spreadsheetDatastore
スプレッドシート ファイルのデータストア
説明
スプレッドシート ファイルの大規模な集合 (必ずしもメモリに収まるとは限らない) を管理するには、spreadsheetDatastore
オブジェクトを使用します。関数 spreadsheetDatastore
を使用して spreadsheetDatastore
オブジェクトを作成し、そのプロパティを指定すると、オブジェクト関数を使用してデータをインポートできます。
作成
説明
は、1 つ以上の名前と値の引数を使用して、ssds
= spreadsheetDatastore(location
,Name,Value
)ssds
の追加パラメーターとプロパティを指定します。たとえば、spreadsheetDatastore(location,"FileExtensions",[".xlsx",".xls"])
はファイル拡張子に基づいて、データストアに含めるファイルを指定します。
入力引数
location
— データストアに含めるファイルまたはフォルダー
FileSet
オブジェクト | ファイル パス | DsFileSet
オブジェクト
データストアに含めるファイルまたはフォルダー。FileSet
オブジェクト、ファイル パス、または DsFileSet
オブジェクトとして指定します。
FileSet
オブジェクト —location
をFileSet
オブジェクトとして指定できます。場所をFileSet
オブジェクトとして指定すると、パスまたはDsFileSet
オブジェクトを指定した場合に比べ、データストアの構築時間が短くなります。詳細については、matlab.io.datastore.FileSet
を参照してください。ファイル パス — 単一のファイル パスを文字ベクトルまたは string スカラーとして指定できます。複数のファイル パスは文字ベクトルの cell 配列または string 配列として指定できます。
DsFileSet
オブジェクト —DsFileSet
オブジェクトを指定できます。詳細については、matlab.io.datastore.DsFileSet
を参照してください。
ファイルまたはフォルダーはローカルでもリモートでもかまいません。
ローカルのファイルまたはフォルダー — ファイルまたはフォルダーのローカル パスを指定します。現在のフォルダー以外のファイルの場合は、絶対パスまたは相対パスを指定します。指定したフォルダーのサブフォルダー内にあるファイルは、自動ではデータストアに含まれません。ローカル パスを指定するときにワイルドカード文字 (*) を使用できます。この文字は、一致するフォルダー内にある、すべてのファイルまたは一致するすべてのファイルをデータストアに含めることを指定します。
リモートのファイルまたはフォルダー —
hdfs:///
の形式の Uniform Resource Locator (URL) として、リモートのファイルまたはフォルダーの絶対パスを指定します。詳細については、リモート データの操作を参照してください。path_to_file
フォルダーを指定する場合、データストアにはサポートされているファイル形式のファイルのみが含まれ、その他の形式のファイルは無視されます。データストアに含めるファイル拡張子のカスタム リストを指定するには、FileExtensions
プロパティを参照してください。
関数 spreadsheetDatastore
は、.xls
、.xlsx
、.xlsm
、.xltx
、および .xltm
の各拡張子のファイルをサポートしています。
例: "file1.xlsx"
例: "../dir/data/file1.xlsx"
例: ["C:\dir\data\file1.xlsx","C:\dir\data\file2.xlsx"]
例: "s3://bucketname/path_to_files/*.xls"
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: ssds = spreadsheetDatastore("C:\dir\spreadsheetdata","FileExtensions",[".xls",".xlsm"])
FileExtensions
— スプレッドシート ファイルの拡張子
文字ベクトル | 文字ベクトルの cell 配列 | string スカラー | string 配列
スプレッドシート ファイルの拡張子。"FileExtensions"
と、文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラーまたは string 配列で構成される名前と値の引数として指定します。
"FileExtensions"
を指定しない場合、spreadsheetDatastore
は、指定パス上の.xls
、.xlsx
、.xlsm
、.xltx
および.xltm
の拡張子をもつすべてのファイルを自動的に含めます。非標準のファイル拡張子をもつスプレッドシートを
SpreadsheetDatastore
に含める場合は、それらの拡張子を明示的に指定します。拡張子をもたないファイルの
SpreadsheetDatastore
を作成する場合は、"FileExtensions"
を空の文字ベクトル''
として指定します。
例: "FileExtensions",''
例: "FileExtensions",".xls"
