C および C++ での MATLAB の使用
既存の C、C++ 関数、および
サードパーティのライブラリを使用して MATLAB アプリケーションを拡張
既存の C、C++ 関数、および
サードパーティのライブラリを使用して MATLAB アプリケーションを拡張
MATLAB® では、MEX 関数を使用して C および C++ コードを拡張し、MATLAB の組み込み関数のように呼び出すことができます。つまり、MATLAB でアルゴリズムを書き換えることなく、既存の C コードおよび C++ コードを使用することができます。C および C++ コードでは、MEX 関数を使用して、MATLAB ワークスペースで MATLAB 配列を作成および変更できます。C++ MEX 関数を使用すると、標準の C++ ライブラリを使用して、不要なデータをコピーすることなく MATLAB データに直接アクセスすることができます。
MATLAB では、科学分野の計算、ハードウェア統合、または特殊なファイル I/O のためにサードパーティの C および C++ ライブラリへのインターフェイスを作成することができます。C や C++ コードを記述することなくインターフェイスを生成する組み込みツールを使用することで、開発時間を短縮することができます。ヘッダーファイルやソースコードからインターフェイスを構築することができます。ライブラリのユーザーが MATLAB でライブラリ関数を呼び出したり、C++ オブジェクトを使用する場合に、コンパイラは必要ありません。
C および C++ アプリケーションで MATLAB アルゴリズムを使用することができます。C および C++ 用 MATLAB Engine API を使用すると、アプリケーションで MATLAB ワークスペースの変数を使用および変更したり、MATLAB 関数を呼び出したり、MATLAB コマンドを評価したりすることができます。C および C++ アプリケーションでは、MATLAB インスタンスを起動および停止したり、既存の MATLAB インスタンスに接続したりすることもできます。
MATLAB アルゴリズムをより広範囲に展開する必要がある場合は、MATLAB Coder™ を使用することで、デスクトップシステムから組み込みハードウェアまで、さまざまなプラットフォームに対応した ANSI C および C++ コードを MATLAB コードから生成することができます。