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適応制御設計

変化するプロセス情報に適応できるコントローラーの設計
R2021a 以降

制御システムに時間と共に変化する不確かさが含まれる場合 (モデル化されていないシステム ダイナミクスや外乱など)、適応コントローラーでは、パラメーターをリアルタイムで調整することで変化するプロセス情報を補正できます。そうすることで、このようなコントローラーでは、プラント ダイナミクスの不確かさに関係なく目的の設定値追従を達成できます。

Simulink® Control Design™ ソフトウェアには、次のリアルタイムの適応制御法用の Simulink ブロックがいくつか用意されています。

  • 極値探索制御 — 制御システムから導出された目的関数を最大化する、モデルに依存しない適応

  • モデル規範形適応制御 — 既知の参照モデルの出力を追跡する適応

  • ESO ベース外乱補償 — プラントの内乱と外乱を抑制する、モデルに依存しない適応

ブロック

Extremum Seeking Control目的関数の最大化によるコントローラー パラメーターのリアルタイムでの計算
Model Reference Adaptive Control制御対象システムを参照モデルに追従させる制御動作の計算 (R2021b 以降)
Active Disturbance Rejection Control不明なダイナミクスおよび外乱があるプラント用のコントローラーを設計する (R2022b 以降)
Extended State ObserverEstimate states and disturbances of a system (R2024a 以降)
Disturbance CompensatorModify control actions to compensate for unknown dynamics and disturbances (R2024a 以降)

トピック

極値探索制御

モデル規範形適応制御

アクティブな外乱の抑制の制御

外乱補償

スライディング モード制御

反復学習制御

注目の例