例: "FileExtensions",[".xlsx",".xlsm"]
データ型: char
| cell
| string
IncludeSubfolders
— サブフォルダーを含めるかどうかのフラグ
true
または false
| 0 または 1
サブフォルダーを含めるかどうかのフラグ。"IncludeSubfolders"
と、true
、false
、0、1 のいずれかで構成される名前と値の引数として指定します。各フォルダー内のすべてのファイルとサブフォルダーを含めるには true
を指定し、各フォルダー内のファイルのみを含めるには false
を指定します。
"IncludeSubfolders"
を指定しない場合、既定値は false
です。
例: "IncludeSubfolders",true
データ型: logical
| double
AlternateFileSystemRoots
— 代替ファイル システムのルート パス
string ベクトル | cell 配列
代替ファイル システムのルート パス。"AlternateFileSystemRoots"
と string ベクトルまたは cell 配列で構成される名前と値の引数として指定します。ローカル マシン上にデータストアを作成するが、別のマシン (異なるオペレーティング システムの可能性がある) 上でデータにアクセスして処理する必要がある場合は、"AlternateFileSystemRoots"
を使用します。また、Parallel Computing Toolbox™ と MATLAB® Parallel Server™ を使用してデータを処理し、そのデータがローカル マシンに保存され、そのデータのコピーが異なるプラットフォームのクラウドやクラスター マシンにある場合、"AlternateFileSystemRoots"
を使用してルート パスを関連付けなければなりません。
相互に対応する 1 組のルート パスを関連付けるには、
"AlternateFileSystemRoots"
を string ベクトルとして指定します。以下に例を示します。["Z:\datasets","/mynetwork/datasets"]
データストアに対応する複数の組のルート パスを関連付けるには、複数行を含む cell 配列として
"AlternateFileSystemRoots"
を指定します。各行は対応するルート パスの組を表します。cell 配列内の各行を string ベクトル、または文字ベクトルの cell 配列のいずれかとして指定します。以下に例を示します。"AlternateFileSystemRoots"
を string ベクトルの cell 配列として指定します。{["Z:\datasets", "/mynetwork/datasets"];... ["Y:\datasets", "/mynetwork2/datasets","S:\datasets"]}
あるいは、
"AlternateFileSystemRoots"
を文字ベクトルの cell 配列からなる cell 配列として指定します。{{'Z:\datasets','/mynetwork/datasets'};... {'Y:\datasets', '/mynetwork2/datasets','S:\datasets'}}
"AlternateFileSystemRoots"
の値は、次の条件を満たさなければなりません。
1 行以上の行を含み、各行は 1 組の対応するルート パスを指定する。
各行は複数のルート パスを指定し、各ルート パスは 2 文字以上を含まなければならない。
ルート パスは一意で、他のルート パスのサブフォルダーではない。
ファイルの場所を指す 1 つ以上のルート パス エントリを含む。
詳細については、異なるマシンまたはクラスターで処理するためのデータ ストアの設定を参照してください。
例: ["Z:\datasets","/mynetwork/datasets"]
データ型: string
| cell
TextType
— テキスト変数の出力データ型
"char"
(既定値) | "string"
テキスト変数の出力データ型。"TextType"
と "char"
または "string"
のいずれかで構成される名前と値の引数として指定します。
関数
read
、readall
またはpreview
の出力テーブルにテキスト変数が含まれる場合、"TextType"
はこれらの変数のデータ型を指定します。"TextType"
が"char"
の場合、出力は文字ベクトルの cell 配列です。"TextType"
が"string"
の場合、出力の型はstring
です。
データ型: char
| string
これらの名前と値のペアに加えて、このページの任意のプロパティも名前と値のペアとして指定できます (Files
プロパティは除く)。
プロパティ
SpreadsheetDatastore
プロパティは datastore オブジェクト内のファイルの形式を記述し、データストアからデータを読み取る方法を制御します。Files
プロパティを除いて、datastore オブジェクトの作成時に、名前と値のペアの引数を使用して SpreadsheetDatastore
プロパティの値を指定できます。オブジェクトの作成後にプロパティの表示または変更を行うには、ドット表記を使用します。
ds = spreadsheetDatastore("airlinesmall_subset.xlsx"); ds.Sheets = [1 2]; ds.Range = "A1:C6";
