファイルで構成されている場合は、書式指定子を使用して filename を指定します。たとえば、family0.h5family1.h5 の 2 つのファイルを含む Family ドライバーを使用するには、filename"family%d.h5" と指定します。

  • ファイルが Multi ドライバーまたは Split ドライバーを使用して複数の物理ファイルで構成されている場合は、物理ファイルの名前の先頭にある接頭辞を filename として指定します。たとえば、multi-b.h5multi-g.h5multi-l.h5multi-o.h5multi-r.h5、および multi-s.h5 の 6 つのファイルを含む Multi ドライバーを使用するには、filename"multi" と指定します。

ファイル内の位置。属性が属している既存のグループまたはデータセットの絶対パスが含まれる文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ファイルのルート グループから属性を読み取るには、場所として '/' を指定します。

属性名。グループまたはデータセットに属している属性の名前が含まれる文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

バージョン履歴

R2011a で導入

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