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resetImpl

クラス: matlab.System

System object の状態のリセット

構文

resetImpl(obj)

説明

resetImpl(obj) は、System object™ の状態の初期化またはリセットを行うアルゴリズムを指定します。通常、状態は一連の初期値にリセットされます。これは、シミュレーション開始時の初期化に便利です。

実行時の詳細

resetImpl は、オブジェクトが使用中である場合に限り reset メソッドによって呼び出されます。オブジェクトは、リセットされた後も "使用中" のままになります。詳細については、詳細な呼び出しシーケンスを参照してください。

メソッドのオーサリングのヒント

  • このメソッドでは Access = protected と設定しなければなりません。

  • この System object が Simulink®MATLAB System (Simulink) ブロックで使用される場合、調整可能なプロパティをこのメソッドで変更することはできません。

入力引数

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オブジェクト固有のプロパティ、状態、およびメソッドへのアクセスに使用される System object ハンドル。resetImpl メソッドがこのオブジェクトを使用しない場合、この入力を ~ に置き換えることができます。

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resetImpl メソッドを使用して、Count プロパティに格納されているカウンターの状態をゼロにリセットします。

methods (Access = protected)
   function resetImpl(obj)
      obj.Count = 0; 
   end
end

バージョン履歴

R2011b で導入