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isDiscreteStateSpecificationMutableImpl

クラス: matlab.System

離散状態がデータ型を変更できるかどうかの制御

構文

mutable = isDiscreteStateSpecificationMutableImpl(obj)

説明

mutable = isDiscreteStateSpecificationMutableImpl(obj) は、オブジェクトが使用中のときに離散状態がデータ型を変更できるかどうかを返します。このメソッドが false を返す場合、離散状態は、オブジェクトが使用中のときに同じデータ型を維持しなければなりません。

isDiscreteStateSpecificationMutableImpl メソッドは MATLAB System ブロックには影響しません。離散状態の指定は、MATLAB System ブロックでは常に不変です。

メソッドのオーサリングのヒント

このメソッドでは Access = protected と設定しなければなりません。

入力引数

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オブジェクト固有のプロパティ、状態、およびメソッドへのアクセスに使用される System object ハンドル。isDiscreteStateSpecificationMutableImpl メソッドがこのオブジェクトを使用しない場合、この入力を ~ に置き換えることができます。

出力引数

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このメソッドを実装しない場合、離散状態は、StrictDefaults クラス属性が設定されていない限りデータ型を変更できます。このメソッドを実装する場合、true を返すことは離散状態のデータ型が変更できることを意味し、false は変更できないことを意味します。

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isDiscreteStateSpecificationMutableImpl メソッドを追加し false を返すことによる、離散状態のデータ型の変更の制限このメソッドを追加することで、System object の使用中に System object のユーザーが離散状態のデータ型を変更できなくなります。

function flag = isDiscreteStateSpecificationMutableImpl(obj)
    flag = false;
end

バージョン履歴

R2018a で導入