ファイル プロパティ
Files
— データストアに含まれるファイル
文字ベクトルの cell 配列 | string 配列
データストアに含まれるファイル。文字ベクトルの cell 配列または string 配列として解決されます。各文字ベクトルまたは string はファイルへの絶対パスです。関数 spreadsheetDatastore
および関数 datastore
の location
引数がこれらのファイルを定義します。
cell 配列で最初に指定するファイルにより、データストア内のすべてのファイルに対する変数名と形式の情報が決定されます。
例: ["C:\dir\data\file1.xls";"C:\dir\data\file2.xls"]
データ型: cell
| string
NumHeaderLines
— スキップする行数
0
(既定値) | 正の整数
読み取り時に各シートの先頭からスキップする行数。正の整数として指定します。Range
プロパティも指定する場合、NumHeaderLines
は指定されたデータ ブロックの先頭からスキップする行数です。
データ型: double
Sheets
— ファイル内のシート
""
(既定値) | シート名 | シートのインデックス
ファイル内のシート。シート名を含む文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラーまたは string 配列、あるいはシートのインデックスの数値ベクトルとして指定します。空の文字ベクトル ''
は、ファイル内のすべてのシートを含めることを示します。
例: ["sheet1","sheet7"]
例: [3 5 7]
データ型: char
| cell
| string
| double
Range
— 行と列の範囲
""
(既定値) | 文字ベクトル | string スカラー
行と列の範囲。シート内の矩形のデータ ブロックを定義する文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。空の文字ベクトル ''
は、範囲がファイルの先頭からデータの最後までであることを示します。
例: "B1:T7"
例: "A:C"
データ型: char
| string
ReadVariableNames
— 変数名として読み取るかどうかを示すインジケーター
true
(既定値) | false
| 1
| 0
データストアの最初のファイルの 1 行目を変数名として読み取るかどうかを示すインジケーター。true
(1
) または false
(0
) として指定します。
true
の場合、最初のファイルの最初の非ヘッダー行がそのデータの変数名を決定します。false
の場合、最初のファイルの最初の非ヘッダー行にそのデータの 1 行目が含まれます。既定の変数名はVar1
、Var2
などのように割り当てられます。
データ型: logical
| double
VariableNamingRule
— 変数名を保持するかどうかのフラグ
"modify"
(既定値) | "preserve"
変数名を保持するかどうかのフラグ。"modify"
または "preserve"
として指定します。
"modify"
— 無効な変数名 (関数isvarname
で判定) を、有効な MATLAB 識別子に変換。"preserve"
— スペースや非 ASCII 文字を含む変数名など、有効な MATLAB 識別子ではない変数名を保持。
R2019b 以降、変数名と行名には、スペースや非 ASCII 文字など任意の文字を含めることができます。また、英字だけでなく任意の文字で始めることができます。変数名と行名は、有効な MATLAB 識別子 (関数 isvarname
で判定) である必要はありません。これらの変数名と行名を保持するには、VariableNamingRule
の値を "preserve"
に設定します。VariableNamingRule
の値を "modify"
から "preserve"
に変更すると、変数名が更新されなくなります。
データ型: char
| string
VariableNames
— 変数名
文字ベクトル | 文字ベクトルの cell 配列 | string スカラー | string 配列
データストア内の変数名。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラーまたは string 配列として指定します。ファイルに表示される順序で変数名を指定します。変数名を指定しない場合は、データストアが最初のファイルの最初の非ヘッダー行から検出しれます。文字ベクトルまたは string スカラーを使用して VariableNames
を指定できますが、データストアはプロパティ値を変換して文字ベクトルの cell 配列に保存します。VariableNames
プロパティを変更する場合、新しい変数名の数は、元の変数名の数と一致しなければなりません。
スペースおよび非 ASCII 文字を含む変数名など、無効な MATLAB 識別子を変数名としてサポートするには、VariableNamingRule
パラメーターの値を "preserve"
に設定します。
ReadVariableNames
が false
の場合、VariableNames
は既定値の ["Var1","Var2", ...]
