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summary
table、timetable または categorical 配列の概要の表示
説明
summary(
は、categorical 配列 A
)A
の概要を表示します。
A
がベクトルの場合、summary(A)
はカテゴリ名と各カテゴリの要素数 (カテゴリ カウント) を表示します。また、未定義の要素の数も表示します。A
が行列の場合、summary
は、A
の列をベクトルとして取り扱い、A
の各列のカテゴリ カウントを表示します。A
が多次元配列の場合、summary
は、サイズが1
でない最初の配列次元に沿って機能します。
例
テーブルの概要
table を作成します。
load patients BloodPressure = [Systolic Diastolic]; T = table(Gender,Age,Smoker,BloodPressure,'RowNames',LastName);
table T
に説明と単位を追加します。table 全体、および個々の変数の説明を追加できます。
T.Properties.Description = 'Simulated patient data'; T.Properties.VariableUnits = {'' 'Yrs' '' 'mm Hg'}; T.Properties.VariableDescriptions{4} = 'Systolic/Diastolic';
table T
の概要を表示します。
format compact
summary(T)
Description: Simulated patient data Variables: Gender: 100x1 cell array of character vectors Age: 100x1 double Properties: Units: Yrs Values: Min 25 Median 39 Max 50 Smoker: 100x1 logical Values: True 34 False 66 BloodPressure: 100x2 double Properties: Units: mm Hg Description: Systolic/Diastolic Values: Column 1 Column 2 ________ ________ Min 109 68 Median 122 81.5 Max 138 99
summary
は、変数 BloodPressure
の各列の最小値、中央値および最大値を表示します。
timetable の概要
小さい timetable を作成します。
Time = [seconds(1:5)]'; TT = timetable(Time,[98;97.5;97.9;98.1;97.9],[120;111;119;117;116],... 'VariableNames',{'Reading1','Reading2'})
TT=5×2 timetable
Time Reading1 Reading2
_____ ________ ________
1 sec 98 120
2 sec 97.5 111
3 sec 97.9 119
4 sec 98.1 117
5 sec 97.9 116
timetable の概要を表示します。summary
は、行時間の概要に続いて変数の概要を表示します。規則的な timetable の場合、summary
は行時間の間のタイム ステップのサイズも表示します。
summary(TT)
RowTimes: Time: 5x1 duration Values: Min 1 sec Median 3 sec Max 5 sec TimeStep 1 sec Variables: Reading1: 5x1 double Values: Min 97.5 Median 97.9 Max 98.1 Reading2: 5x1 double Values: Min 111 Median 117 Max 120
table の概要を構造体として返す
table を作成します。table 変数に単位を追加します。その後、最初の数行を表示します。
load patients BloodPressure = [Systolic Diastolic]; T = table(Gender,Age,Smoker,BloodPressure,'RowNames',LastName); T.Properties.VariableUnits = {'' 'Years' '' 'mm Hg'}; head(T,3)
Gender Age Smoker BloodPressure __________ ___ ______ _____________ Smith {'Male' } 38 true 124 93 Johnson {'Male' } 43 false 109 77 Williams {'Female'} 38 false 125 83
table の概要を返します。概要を構造体として返すには、関数 summary
の使用に際して出力引数を指定します。
s = summary(T)
s = struct with fields:
Gender: [1x1 struct]
Age: [1x1 struct]
Smoker: [1x1 struct]
BloodPressure: [1x1 struct]
table 変数 Age
の概要を表示します。T
の各変数について、出力引数 s
にはその概要が含まれるフィールドがあります。
s.Age
ans = struct with fields:
Size: [100 1]
Type: 'double'
Description: ''
Units: 'Years'
Continuity: []
Min: 25
Median: 39
Max: 50
NumMissing: 0
NumMissing
フィールドには、欠損値である要素の数が表示されます。ここでの場合、Age
には NaN
値が含まれていないため、NumMissing
は 0 です。summary
には数値変数、duration
変数、datetime
変数、categorical
変数の NumMissing
フィールドが含まれます。
table 内に含まれている年齢の最小値を表示します。概要の任意のフィールドに、名前を使ってアクセスすることができます。
s.Age.Min
ans = 25
