setupImpl
クラス: matlab.System
System object の初期化
構文
setupImpl(obj)
setupImpl(obj,input1,input2,...)
説明
setupImpl( は 1 回だけのタスクを実装します。obj)
setupImpl( は 1 つ以上の obj,input1,input2,...)stepImpl 入力仕様を使用して System object™ を設定します。
実行時の詳細
setupImpl は setup メソッドを使って呼び出されます。ユーザーが setup メソッドを直接呼び出すことはありません。しかし、setup は、System object が最初に実行されたときと System object が解放された後に呼び出されます。詳細については、詳細な呼び出しシーケンスを参照してください。
メソッドのオーサリングのヒント
System object でセットアップ タスクが不要な場合は、クラス定義ファイルからこのメソッドを省くことができます。
setupImplを使用してプライベート プロパティを設定すると、stepImplメソッドが呼び出されるたびにこれらを計算する必要がありません。System object のリソースを取得するには、コンストラクターではなく
setupImplを使用しなければなりません。このメソッドでは
Access = protectedと設定しなければなりません。setupImplを使用して状態の初期化またはリセットをしないでください。状態に対してはresetImplメソッドを使用します。System object が Simulink® MATLAB System (Simulink) ブロックで使用される場合、調整可能なプロパティを
setupImplメソッド内で変更することはできません。setupImplメソッドは入力値の設定に使用しないでください。setupImplには検証を含めないでください。プロパティや入力を検証するには、validatePropertiesImpl、validateInputsImpl、またはsetPropertiesメソッドを使用します。MATLAB System (Simulink) ブロックを使用して Simulink で System object を使用する場合は、このメソッドで System object の入力値を使用しないでください。仕様の入力 (つまり、データ型、複雑度、およびサイズ) のみをクエリできます。
入力引数
例
バージョン履歴
R2011b で導入