plot3
3 次元ライン プロット
構文
説明
ベクトルと行列のデータ
テーブル データ
追加オプション
plot3(___,
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して、Name,Value
)Line
プロパティを指定します。プロパティは他のすべての入力引数の後に指定します。プロパティの一覧については、Line のプロパティ を参照してください。
は p
= plot3(___)Line
オブジェクトまたは Line
オブジェクトの配列を返します。プロットのプロパティを作成後に変更するには、p
を使用します。プロパティの一覧については、Line のプロパティ を参照してください。
例
3 次元らせんのプロット
0 ~ 10 の間の値からなるベクトルとして t
を定義します。st
および ct
を正弦値および余弦値のベクトルとして定義します。次に、st
、ct
、および t
をプロットします。
t = 0:pi/50:10*pi; st = sin(t); ct = cos(t); plot3(st,ct,t)
複数のラインのプロット
x、y、および z 座標を 2 セット作成します。
t = 0:pi/500:pi; xt1 = sin(t).*cos(10*t); yt1 = sin(t).*sin(10*t); zt1 = cos(t); xt2 = sin(t).*cos(12*t); yt2 = sin(t).*sin(12*t); zt2 = cos(t);
関数 plot3
を呼び出して、連続する XYZ
3 成分を指定します。
plot3(xt1,yt1,zt1,xt2,yt2,zt2)
行列を使用した複数のラインのプロット
x 座標の 3 行を含む行列 X
を作成します。y 座標の 3 行を含む行列 Y
を作成します。
t = 0:pi/500:pi; X(1,:) = sin(t).*cos(10*t); X(2,:) = sin(t).*cos(12*t); X(3,:) = sin(t).*cos(20*t); Y(1,:) = sin(t).*sin(10*t); Y(2,:) = sin(t).*sin(12*t); Y(3,:) = sin(t).*sin(20*t);
3 セットすべての z 座標を含む行列 Z
を作成します。
Z = cos(t);
3 つすべての座標セットを同じ座標軸セットにプロットします。
plot3(X,Y,Z)
等間隔の目盛り単位と軸ラベルの指定
ベクトル xt
、yt
、および zt
を作成します。
t = 0:pi/500:40*pi; xt = (3 + cos(sqrt(32)*t)).*cos(t); yt = sin(sqrt(32) * t); zt = (3 + cos(sqrt(32)*t)).*sin(t);
データをプロットし、axis equal
コマンドを使用して各軸に沿って目盛り単位が等間隔になるように調整します。各軸のラベルを指定します。
plot3(xt,yt,zt) axis equal xlabel('x(t)') ylabel('y(t)') zlabel('z(t)')
ラインのないマーカーとして点をプロット
ベクトル t
、xt
、および yt
を作成し、円マーカーを使用してこれらのベクトルに点をプロットします。
t = 0:pi/20:10*pi;
xt = sin(t);
yt = cos(t);
plot3(xt,yt,t,'o')
色とマーカーのカスタマイズ
ベクトル t
、xt
、および yt
を作成し、10 ポイントの円マーカーを使用して、これらのベクトルに青線で点をプロットします。16 進数カラー コードを使用して、薄い青の塗りつぶし色をマーカーに指定します。
t = 0:pi/20:10*pi; xt = sin(t); yt = cos(t); plot3(xt,yt,t,'-o','Color','b','MarkerSize',10,... 'MarkerFaceColor','#D9FFFF')
ライン スタイルの指定
ベクトル t
を作成します。次に、t
を使用して、2 組の x および y 値を計算します。
t = 0:pi/20:10*pi; xt1 = sin(t); yt1 = cos(t); xt2 = sin(2*t); yt2 = cos(2*t);
2 組の値をプロットします。最初の組に対しては既定のラインを使用し、2 組目に対しては破線を指定します。
plot3(xt1,yt1,t,xt2,yt2,t,'--')
プロット後のラインの変更
ベクトル t
、xt
、および yt
を作成し、これらのベクトルにデータをプロットします。出力変数 p
でチャート ラインを返します。
t = linspace(-10,10,1000); xt = exp(-t./10).*sin(5*t); yt = exp(-t./10).*cos(5*t); p = plot3(xt,yt,t);
ライン幅を 3
に変更します。
p.LineWidth = 3;
table のデータのプロット
R2022a 以降
table のデータをプロットするには、table を関数 plot3
に渡してプロット対象の変数を指定すると便利です。
ベクトル x
、y
、t
を作成し、table に入れます。次に、table の最初の 3 行を表示します。
t = (0:pi/20:10*pi)'; x = sin(t); y = cos(t); tbl = table(x,y,t); head(tbl,3)
x y t _______ _______ _______ 0 1 0 0.15643 0.98769 0.15708 0.30902 0.95106 0.31416
table 変数 x
、y
、t
をプロットします。Line
オブジェクトを p
として返します。軸ラベルが変数名と一致することに注目してください。
p = plot3(tbl,"x","y","t");
ラインの要素を変更するには、Line
オブジェクトの LineStyle
プロパティ、Color
プロパティ、Marker
プロパティを設定します。たとえばラインを、円マーカーを使った赤い点線に変更します。
p.LineStyle = ":"; p.Color = "red"; p.Marker = "o";
"x" 軸と "y" 軸での複数の table 変数のプロット
R2022a 以降
5 変数を含む table を作成します。次に、table の最初の 3 行を表示します。
t = (0:pi/500:pi)'; x1 = sin(t).*cos(10*t); x2 = sin(t).*cos(12*t); y1 = sin(t).*sin(10*t); y2 = sin(t).*sin(12*t); z = cos(t); tbl = table(x1,x2,y1,y2,z); head(tbl,3)
