Binary-Output RS Decoder
バイナリ ベクトル データを復元するためのリード・ソロモン符号の復号化
ライブラリ:
Communications Toolbox /
Error Detection and Correction /
Block
説明
Binary-Output RS Decoder ブロックは、バイナリ リード・ソロモン コードワード ベクトルからバイナリ メッセージ ベクトルを復元します。適切に復号化するには、このブロックにあるパラメーター値が対応する Binary-Input RS Encoder ブロックのパラメーター値と一致しなければなりません。
この符号のシンボルは長さ M の 2 進シーケンスで、ガロア体の要素 GF(2M) に対応します。各シンボルの 1 番目のビットは、最上位のビットです。
次の図は、コードワード長 N=7、メッセージ語長 K=2 の場合の復号化器の入出力語長を示しています。N=2M–1 であることから、N=7 であるとき、シンボル長 M=3 です。
各入力コードワードは 7 つの 3 ビット整数を表す長さ 21 のバイナリ ベクトルです。対応する各出力メッセージ語は 2 つの 3 ビット整数を表す長さ 6 のバイナリ ベクトルです。詳細については、RS ブロックの入力および出力信号長を参照してください。
このアイコンには、オプションの端子を含むすべての端子が表示されています。
例
端子
入力
出力
パラメーター
詳細
アルゴリズム
このブロックは、Berlekamp-Massey 復号化アルゴリズムを使用します。このアルゴリズムについての詳細については、BCH と RS の誤りのみの復号化のアルゴリズムを参照してください。
参照
[1] Blahut, Richard E. Algebraic Codes for Data Transmission. Cambridge University Press, 2003.
[2] Wicker, Stephen B. Error Control Systems for Digital Communication and Storage. Upper Saddle River, NJ: Prentice Hall, 1995.
[3] Clark, George C., and J. Bibb Cain. Error-Correction Coding for Digital Communications. Applications of Communications Theory. New York: Plenum Press, 1981.
[4] Berlekamp, Elwyn R., Algebraic Coding Theory, New York, McGraw-Hill, 1968.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入