processTunedPropertiesImpl
クラス: matlab.System
調整可能なプロパティが変更された場合のアクション
構文
processTunedPropertiesImpl(obj)
説明
processTunedPropertiesImpl(
は、1 つ以上の調整可能なプロパティの値が変更された場合に実行するアルゴリズムを指定します。このメソッドは、調整可能なプロパティの値の変更後、次の System object™ 呼び出しの一部として呼び出されます。プロパティは、その obj
)Nontunable
属性が既定の false
の場合にのみ調整可能です。
実行時の詳細
processTunedPropertiesImpl
は、System object を実行したときに呼び出されます。
MATLAB® では、System object の実行前に複数の調整可能なプロパティが変更された場合、processTunedPropertiesImpl
がすべての変更に対して 1 回のみ呼び出されます。isChangedProperty
は変更されたすべてのプロパティに対して true
を返します。
Simulink® では、MATLAB System (Simulink) ブロック ダイアログでパラメーターが変更されると、次のシミュレーション ステップが stepImpl
を呼び出す前に processTunedPropertiesImpl
を呼び出します。調整可能なパラメーターはすべて変更されたと見なされ、processTunedPropertiesImpl
メソッドがそれぞれについて呼び出されます。isChangedProperty
はすべてのダイアログ プロパティに対して true
を返します。
詳細については、詳細な呼び出しシーケンスを参照してください。
メソッドのオーサリングのヒント
このメソッドでは
Access = protected
と設定しなければなりません。このメソッドは、調整可能なプロパティが別のプロパティの値に影響を与える場合に使用します。
System object が Simulink の MATLAB System (Simulink) ブロックで使用される場合、調整可能なプロパティをこのメソッドで変更することはできません。
stepImpl
の前回の呼び出し後にプロパティが変更されたかどうかを確認するには、processTunedPropertiesImpl
内でisChangedProperty
を使用します。例については、調整可能なプロパティが変更された場合のアクションの指定を参照してください。
入力引数
例
バージョン履歴
R2013b で導入