になります。
例: ["Time","Date","Quantity"]
データ型: char
| cell
| string
VariableTypes
— 変数の型
"double"
| "char"
| "string"
| "categorical"
| "datetime"
変数の型。各変数のデータ読み取り時の型を示す "double"
、"char"
、"string"
、"categorical"
または "datetime"
として指定します。
変数の型のリストは VariableNames
内の変数に対応します。double
、char
および datetime
の型はデータから自動的に検出されます。VariableTypes
を文字ベクトルまたは string スカラーとして指定できますが、spreadsheetDatastore
は自動的に文字ベクトルの cell 配列または string 配列に変換します。
例: ["char","categorical"]
データ型: char
| cell
| string
preview
、read
、readall
テーブルのプロパティ
SelectedVariableNames
— 読み取る変数
文字ベクトル | 文字ベクトルの cell 配列 | string スカラー | string 配列
ファイルから読み取る変数。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラーまたは string 配列として指定します。各文字ベクトルまたは string には 1 つの変数の名前を含めます。変数名は任意の順序で指定できます。SelectedVariableNames
を文字ベクトルまたは string スカラーとして指定できますが、spreadsheetDatastore
は自動的に文字ベクトルの cell 配列または string 配列に変換します。
スペースおよび非 ASCII 文字を含む変数名など、無効な MATLAB 識別子を変数名としてサポートするには、VariableNamingRule
パラメーターの値を "preserve"
に設定します。
例: ["Var3","Var7","Var4"]
データ型: char
| cell
| string
SelectedVariableTypes
— 選択した変数の型
"double"
| "char"
| "string"
| "categorical"
| "datetime"
選択した変数の型。選択した各変数のデータ読み取り時の型を示す "double"
、"char"
、"string"
、"categorical"
または "datetime"
として指定します。変数の型のリストは SelectedVariableNames
内の変数に対応します。double
、char
および datetime
の型はデータから自動的に検出されます。SelectedVariableTypes
を文字ベクトルまたは string スカラーとして指定できますが、自動的に文字ベクトルの cell 配列または string 配列に変換されます。
例: ["double","datetime"]
データ型: char
| cell
| string
ReadSize
— 読み取るデータの量
"file"
(既定値) | "sheet"
| 正の整数スカラー
関数 read
の一度の呼び出しで読み取るデータの量。"file"
または "sheet"
、あるいは正の整数スカラーとして指定します。
ReadSize
が"file"
の場合、read
の各呼び出しで一度に 1 ファイルのすべてのデータを読み取ります。ReadSize
が"sheet"
の場合、read
の各呼び出しで一度に 1 シートのすべてのデータを読み取ります。ReadSize
が正の整数の場合、read
の各呼び出しはReadSize
で指定される行数 (あるいはそれ未満の行数でデータの最後に到達するまで) を読み取ります。
ReadSize
を整数スカラーから "file"
または "sheet"
に変更した場合、あるいはその逆を行った場合、データストアは関数 reset
を使用してリセットされます。
データ型: char
| string
| double
RowTimes
— 行時間変数の名前
変数名 | 変数インデックス
行時間変数の名前。"RowTimes"
と変数名 ("Date"
など) または変数インデックス (3
など) で構成される名前と値の引数として指定します。
RowTimes
は timetable に関連するパラメーターです。timetable の各行は、timetable の時間ベクトルに記録されている時間に関連付けられます。RowTimes
内に指定される変数は、datetime
ベクトルまたは duration
ベクトルを含まなければなりません。
"OutputType"
の値が "timetable"
だが "RowTimes"
を指定しない場合、spreadsheetDatastore
は、最初の datetime
変数または duration
変数を timetable の行時間として使用します。
writeall
で使用するプロパティ
Folders
— データストアの作成に使用するフォルダー
文字ベクトルの cell 配列
この プロパティ は読み取り専用です。
データストアの作成に使用するフォルダー。文字ベクトルの cell 配列として返されます。cell 配列は列ベクトルとして方向付けされます。各文字ベクトルは、データ ファイルを含むフォルダーへのパスです。関数 spreadsheetDatastore
および関数 datastore
の location
引数は、データストアの作成時に Folders
を定義します。
SpreadsheetDatastore
