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関数ハンドル
関数を間接的に呼び出せる変数
関数ハンドルは、関数を表す MATLAB® データ型です。一般に、関数ハンドルは関数を別の関数に渡すために使用します。たとえば、関数ハンドルは、所定の値の範囲に対して数式を評価する関数の入力引数として使用できます。
関数ハンドルは、名前付き関数または無名関数を表すことができます。関数ハンドルを作成するには、@
演算子を使用します。たとえば、式 x2 – y2 を評価する無名関数へのハンドルを作成します。
f = @(x,y) (x.^2 - y.^2);
関数
function_handle | 関数ハンドル |
feval | 関数の計算 |
func2str | 関数ハンドルからの文字ベクトルの構成 |
str2func | 文字ベクトルから関数ハンドルを作成 |
localfunctions | MATLAB ファイル内のすべてのローカル関数の関数ハンドル |
functions | 関数ハンドルに関する情報 |
トピック
- 関数ハンドルの作成
関数ハンドルを使用して、名前付き関数または無名関数への関連付けを作成します。そうすると、代表的な関数を間接的に呼び出すことができます。
- 関数を別の関数に渡す
integral
やfzero
のように、関数ハンドルを、所定の値の範囲に対して数式を評価する関数の入力引数として使用できます。 - 関数のパラメーター化
このトピックでは、
fzero
、ode45
、integral
などの関数に渡す数学関数の追加パラメーターを保存する方法や、それらにアクセスする方法を説明します。 - 関数ハンドルを使用したローカル関数の呼び出し
関数がローカル関数へのハンドルを返す場合、メイン関数の外部にあるローカル関数を呼び出すことができます。この方法により、1 つのファイルに複数の呼び出し可能な関数をもつことができます。
- 関数ハンドルの比較
関数ハンドルの等価性の比較結果は、ハンドルが表す内容と、ハンドルが作成されたタイミングによって異なります。