詳細な呼び出しシーケンス
この呼び出しシーケンス図は、指定したメソッドを実行するときに内部メソッドが呼び出される順序を示します。System object™ が指定のメソッドを上書きしない場合、そのメソッドの既定の実装が使用されます。
メソッド呼び出しのより抽象的な概観については、呼び出しシーケンスの概要を参照してください。
setup
の呼び出しシーケンス
System object をはじめて実行するときに、1 回限りの設定タスクを実行する setup
が呼び出されます。次のメソッド シーケンスが呼び出されます。
System object が使用中でない場合、
release
System object が非直達メソッドを使用する場合、
isInputDirectFeedthroughImpl
を呼び出す
オブジェクトまたは step
の呼び出しシーケンスの実行
オブジェクトを関数として呼び出すか、step
を呼び出すことによって System object を MATLAB® 内で実行する場合、次のメソッド シーケンスが呼び出されます。
System object が使用中でない (オブジェクトの作成直後であるか解放されている) 場合
そうでなければ、オブジェクトが使用中である (オブジェクトが呼び出された後
release
が呼び出されていない) 場合調整可能なプロパティが変更された場合
入力のサイズ、データ型、または実数/複素数が変更された場合
reset
の呼び出しシーケンス
reset
が呼び出されると、以下のアクションが実行されます。
オブジェクトが使用中である (オブジェクトが呼び出されているが、解放されていない) 場合、
resetImpl
を呼び出す
release
の呼び出しシーケンス
release
が呼び出されると、以下のアクションが実行されます。
オブジェクトが使用中である (オブジェクトが呼び出されているが、解放されていない) 場合、
releaseImpl
を呼び出す
参考
setupImpl
| stepImpl
| releaseImpl
| resetImpl