オブジェクトの Files
プロパティを変更すると、Folders
プロパティがリセットされます。
データ型: cell
SupportedOutputFormats
— 書き込みでサポートされる形式
string 行ベクトル
この プロパティ は読み取り専用です。
書き込みでサポートされる形式。string の行ベクトルとして返されます。このプロパティは、writeall
を使用してデータストアから出力ファイルを書き込む際に使用可能な出力形式を指定します。
DefaultOutputFormat
— 既定の出力形式
string スカラー
この プロパティ は読み取り専用です。
既定の出力形式。string スカラーとして返されます。このプロパティは、writeall
を使用してデータストアから出力ファイルを書き込む際の既定の形式を指定します。
データ型: string
オブジェクト関数
hasdata | データが読み取り可能かどうかを判別 |
numpartitions | データストアの区画数 |
partition | データストアを分割する |
preview | データストア内のデータのサブセットをプレビュー |
read | データストアのデータの読み取り |
readall | データストアのすべてのデータの読み取り |
writeall | ファイルへのデータストアの書き込み |
reset | データストアの初期状態へのリセット |
sheetnames | データストアからシート名をクエリする |
transform | データストアの変換 |
combine | 複数のデータストアのデータを統合 |
isPartitionable | データストアが分割可能かどうかを判別 |
isSubsettable | Determine whether datastore is subsettable |
isShuffleable | データストアがシャッフル可能かどうかを判別 |
例
SpreadsheetDatastore オブジェクトを作成
FileSet オブジェクトまたはファイル パスを使用して spreadsheetDatastore オブジェクトを作成します。
FileSet オブジェクトを作成します。spreadsheetDatastore オブジェクトを作成します。
fs = matlab.io.datastore.FileSet("airlinesmall_subset.xlsx");
ssds = spreadsheetDatastore(fs)
ssds = SpreadsheetDatastore with properties: Files: { ' ...\Documents\MATLAB\Examples\airlinesmall_subset.xlsx' } Folders: { ' ...\Documents\MATLAB\Examples' } AlternateFileSystemRoots: {} Sheets: '' Range: '' Sheet Format Properties: NumHeaderLines: 0 VariableNamingRule: 'modify' ReadVariableNames: true VariableNames: {'Year', 'Month', 'DayofMonth' ... and 26 more} VariableTypes: {'double', 'double', 'double' ... and 26 more} Properties that control the table returned by preview, read, readall: SelectedVariableNames: {'Year', 'Month', 'DayofMonth' ... and 26 more} SelectedVariableTypes: {'double', 'double', 'double' ... and 26 more} ReadSize: 'file' OutputType: 'table' RowTimes: [] Write-specific Properties: SupportedOutputFormats: ["txt" "csv" "xlsx" "xls" "parquet" "parq"] DefaultOutputFormat: "xlsx"
あるいは、ファイル パスでデータを指定することもできます。
ssds = spreadsheetDatastore("airlinesmall_subset.xlsx");
スプレッドシート ファイルを読み取る
ファイル airlinesmall_subset.xlsx
を含む SpreadsheetDatastore
オブジェクトを作成します。
ssds = spreadsheetDatastore("airlinesmall_subset.xlsx")
ssds = SpreadsheetDatastore with properties: Files: { ' ...\Documents\MATLAB\Examples\airlinesmall_subset.xlsx' } Folders: { ' ...