stepImpl
クラス: matlab.System
システム出力と状態更新の式
構文
[output,output2,...] = stepImpl(obj,input1,input2,...)
説明
[
は、System object™ の実行時に実行するアルゴリズムを指定します。オブジェクトを実行すると、入力、プロパティおよび状態更新の式を使用して出力を計算し、オブジェクトの状態値を更新します。また、output
,output2,...] = stepImpl(obj
,input1,input2,...
)step
メソッドの代わりに関数と似た構文を使用してオブジェクトを実行することもできます。たとえば、txfourier = dsp.FFT
を使用して FFT オブジェクトを定義すると、txfourier()
を使用して簡単に実行できます。
System object の概念の詳細については、System object とはを参照してください。
実行時の詳細
stepImpl
は、System object を実行するときに step
によって呼び出されます。また、System object は、step
を呼び出す System object 名によって実行することもできます。詳細については、詳細な呼び出しシーケンスを参照してください。
メソッドのオーサリングのヒント
このメソッドでは
Access = protected
と設定しなければなりません。入力引数の数および出力引数の数は、それぞれ
getNumInputsImpl
メソッドおよびgetNumOutputsImpl
メソッドが返す数以上でなければなりません。release
をstepImpl
メソッド内で呼び出さないでください。
入力引数
出力引数
例
バージョン履歴
R2011b で導入