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who

ワークスペース内の変数のリスト

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構文

who
who -file filename
who global
who ___ var1 ... varN
who ___ -regexp expr1 ... exprN
C = who(___)

説明

例

who は、現在アクティブなワークスペースのすべての変数名をアルファベット順に一覧表示します。

例

who -file filename は、指定された MAT ファイル内の変数名を一覧表示します。

who global は、グローバル ワークスペースの変数名を一覧表示します。

例

who ___ var1 ... varN は、指定された変数のみを一覧表示します。この構文は、前述の構文における任意の引数と共に使用します。

例

who ___ -regexp expr1 ... exprN は、指定された正規表現に一致する変数のみを一覧表示します。

例

C = who(___) は、cell 配列 C に変数名を格納します。

メモ

出力引数がある場合は、who の関数形式を使用しなければなりません。

例

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ライブ スクリプトを開く

現在のワークスペースにあり文字 a で始まる変数名を一覧表示します。

who a*

現在のワークスペースにあり ion で終わる変数名を表示します。

who -regexp ion$
ライブ スクリプトを開く

サンプル MAT ファイル durer.mat に保存されている変数名を一覧表示します。 

who -file durer.mat
Your variables are:

X        caption  map
ライブ スクリプトを開く

durer.mat 内の変数名のリストを cell 配列 C に格納します。 

C = who('-file','durer.mat');

C の内容を表示します。 

for k=1:length(C)
   disp(C{k})
end
X
caption
map

入れ子関数で一時停止しているときに現在のワークスペースにあるすべての変数名を一覧表示します。

次のステートメントを含むファイル who_demo.m を作成します。

function who_demo
date_time = datestr(now,'dd-mmm-yyyy');
 
date_time_array = strsplit(date_time,{'-',''});
get_date(date_time_array);

   function get_date(d)
      day = d{1};  %#ok<*NASGU>
      mon = d{2}; 
      year = d{3}; 
      keyboard
   end

end
K>>

who_demo を実行します。MATLAB® は keyboard コマンドの行で一時停止します。

who_demo

関数 who を呼び出します。MATLAB は入れ子関数 get_date 内にある変数名と、その入れ子関数を含むすべての関数内にある変数名を表示します。

K>> who
Your variables are:

d                mon              date_time        
day              year             date_time_array

入力引数

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表示する変数。1 つ以上の文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。パターンを一致させるには、ワイルドカード '*' を使用します。たとえば who A* S* は、ワークスペースにあり A または S で始まる変数名をすべて一覧表示します。

表示する変数を定義する正規表現。1 つ以上の文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。たとえば who -regexp ^Mon ^Tues は、ワークスペースにあり Mon または Tues で始まる変数名のみを一覧表示します。正規表現の作成の詳細については、正規表現を参照してください。

MAT ファイルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ファイル名には絶対パス、相対パスまたは部分パスを含めることができます。たとえば who -file myFile.mat は、myFile.mat という名前の MAT ファイル内のすべての変数名を一覧表示します。

データ型: char | string

出力引数

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変数のリスト。文字ベクトルの cell 配列として指定します。

代替方法

  • ワークスペースの変数を表示するには、ワークスペース ブラウザーを使用します。MAT ファイルの内容を表示するには、現在のフォルダー ブラウザーの詳細パネルを使用します。MATLAB Online™ では [詳細] パネルが使用できません。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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トピック