\Documents\MATLAB\Examples' } AlternateFileSystemRoots: {} Sheets: '' Range: '' Sheet Format Properties: NumHeaderLines: 0 VariableNamingRule: 'modify' ReadVariableNames: true VariableNames: {'Year', 'Month', 'DayofMonth' ... and 26 more} VariableTypes: {'double', 'double', 'double' ... and 26 more} Properties that control the table returned by preview, read, readall: SelectedVariableNames: {'Year', 'Month', 'DayofMonth' ... and 26 more} SelectedVariableTypes: {'double', 'double', 'double' ... and 26 more} ReadSize: 'file' OutputType: 'table' RowTimes: [] Write-specific Properties: SupportedOutputFormats: ["txt" "csv" "xlsx" "xls" "parquet" "parq"] DefaultOutputFormat: "xlsx"
ファイルのシート名を表示します。ファイルには、年ごとに 1 つのシートが含まれています。
sheetnames(ssds,1)
ans = 13x1 string
"1996"
"1997"
"1998"
"1999"
"2000"
"2001"
"2002"
"2003"
"2004"
"2005"
"2006"
"2007"
"2008"
関心のあるデータとして 2 番目のシートの変数 FlightNum
を指定し、最初の 8 行をプレビューします。
ssds.Sheets = 2;
ssds.SelectedVariableNames = "FlightNum";
preview(ssds)
ans=8×1 table
FlightNum
_________
1014
1201
702
1184
1310
1759
1242
1558
最初のシートで、変数 DepTime
と変数 ArrTime
の最初の 3 行のみを読み取ります。
ssds.ReadSize = 3; ssds.Sheets = 1; ssds.SelectedVariableNames = ["DepTime","ArrTime"]; read(ssds)
ans=3×2 table
DepTime ArrTime
_______ _______
2117 2305
1252 1511
1441 1708
4、5、6 番目のシートからすべてを読み取ります。
ssds.Sheets = 4:6; readall(ssds);
スプレッドシート データストアから timetable を返す
OutputType
および RowTimes
の名前と値のペアを使用して、SpreadsheetDatastore
から table ではなく timetable が返されるようにします。
tsunamis_dated.xlsx
のデータストアを作成します。"OutputType"
を "timetable"
として指定して、SpreadsheetDatastore
から table ではなく timetable が返されるようにします。
ssds = spreadsheetDatastore("tsunamis_dated.xlsx","OutputType","timetable"); preview(ssds)
ans=8×15 timetable
Date Latitude Longitude ValidityCode Validity CauseCode Cause EarthquakeMagnitude Country Location MaxHeight IidaMagnitude Intensity NumDeaths DescDeaths Time
___________ ________ _________ ____________ ____________________ _________ ____________________________ ___________________ _____________ ____________________________ _________ _____________ _________ _________ __________ ________________________
04-Mar-1952 42.15 143.85 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 8.1 {'JAPAN' } {'SE. HOKKAIDO ISLAND' } 6.5 2.7 2 33 1 04-Mar-1952 01:22:41.000
10-Jul-1958 58.34 -136.52 4 {'definite tsunami'} 3 {'Earthquake and Landslide'} 8.3 {'USA' } {'SE. ALASKA, AK' } 524.26 4.6 5 5 1 10-Jul-1958 06:15:53.600
22-May-1960 -39.5 -74.5 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 9.5 {'CHILE' } {'CENTRAL CHILE' } 25 4.6 4 1260 3 22-May-1960 19:11:17.000
20-Nov-1960 -6.8 -80.7 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 6.8 {'PERU' } {'PERU' } 9 3.2 2.5 66 2 20-Nov-1960 22:01:56.400
28-Mar-1964 61.1 -147.5 4 {'definite tsunami'} 3 {'Earthquake and Landslide'} 9.2 {'USA' } {'PRINCE WILLIAM SOUND, AK'} 67 6.1 5 221 3 28-Mar-1964 03:36:14.000