x1 x2 y1 y2 z _________ _________ __________ __________ _______ 0 0 0 0 1 0.0062707 0.0062653 0.00039452 0.00047329 0.99998 0.012467 0.012423 0.0015749 0.0018877 0.99992
変数 x1
と x2
を "x" 軸に、変数 y1
と y2
を "y" 軸に、そして変数 z
を "z" 軸にプロットします。次に、凡例を追加します。凡例エントリは変数名と一致することに注意してください。
plot3(tbl,["x1","x2"],["y1","y2"],"z") legend
ターゲット座標軸の指定
R2019b 以降、関数 tiledlayout
および nexttile
を使用して、プロットをタイル表示できます。関数 tiledlayout
を呼び出して、1 行 2 列のタイル表示チャート レイアウトを作成します。関数 nexttile
を呼び出して、axes オブジェクト ax1
および ax2
を作成します。axes オブジェクトを plot
3 に対する最初の引数として指定することで、座標軸に個別のライン プロットを作成します。
tiledlayout(1,2) % Left plot ax1 = nexttile; t = 0:pi/20:10*pi; xt1 = sin(t); yt1 = cos(t); plot3(ax1,xt1,yt1,t) title(ax1,'Helix With 5 Turns') % Right plot ax2 = nexttile; t = 0:pi/20:10*pi; xt2 = sin(2*t); yt2 = cos(2*t); plot3(ax2,xt2,yt2,t) title(ax2,'Helix With 10 Turns')
カスタム目盛り形式を使用した duration データのプロット
0
~ 1
の乱数値のベクトルとして x
と y
を作成します。乱数の duration 値のベクトルとして z
を作成します。
x = rand(1,10); y = rand(1,10); z = duration(rand(10,1),randi(60,10,1),randi(60,10,1));
x
、y
、および z
をプロットし、z 軸の形式を分と秒で指定します。次に、軸ラベルを追加し、グリッドをオンにして、プロット ボックス内での点の可視化を容易にします。
plot3(x,y,z,'o','DurationTickFormat','mm:ss') xlabel('X') ylabel('Y') zlabel('Duration') grid on
1 つのデータ点でのマーカー付きラインのプロット
ベクトル xt
、yt
、および zt
を作成します。値をプロットし、LineSpec
引数を使用して円マーカーで実線を指定します。200 番目のデータ点に 1 つのマーカーを配置するには、MarkerIndices
プロパティを指定します。
t = 0:pi/500:pi; xt(1,:) = sin(t).*cos(10*t); yt(1,:) = sin(t).*sin(10*t); zt = cos(t); plot3(xt,yt,zt,'-o','MarkerIndices',200)
入力引数
X
— x 座標
スカラー | ベクトル | 行列
x 座標。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。X
のサイズと形状は、データの形状と作成するプロットのタイプによって異なります。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
プロットのタイプ | 座標の指定方法 |
---|---|
1 つの点 |
plot3(1,2,3,'o') |
1 つの点集合 |
plot3([1 2 3],[4; 5; 6],[7 8 9]) |
複数の点集合 (ベクトルを使用) | 連続した plot3([1 2 3],[4 5 6],[7 8 9],[1 2 3],[4 5 6],[10 11 12]) |
複数の点集合 (行列を使用) |
plot3([1 2 3],[4 5 6],[7 8 9; 10 11 12]) |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
Y
— y 座標
スカラー | ベクトル | 行列
y 座標。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。Y
のサイズと形状は、データの形状と作成するプロットのタイプによって異なります。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
プロットのタイプ | 座標の指定方法 |
---|---|
1 つの点 |
plot3(1,2,3,'o') |
1 つの点集合 |
plot3([1 2 3],[4; 5; 6],[7 8 9]) |
複数の点集合 (ベクトルを使用) | 連続した plot3([1 2 3],[4 5 6],[7 8 9],[1 2 3],[4 5 6],[10 11 12]) |
複数の点集合 (行列を使用) |
plot3([1 2 3],[4 5 6],[7 8 9; 10 11 12]) |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
Z
— z 座標
スカラー | ベクトル | 行列
z 座標。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。Z
のサイズと形状は、データの形状と作成するプロットのタイプによって異なります。次の表では、最も一般的な状況について説明します。
プロットのタイプ | 座標の指定方法 |
---|---|
1 つの点 |
plot3(1,2,3,'o') |
1 つの点集合 |
plot3([1 2 3],[4; 5; 6],[7 8 9]) |
複数の点集合 (ベクトルを使用) | 連続した plot3([1 2 3],[4 5 6],[7 8 9],[1 2 3],[4 5 6],[10 11 12]) |
複数の点集合 (行列を使用) |
plot3([1 2 3],[4 5 6],[7 8 9; 10 11 12]) |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
LineSpec
— ライン スタイル、マーカー、色
string スカラー | 文字ベクトル
ライン スタイル、マーカー、および色。記号を含む string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。記号の順番は任意です。3 つの特性 (ライン スタイル、マーカーおよび色) をすべて指定する必要はありません。たとえば、ライン スタイルを省略してマーカーを指定する場合、プロットはラインなしでマーカーのみを表示します。