table 変数 Smoker
の概要を表示します。True
フィールドと False
フィールドから、喫煙者の数と非喫煙者の数を確認できます。table 変数の概要に含められる情報は、変数のデータ型によって異なります。
s.Smoker
ans = struct with fields:
Size: [100 1]
Type: 'logical'
Description: ''
Units: ''
Continuity: []
True: 34
False: 66
timetable の概要を構造体として返す
timetable を作成します。
Time = datetime({'2015-12-18 08:00:00';'2015-12-18 10:00:00';'2015-12-18 12:00:00'}); Temp = [37.3;39.1;42.3]; Pressure = [30.1;30.03;29.9]; TT = timetable(Time,Temp,Pressure)
TT=3×2 timetable
Time Temp Pressure
____________________ ____ ________
18-Dec-2015 08:00:00 37.3 30.1
18-Dec-2015 10:00:00 39.1 30.03
18-Dec-2015 12:00:00 42.3 29.9
timetable の概要を構造体として返します。
s = summary(TT)
s = struct with fields:
Time: [1x1 struct]
Temp: [1x1 struct]
Pressure: [1x1 struct]
行時間の概要を表示します。TimeStep
フィールドは、連続する行時間の間隔が 2 時間であることを示しています。NumMissing
フィールドは、行時間のベクトルに欠損値 (NaT
) がないことを示しています。
s.Time
ans = struct with fields:
Size: [3 1]
Type: 'datetime'
Min: 18-Dec-2015 08:00:00
Median: 18-Dec-2015 10:00:00
Max: 18-Dec-2015 12:00:00
NumMissing: 0
TimeStep: 02:00:00
最後の行時間を変更して、行時間の時間間隔がそれぞれ異なるようにします。
TT.Time(3) = '2015-12-18 11:00:00';
TT
TT=3×2 timetable
Time Temp Pressure
____________________ ____ ________
18-Dec-2015 08:00:00 37.3 30.1
18-Dec-2015 10:00:00 39.1 30.03
18-Dec-2015 11:00:00 42.3 29.9
更新した timetable の概要を返します。行時間の間のタイム ステップに違いがあるため、TimeStep
フィールドは NaN
になります。
s = summary(TT); s.Time
ans = struct with fields:
Size: [3 1]
Type: 'datetime'
Min: 18-Dec-2015 08:00:00
Median: 18-Dec-2015 10:00:00
Max: 18-Dec-2015 11:00:00
NumMissing: 0
TimeStep: NaN
カスタム プロパティを含む table 概要
R2018b より、カスタム プロパティを table と timetable に追加できるようになりました。カスタム プロパティを追加すると、table または timetable の概要にそれらのプロパティが含まれます。
最初に、table を作成し、その事前定義されているプロパティのいくつかに値を追加します。
load patients BloodPressure = [Systolic Diastolic]; T = table(Gender,Age,Smoker,BloodPressure,'RowNames',LastName); T.Properties.Description = 'Simulated patient data'; T.Properties.VariableUnits = {'' 'Yrs' '' 'mm Hg'}; T.Properties.VariableDescriptions{4} = 'Systolic/Diastolic';
関数 addprop
を使用してカスタム プロパティを追加します。カスタム プロパティごとに 1 つの名前を指定します。また、各カスタム プロパティの値に、table または個々の table 変数に適用されるメタデータを保存するかどうを指定します。
T = addprop(T,{'SourceFile','DataOrigin'},{'table','variable'});
カスタム プロパティにメタデータ値を保存します。
T.Properties.CustomProperties.SourceFile = 'patients.mat'; T.Properties.CustomProperties.DataOrigin = {'census','census','self report','blood pressure reading'};
table の概要を表示します。T.Properties.Description
は別として、関数 summary
では、table 全体に適用されるプロパティは表示されません。そのため、T.Properties.CustomProperties.SourceFile
の値は表示されません。ただし、summary
では、table 変数に適用されるプロパティが表示されます。変数ごとに、summary
では T.Properties.CustomProperties.DataOrigin
からの対応する値が表示されます。
summary(T)