16-Jun-1964 38.65 139.2 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 7.5 {'JAPAN' } {'NW. HONSHU ISLAND' } 5.8 2.7 2 26 1 16-Jun-1964 04:01:44.300
14-Aug-1968 0.2 119.8 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 7.8 {'INDONESIA'} {'BANDA SEA' } 10 3.3 3 200 3 14-Aug-1968 22:14:19.400
23-Feb-1969 -3.1 118.9 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 6.9 {'INDONESIA'} {'MAKASSAR STRAIT' } 4 2 2 600 3 23-Feb-1969 00:36:56.600
"RowTimes"
を指定しない場合、spreadsheetDatastore
は、最初の datetime 変数または duration 変数を行時間として使用します。この場合は、変数 Date
が行時間に使用されます。このデータには Date
と Time
の 2 つの datetime 変数があります。変数 Date
には時、分または秒に関する情報が含まれず、変数 Time
には各イベントの特定の時刻が含まれます。
"RowTimes"
オプションを指定して、イベント時間 (変数 Time
) を行時間として使用します。
ssds = spreadsheetDatastore("tsunamis_dated.xlsx","OutputType","timetable","RowTimes","Time"); preview(ssds)
ans=8×15 timetable
Time Latitude Longitude ValidityCode Validity CauseCode Cause EarthquakeMagnitude Country Location MaxHeight IidaMagnitude Intensity NumDeaths DescDeaths Date
________________________ ________ _________ ____________ ____________________ _________ ____________________________ ___________________ _____________ ____________________________ _________ _____________ _________ _________ __________ ___________
04-Mar-1952 01:22:41.000 42.15 143.85 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 8.1 {'JAPAN' } {'SE. HOKKAIDO ISLAND' } 6.5 2.7 2 33 1 04-Mar-1952
10-Jul-1958 06:15:53.600 58.34 -136.52 4 {'definite tsunami'} 3 {'Earthquake and Landslide'} 8.3 {'USA' } {'SE. ALASKA, AK' } 524.26 4.6 5 5 1 10-Jul-1958
22-May-1960 19:11:17.000 -39.5 -74.5 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 9.5 {'CHILE' } {'CENTRAL CHILE' } 25 4.6 4 1260 3 22-May-1960
20-Nov-1960 22:01:56.400 -6.8 -80.7 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 6.8 {'PERU' } {'PERU' } 9 3.2 2.5 66 2 20-Nov-1960
28-Mar-1964 03:36:14.000 61.1 -147.5 4 {'definite tsunami'} 3 {'Earthquake and Landslide'} 9.2 {'USA' } {'PRINCE WILLIAM SOUND, AK'} 67 6.1 5 221 3 28-Mar-1964
16-Jun-1964 04:01:44.300 38.65 139.2 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 7.5 {'JAPAN' } {'NW. HONSHU ISLAND' } 5.8 2.7 2 26 1 16-Jun-1964
14-Aug-1968 22:14:19.400 0.2 119.8 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 7.8 {'INDONESIA'} {'BANDA SEA' } 10 3.3 3 200 3 14-Aug-1968
23-Feb-1969 00:36:56.600 -3.1 118.9 4 {'definite tsunami'} 1 {'Earthquake' } 6.9 {'INDONESIA'} {'MAKASSAR STRAIT' } 4 2 2 600 3 23-Feb-1969
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