レジストレーションと SLAM
"点群のレジストレーション" は、同じシーンの 2 つの 3 次元点群を共通の座標系に合わせる処理です。Lidar Toolbox™ の関数を使用して、反復最近接点 (ICP)、LiDAR オドメトリおよび地図作成 (LOAM)、正規分布変換 (NDT)、高速グローバル レジストレーション (FGR)、コヒーレント点ドリフト (CPD) など、ローカルとグローバルの手法を使用した点群の相互レジストレーションが可能です。また、LiDAR レジストレーション アナライザー アプリを使用すると、対話的に点群のレジストレーションを行ってさまざまなレジストレーション手法の結果を比較し、パラメーターを調整したり前処理手順を追加したりできます。詳細については、Get Started with the Lidar Registration Analyzer Appを参照してください。
"自己位置推定と環境地図作成の同時実行" (SLAM) は、ビークルやロボットの位置と向きを、その周囲を基準として計算し、同時にその環境の地図作成を行う処理です。ツールボックスでは、点群データを使用したグラフベースの 3 次元 SLAM がサポートされています。詳細については、MATLAB での点群 SLAM の実装を参照してください。
lidarscanmap オブジェクトを使用して、2 次元 LiDAR スキャンで SLAM を実行することもできます。詳細については、SLAM を使用した 2 次元 LiDAR スキャンからのマップの作成を参照してください。
アプリ
| LiDAR レジストレーション アナライザー | LiDAR 点群のレジストレーション結果の解析 (R2024a 以降) |
関数
トピック
- MATLAB での点群 SLAM の実装
点群のレジストレーションと地図作成のワークフローを理解する。
- Get Started with the Lidar Registration Analyzer App
Interactively compare results of point cloud registration techniques.
- 特徴を使用した 2 つの点群間の変換の推定
この例では、2 つの点群の間の剛体変換を推定する方法を示します。
- 点群の対応する特徴の照合と可視化
この例では、点群の間の対応する特徴を関数
pcmatchfeaturesを使用して照合し、それらを関数pcshowMatchedFeaturesを使用して可視化する方法を示します。