Description: Simulated patient data Variables: Gender: 100x1 cell array of character vectors Custom Properties: DataOrigin: census Age: 100x1 double Properties: Units: Yrs Custom Properties: DataOrigin: census Values: Min 25 Median 39 Max 50 Smoker: 100x1 logical Custom Properties: DataOrigin: self report Values: True 34 False 66 BloodPressure: 100x2 double Properties: Units: mm Hg Description: Systolic/Diastolic Custom Properties: DataOrigin: blood pressure reading Values: Column 1 Column 2 ________ ________ Min 109 68 Median 122 81.5 Max 138 99
概要を構造体として返します。各フィールドには table 変数の 1 つに対応する構造体が含まれています。
s = summary(T)
s = struct with fields:
Gender: [1x1 struct]
Age: [1x1 struct]
Smoker: [1x1 struct]
BloodPressure: [1x1 struct]
構造体 s.Age
には変数 Age
の概要が保存されます。
s.Age
ans = struct with fields:
Size: [100 1]
Type: 'double'
Description: ''
Units: 'Yrs'
Continuity: []
Min: 25
Median: 39
Max: 50
NumMissing: 0
CustomProperties: [1x1 struct]
s.Age.CustomProperties
構造体には、T.Properties.CustomProperties.DataOrigin
プロパティからの対応する値が保存されます。
s.Age.CustomProperties
ans = struct with fields:
DataOrigin: {'census'}
カテゴリカル ベクトルの概要
1 行 5 列の categorical ベクトルを作成します。
A = categorical({'plane' 'car' 'train' 'car' 'plane'})
A = 1x5 categorical
plane car train car plane
A
には、car
、plane
、train
の 3 つのカテゴリがあります。
A
の概要を表示します。
summary(A)
car plane train 2 2 1
car
は A
の 2 つの要素に出現し、plane
は 2 つの要素に出現し、train
は 1 つの要素に出現します。
A
は行ベクトルであるため、summary
は各カテゴリの出現を水平方向に表示します。
categorical 配列の各列の概要
数値配列から 4 行 2 列の categorical 配列 A
を作成します。
X = [1 3; 2 1; 3 1; 4 2]; valueset = 1:3; catnames = {'red','green','blue'}; A = categorical(X,valueset,catnames)
A = 4x2 categorical
red blue
green red
blue red
<undefined> green
A
には、red
、green
、blue
の 3 つのカテゴリがあります。値 4
は、関数 categorical
への入力 valueset
には含まれていませんでした。そのため、対応する要素 A(4,1)
は対応するカテゴリをもたず、未定義になります。
A
の概要を表示します。
summary(A)
red 1 2 green 1 1 blue 1 1 <undefined> 1 0
red
は、A
の最初の列で 1 回出現し、2 番目の列で 2 回出現します。
green
は、A
の最初の列と 2 番目の列でそれぞれ 1 回出現します。
blue
は、A
の最初の列と 2 番目の列でそれぞれ 1 回出現します。
A
には、未定義の要素が 1 つしか含まれていません。これは最初の列に出現します。
categorical 配列の各行のカテゴリ カウント
数値配列から 3 行 2 列の categorical 配列 A
を作成します。
A = categorical([1 3; 2 1; 3 1],1:3,{'red','green','blue'})
A = 3x2 categorical
red blue
green red
blue red
A
には、red
、green
、blue
の 3 つのカテゴリがあります。
A
の 2 番目の次元に沿った概要を表示します。
summary(A,2)
red green blue 1 0 1 1 1 0 1 0 1
red
は、A
の最初の行、2 番目の行、3 番目の行でそれぞれ 1 回出現します。
green
は 1 つの要素にしか出現しません。出現するのは A
の 2 番目の行です。
blue
は、A
の最初の行と 3 番目の行で 1 回ずつ出現します。
入力引数
T
— 入力テーブル
table | timetable
入力テーブル。table または timetable として指定します。
A
— categorical 配列
ベクトル | 行列 | 多次元配列
categorical 配列。ベクトル、行列または多次元配列として指定します。
dim
— 動作する対象の A
の次元
正の整数スカラー
動作する対象の A
の次元。正の整数のスカラーとして指定します。値が指定されていない場合、既定値はサイズが 1 ではない最初の配列次元です。
2 次元の categorical 配列 A
について考えます。
dim = 1
の場合、summary(A,dim)
は A
の各列のカテゴリ カウントを表示します。
dim = 2
の場合、summary(A,dim)
は A
の各行のカテゴリ カウントを表示します。
dim
が ndims(A)
より大きい場合、summary(A)
は、各カテゴリについて A
と同じサイズの配列を返します。summary
は、対応するカテゴリの要素については 1
を返し、それ以外については 0
を返します。
出力引数
s
— table 変数または timetable 変数の概要
スカラー構造体
table 変数または timetable 変数の概要。スカラー構造体として返されます。入力 T
の変数 T.
