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macOS ターミナルから MATLAB プログラムを開始
matlab
は、macOS システム プロンプトから MATLAB® プログラムを開始するボーン シェル スクリプトです。ここで、用語 matlab
はこのスクリプトを指し、MATLAB はプログラムを指します。
matlab
スクリプトは、MATLAB アプリケーション パッケージ /Applications/
にあります。ここで matlabroot
/MATLAB_release
.app/binmatlabroot
は MATLAB をインストールしたフォルダーの名前、release
は MATLAB のリリース番号です。
matlab
スクリプトは以下を実行します。
MATLAB ルート フォルダーを判別します。この値は関数 matlabroot
から返されます。
コマンド ライン オプションがある場合は処理します。
MATLAB 起動ファイル .matlab7rc.sh
を読み取ります。
MATLAB 環境変数を設定します。
matlab
は、指定の起動オプションを使用して MATLAB を開始します。option1 ... optionN
あるいは MATLAB .matlab7rc.sh 起動ファイル で起動オプションを割り当てます。.matlab7rc.sh
ファイルを修正すると、MATLAB 起動時の起動オプションが定義されます。macOS プラットフォームでは、.matlab7rc.sh
ファイルは MATLAB をターミナルから開始する場合にのみ適用されます。このファイルは、Applications フォルダー内の MATLAB アイコンをダブルクリックして MATLAB を開始する場合は適用されません。
MATLAB は Java® Virtual Machine (JVM™) ソフトウェアを使用してデスクトップの実行とグラフィックスの表示を行います。-nojvm
オプションでは、JVM なしで MATLAB を開始することができます。このオプションによってメモリ使用量が最小化され、初期起動スピードも改善されますが、機能が制限されます。