例: "--or"
は円形マーカー付きの赤い破線です。
ライン スタイル | 説明 | 結果として得られる線 |
---|---|---|
"-" | 実線 |
|
"--" | 破線 |
|
":" | 点線 |
|
"-." | 一点鎖線 |
|
マーカー | 説明 | 結果のマーカー |
---|---|---|
"o" | 円 |
|
"+" | プラス記号 |
|
"*" | アスタリスク |
|
"." | 点 |
|
"x" | 十字 |
|
"_" | 水平線 |
|
"|" | 垂直線 |
|
"square" | 正方形 |
|
"diamond" | 菱形 |
|
"^" | 上向き三角形 |
|
"v" | 下向き三角形 |
|
">" | 右向き三角形 |
|
"<" | 左向き三角形 |
|
"pentagram" | 星形五角形 |
|
"hexagram" | 星形六角形 |
|
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 外観 |
---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | |
"green" | "g" | [0 1 0] | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | |
"black" | "k" | [0 0 0] | |
"white" | "w" | [1 1 1] | |
tbl
— ソース table
table | timetable
プロットするデータが含まれるソース table。table または timetable として指定します。
xvar
— x 座標を含む table 変数
文字ベクトル | string 配列 | cell 配列 | パターン | 数値スカラーまたはベクトル | logical ベクトル | vartype()
x 座標を含む table 変数。table のインデックス方式の 1 つを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
例: plot3(tbl,["x1","x2"],"y","z")
は、x 座標用に x1
および x2
という名前の table 変数を指定します。
例: plot3(tbl,2,"y","z")
は、x 座標用に 2 番目の変数を指定します。
例: plot3(tbl,vartype("numeric"),"y","z")
は、x 座標用にすべての数値変数を指定します。
yvar
— y 座標を含む table 変数
文字ベクトル | string 配列 | cell 配列 | パターン | 数値スカラーまたはベクトル | logical ベクトル | vartype()
y 座標を含む table 変数。table のインデックス方式の 1 つを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
例: plot3(tbl,"x",["y1","y2"],"z")
は、y 座標用に y1
および y2
という名前の table 変数を指定します。
例: plot3(tbl,"x",2,"z")
は、y 座標用に 2 番目の変数を指定します。
例: plot3(tbl,"x",vartype("numeric"),"z")
は、y 座標用にすべての数値変数を指定します。
zvar
— z 座標を含む table 変数
文字ベクトル | string 配列 | cell 配列 | パターン | 数値スカラーまたはベクトル | logical ベクトル | vartype()
z 座標を含む table 変数。table のインデックス方式の 1 つを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
例: plot3(tbl,"x","y",["z1","z2"])
は、z 座標用に z1
および z2
という名前の table 変数を指定します。
例: plot3(tbl,"x","y",2)
は、z 座標用に 2 番目の変数を指定します。
例: plot3(tbl,"x","y",vartype("numeric"))
は、z 座標用にすべての数値変数を指定します。
ax
— ターゲット座標軸
Axes
オブジェクト
ターゲット座標軸。Axes
オブジェクトとして指定します。座標軸を指定せず、現在の座標軸が直交座標軸の場合、plot3
は現在の座標軸を使用します。
名前と値の引数
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: plot3([1 2],[3 4],[5 6],'Color','red')
はプロットに赤のラインを指定します。
メモ
ここでは、プロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、Line のプロパティ を参照してください。
Color
— 色
[0 0.4470 0.7410]
(既定値) | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
色。RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。指定した色がラインの色に設定されます。MarkerEdgeColor
プロパティが 'auto'
に設定されている場合は、マーカー エッジの色も設定されます。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く string スカラーまたは文字ベクトルです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB® の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
LineWidth
— ライン幅
0.5
(既定値) | 正の値
ライン幅。ポイント単位の正の値として指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。ラインがマーカーをもつ場合、ライン幅はマーカー エッジにも影響します。
ライン幅をピクセルの幅より細くすることはできません。システムでライン幅をピクセルの幅より細い値に設定すると、ラインは 1 ピクセル幅で表示されます。
MarkerSize
— マーカー サイズ
6
(既定値) | 正の値
マーカー サイズ。ポイント単位の正の値として指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。
MarkerEdgeColor
— マーカーの輪郭の色
"auto"
(既定値) | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | "r"
| "g"
| "b"
| ...
