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matlab (Windows)
Windows システム プロンプトから MATLAB プログラムを開始
説明
matlab
は、Microsoft® Windows® システム プロンプトから MATLAB® プログラムを開始します このトピックでは、用語 matlab
はユーザーが入力したコマンドを指し、MATLAB はプログラムを指します。
matlab
コマンドは以下を実行します。
MATLAB ルート フォルダーを判別します。この値は関数
matlabroot
から返されます。コマンド ライン オプションを処理し、その他のオプションを MATLAB に渡します。
終了コードを取得するには、MATLAB を -wait
オプションで開始します。
matlab
は、指定の起動オプションを使用して MATLAB を開始します。option1 ... optionN
入力引数
1 つ以上の起動オプション。以下の表にある有効な起動オプションに対応する文字列として指定します。
表示オプション
オプション | 結果 |
---|---|
-noFigureWindows | MATLAB で Figure ウィンドウの表示を無効にします。 |
-nosplash | 起動時にスプラッシュ スクリーンを非表示にします。 |
初期作業フォルダーを設定
初期作業フォルダーは、MATLAB 起動時における現在のフォルダーです。詳細については、MATLAB 起動フォルダーを参照してください。
オプション | 結果 |
---|---|
| MATLAB フォルダーを 例: |
| MATLAB フォルダーを、[基本設定] の [一般基本設定] ページにある [初期作業フォルダー] 基本設定で指定された値に設定します。 |
デバッグ オプション
オプション | 結果 |
---|---|
| エラー ログ レポートを含むコマンド ウィンドウの出力を、 例: |
| Java® デバッガーの使用を有効にします。Java デバッガーは ポート番号の指定はオプションです。ただし、複数の MATLAB セッションを実行中に Java デバッガーを使用するには、ポート番号を指定する必要があります。 |
MATLAB スクリプトまたは関数の実行
オプション | 結果 |
---|---|
| MATLAB スクリプト、ステートメント、または関数を非対話型で実行します。MATLAB は以下を行います。
非対話型スクリプトまたはコマンド ライン ワークフローで MATLAB のセッションがバッチ モードで実行されているかどうかをテストするには、関数 例: |
| MATLAB メモ 初期作業フォルダーを設定するには、
例: 例: |
単一の計算スレッドの使用
既定の設定では、MATLAB は実行先コンピューターのマルチスレッド機能を利用します。
オプション | 結果 |
---|---|
-singleCompThread | 単一の計算スレッドに制限して MATLAB を使用します。このオプションは数値計算専用です。 |
カスタム Java クラス パスの検索の無効化
オプション | 結果 |
---|---|
-nouserjavapath |
|
OpenGL ライブラリ オプション
これらのオプションは、MATLAB で既知の問題があるグラフィックス ドライバーが検知された場合のソフトウェア OpenGL® ライブラリの使用を制御します。詳細については、を参照してください。
将来のリリースで、これらのオプションは削除される予定です。詳細については、バージョン履歴を参照してください。
オプション | 結果 |
---|---|
-softwareopengl | MATLAB がソフトウェア OpenGL ライブラリを使用して開始するように強制します。 |
-nosoftwareopengl | OpenGL ソフトウェアの自動選択を無効にします。 |
COM サーバー オプション
オプション | 結果 |
---|---|
| MATLAB を Component Object Model (COM) オートメーション サーバーとして開始します。MATLAB はスプラッシュ スクリーンを表示せず、ウィンドウを最小化します。MATLAB への単一の呼び出しに使用します。 |
| MATLAB を COM サーバーとして Windows レジストリに登録します。 Windows レジストリを変更するには管理者権限が必要です。ユーザー アカウント制御 (UAC) の設定によっては、Windows コマンド プロンプトを右クリックして [管理者として実行] を選択する必要があります。このオプションが利用できない場合、システム管理者にお問い合わせください。 あるいは、MATLAB を MATLAB コマンド プロンプトから登録することもできます。以下を入力します。 regmatlabserver 詳細については、COM サーバーとしての MATLAB の登録と |
| MATLAB COM サーバー エントリをレジストリから削除します。 |
MATLAB の終了を待機
既定では、スクリプトから matlab
コマンドを呼び出すと、コマンドは MATLAB を開始した後、直ちにスクリプトの次のステートメントを実行します。-wait
オプションを使用して、MATLAB が終了するまでスクリプトを一時停止します。
オプション | 結果 |
---|---|
| MATLAB からの結果を処理するためにスクリプトで使用します。このオプションを付けて MATLAB を呼び出すと、結果が生成されるまでスクリプトは処理を続行できなくなります。 |
ライセンス ファイルの指定
詳細については、ネットワーク ライセンス ファイルの更新または変更を参照してください。
オプション | 結果 |
---|---|
| ライセンス ファイル 例: |
ヘルプ オプション
オプション | 結果 |
---|---|
-h | MATLAB を開始することなくオプションを表示します。 |
-help |
|
-? |
|
例
matlab -nosplash
matlab -logfile output.log
コマンド ラインで終了ステータスを返すには、MATLAB を -wait
オプションで開始します。
オペレーティング システムのプロンプトで、次のように入力します。
matlab -wait
ヒント
開始時の MATLAB 検索パスにフォルダーを追加するには、
matlab
コマンドを実行する前に、環境変数MATLABPATH
を設定します。詳細については、起動時に MATLAB 検索パスをフォルダーに追加するを参照してください。
バージョン履歴
将来のリリースで、-softwareopengl
オプションと -nosoftwareopengl
オプションは削除される予定です。これらのオプションが削除されると、グラフィックス レンダラーを指定する必要はなくなります。
MATLAB を非対話型で開始するには、-batch
オプションを使用します。MATLAB を対話型で開始するには、-r
オプションを使用します。
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
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