それぞれについて、出力構造体 VarName
s
にはその変数の概要をもつフィールド s.
が含まれています。VarName
T
に含まれる変数の名前が有効な MATLAB® 識別子でない場合、summary
は、主にスペースを削除したり、非 ASCII 文字をアンダースコアに置き換えたりすることで名前を変更して、有効なフィールド名を作成します。
データ型ごとに、s.
には以下に示すフィールドがあります。これらのフィールドにはドット インデックスを使ってアクセスできます。たとえば、VarName
s.
は、VarName
.Size
という名前の table 変数のサイズを返します。VarName
table 変数または timetable 変数の型 | 変数の概要のフィールド | 説明 |
---|---|---|
数値、 |
| 変数のサイズ。数値配列として保存されます |
| 変数の型。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の説明。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の単位。文字ベクトルとして保存されます | |
| 最小値 | |
| 中央値 | |
| 最大値 | |
| 欠損値 ( | |
| 変数に関連付けられたカスタム プロパティの名前と値。構造体として保存されます。 | |
論理値 |
| 変数のサイズ。数値配列として保存されます |
| 変数の型。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の説明。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の単位。文字ベクトルとして保存されます | |
|
| |
|
| |
| 変数に関連付けられたカスタム プロパティの名前と値。構造体として保存されます。 | |
|
| 変数のサイズ。数値配列として保存されます |
| 変数の型。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の説明。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の単位。文字ベクトルとして保存されます | |
| カテゴリ。文字ベクトルの cell 配列として保存されます | |
| 各カテゴリの要素数。数値配列として保存されます | |
| 欠損値 ( | |
| 変数に関連付けられたカスタム プロパティの名前と値。構造体として保存されます。 | |
その他 |
| 変数のサイズ。数値配列として保存されます |
| 変数の型。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の説明。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数の単位。文字ベクトルとして保存されます | |
| 変数に関連付けられたカスタム プロパティの名前と値。構造体として保存されます。 |
T
が timetable の場合、s
は行時間の概要のフィールドをもちます。timetable の行時間に限り、概要には TimeStep
フィールドが含まれます。行時間が固定タイム ステップで単調に増加または減少する場合、TimeStep
は数値をもちます。行時間が不規則の場合、TimeStep
は NaN
となります。
timetable の行時間の概要のフィールド | フィールドの説明 |
---|---|
| 行時間のベクトルのサイズ。数値配列として保存されます |
| データ型。文字ベクトルとして保存されます |
| 最小値 |
| 中央値 |
| 最大値 |
| 欠損値 ( |
| 連続する行時間の間のタイム ステップ (不規則の場合は |
詳細
テーブルの概要
テーブルの概要には、T.Properties.Description
からのテーブルの説明が表示され、その後に T
の変数に関する情報が表示されます。
概要には、変数に関する以下の情報が含まれます。
名前: サイズとデータ型 —
T.Properties.VariableNames
からの変数名、変数のサイズ、および変数のデータ型。単位 —
T.Properties.VariableUnits
からの変数の単位。説明 —
T.Properties.VariableDescriptions
からの変数の説明。カスタム プロパティ —
T.Properties.CustomProperties
からの変数に適用されるカスタム プロパティの名前、および対応する値。カスタム プロパティがない場合、このセクションは省略されます。値 — 数値変数、論理変数、
categorical
変数、datetime
変数、またはduration
変数の場合にのみ含まれます。数値変数、
datetime
変数、またはduration
変数 — 最小値、中央値、および最大値。また、欠損値 (NaN
またはNaT
) の数が 0 より大きい場合は、その数も含まれます。Logical 変数 —
true
である値の数とfalse
である値の数。categorical
変数 — 各カテゴリの要素の数。また、未定義の要素の数が 0 より大きい場合は、その数も含まれます。
T
が timetable の場合、概要には行時間のベクトルについての同じ情報が含まれます。
拡張機能
tall 配列
メモリの許容量を超えるような多数の行を含む配列を計算します。
この関数は tall 配列を制限付きでサポートしています。
中央値など、概要の一部のフィールドは、妥当な時間内に計算することが困難な場合があります。
詳細については、メモリに収まらないデータの tall 配列を参照してください。
スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool
を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool
を使用してコードを高速化します。
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
分散配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用して、クラスターの結合メモリ上で大きなアレイを分割します。
この関数は分散配列を完全にサポートしています。詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2013b で導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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