マーカーの輪郭の色。"auto"
、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。既定値 "auto"
では、Color
プロパティと同じ色が使用されます。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く string スカラーまたは文字ベクトルです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
MarkerFaceColor
— マーカーの塗りつぶし色
"none"
(既定値) | "auto"
| RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | "r"
| "g"
| "b"
| ...
マーカーの塗りつぶし色。"auto"
、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。"auto"
オプションは親座標軸の Color
プロパティと同じ色を使用します。"auto"
を指定し、座標軸のプロット ボックスが非表示の場合、マーカーの塗りつぶし色は Figure の色です。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く string スカラーまたは文字ベクトルです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
ヒント
ラインの途中で間を空けるには
NaN
またはInf
を使用します。たとえば、このコードはz=2
とz=4
の途中で間を空けてラインをプロットします。plot3([1 2 3 4 5],[1 2 3 4 5],[1 2 NaN 4 5])
plot3
は座標軸のColorOrder
プロパティとLineStyleOrder
プロパティに基づく色とライン スタイルを使用します。plot3
は最初のライン スタイルで色を順番に使用します。次に、以降のライン スタイルのそれぞれについて再び色を順番に使用します。座標軸の
ColorOrder
プロパティやLineStyleOrder
プロパティを設定することによって、プロット後に色やライン スタイルを変更できます。また、関数colororder
を呼び出して、Figure 内のすべての座標軸で色の順序を変更することもできます。(R2019b 以降)
拡張機能
GPU 配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用してグラフィックス処理装置 (GPU) 上で実行することにより、コードを高速化します。
使用上の注意事項および制限事項:
この関数は GPU 配列を受け入れますが、GPU 上では実行されません。
詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
分散配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用して、クラスターの結合メモリ上で大きなアレイを分割します。
使用上の注意事項および制限事項:
この関数は分散配列に対して演算を行いますが、クライアントの MATLAB で実行されます。
詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入R2022b: table で作成したプロットが軸ラベルと凡例ラベルに特殊文字を保持
関数 plot3
に 1 つの table と 1 つ以上の変数名を渡した場合に、table 変数名に含めた特殊文字 (アンダースコアなど) が軸ラベルと凡例ラベルに表示されるようになりました。以前は、特殊文字は TeX または LaTeX の文字として解釈されていました。
たとえば、Sample_Number
という名前の変数を含む table を関数 plot3
に渡すと、軸ラベルと凡例ラベルにアンダースコアが表示されます。R2022a 以前のリリースでは、アンダースコアは下付き文字として解釈されます。
リリース | table 変数 "Sample_Number" のラベル |
---|---|
R2022b |
|
R2022a |
|
軸ラベルと凡例ラベルを TeX または LaTeX の書式設定で表示するには、ラベルを手動で指定します。たとえば、プロット後に、目的のラベル文字列を指定して関数 xlabel
または関数 legend
を呼び出します。
xlabel("Sample_Number") legend(["Sample_Number" "Another_Legend_Label"])
R2022a: table を直接 plot3
に渡す
table を関数 plot3
に渡し、その後にプロット対象の変数を渡すことで、プロットを作成します。データを table として指定すると、軸ラベルと凡例 (存在する場合) に table 変数名を使用して自動的にラベルが付けられます。
参考
関数
プロパティ
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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