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coder.make.ToolchainInfo クラス

R2026a

名前空間: coder.make

カスタム ツールチェーンを表す

説明

MathWorks® コード生成製品で coder.make.ToolchainInfo を使用して、ソフトウェア ビルド ツール ("ツールチェーン") の新しいセットを定義し、登録します。

定義済みのツールチェーンに関するツールチェーン情報を取得するには、coder.make.getDefaultToolchainとcoder.make.getToolchainInfoFromRegistryを使用します。

coder.make.ToolchainInfo の以下のプロパティはカスタム ツールチェーンを表します。

  • coder.make.ToolchainInfo.PrebuildTools - ソース ファイルをオブジェクト ファイルにコンパイルする前に使用するツール

  • coder.make.ToolchainInfo.BuildTools - ソース ファイルをコンパイルし、それらをリンク/アーカイブしてバイナリに形成するために使用するツール

  • coder.make.ToolchainInfo.PostbuildTools - リンカー/アーカイバーが呼び出された後に使用するツール

  • coder.make.ToolchainInfo.BuilderApplication - PrebuildTools、BuildTools および PostbuildTools を呼び出すために使用するツール。例: gmake、nmake。

coder.make.ToolchainInfo.BuildConfigurations 内の各構成は、一連のオプションを coder.make.ToolchainInfo.BuildTools で指定されたビルド ツールに適用します。既定では、これらの構成はアセンブラー、コンパイラ、リンカーおよびアーカイバーが動作する方法を変更し、Faster Builds、Faster Runs、Debug を作成します。

coder.make.ToolchainInfo をインスタンス化してアセンブラー、C または C++ ファイルを伴うソースのビルドをサポートする場合は、coder.make.ToolchainInfo オブジェクトはここで示す一連の既定のビルド ツールを含みます。

作成

h = coder.make.ToolchainInfo は既定の ToolchainInfo オブジェクトを作成して、ハンドル h に割り当てます。

既定の ToolchainInfo オブジェクトは BuildTool オブジェクトと、C、C++ および gmake の構成を含みます。

  • SupportedLanguages の既定値が C/C++ の場合、C および C++ コンパイラの BuildTool オブジェクトと BuildConfiguration オブジェクトが ToolchainInfo に追加されます。

  • BuildArtifact の既定値が gmake の場合、gmake の BuildTool オブジェクトが ToolchainInfo.BuilderApplication に追加されます。

入力引数 (名前と値のペア) を使用して ToolchainInfo オブジェクトを作成するときにこれらの既定値をオーバーライドできます。各プロパティはオプションです。各プロパティには対応する値が必要です。この例では SupportedLanguages または BuildArtifact の既定値をオーバーライドします。

h = coder.make.ToolchainInfo('SupportedLanguages',vLanguages,'BuildArtifact',vArtifact)

SupportedLanguages または BuildArtifact の既定のプロパティ値はツールチェーン情報オブジェクトの作成中にのみオーバーライドすることができます。これらのプロパティはオブジェクトの作成後に読み取り専用になります。

入力引数

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プロパティ名。詳細については、BuildArtifact のプロパティの説明を参照してください。

BuildArtifact プロパティの値。文字ベクトルとして指定します。

プロパティ名。詳細については、Name のプロパティの説明を参照してください。

ツールチェーン定義の一意の名前。文字ベクトルとして指定します。既定値は空です。

プロパティ名。詳細については、Platform のプロパティの説明を参照してください。

サポートされるプラットフォーム。文字ベクトルとして指定します。既定値は現在のプラットフォームです。

プロパティ名。詳細については、Revision のプロパティの説明を参照してください。

ToolchainInfo のリビジョン番号。文字ベクトルとして指定します。

プロパティ名。詳細については、SupportedLanguages のプロパティの説明を参照してください。

サポートされる言語。文字ベクトルとして指定します。

プロパティ名。詳細については、SupportedVersion のプロパティの説明を参照してください。

ToolchainInfo がサポートするソフトウェア ビルド ツールのバージョン。文字ベクトルとして指定します。既定値は空です。

出力引数

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coder.make.ToolchainInfo オブジェクト。h のようにオブジェクト ハンドルを使用して指定します。h を作成するには、MATLAB® コマンド ウィンドウで「h = coder.make.ToolchainInfo」と入力します。

プロパティ

すべて展開する

ツールチェーンのカスタム属性

ツールチェーンで必要なカスタム属性を追加し、その既定値を指定します。

既定では、カスタム属性のリストは空です。

属性は coder.make.util.UnorderedList を返します。

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下のカスタム属性を定義します。

tc.addAttribute('TransformPathsWithSpaces');
tc.addAttribute('RequiresCommandFile');
tc.addAttribute('RequiresBatchFile');

MATLAB コマンド ウィンドウにこの例の Attributes リストを表示するには、以下を入力します。

h = intel_tc;
h.Attributes
ans = 


# -------------------
# "Attributes" List
# -------------------
RequiresBatchFile        = true
RequiresCommandFile      = true
TransformPathsWithSpaces = true

Attributes と共に以下のメソッドを使用します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ソフトウェアのビルド プロセス中に MATLAB Coder™ が使用する makefile (ビルド アーティファクト) の型。

coder.make.ToolchainInfo の作成時にこのプロパティを初期化します。既定値 gmake makefile を使用するか、または作成で説明されているように、名前と値のペアの引数を指定して既定値をオーバーライドします。

以下に例を示します。

h = coder.make.ToolchainInfo('BuildArtifact','nmake');
値は以下のいずれかになります。

  • 'gmake' または 'gmake makefile' - GNU make ユーティリティ

  • 'nmake' または 'nmake makefile' - Windows® make ユーティリティ

たとえば、MATLAB コマンド ウィンドウに BuildArtifact の値を表示するには、以下を入力します。

h = coder.make.ToolchainInfo;
h.BuildArtifact 
ans  = 

gmake makefile

ToolchainInfo は BuildArtifact プロパティの値を使用して、coder.make.ToolchainInfo.BuilderApplication のビルド用の BuildTool オブジェクトを作成します。

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用して、BuildArtifact の値を設定します。

tc = coder.make.ToolchainInfo('BuildArtifact','nmake makefile');

BuildArtifact と共に使用するメソッドはありません。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

ビルド構成のリスト

このリストの各エントリは coder.make.BuildConfiguration オブジェクトです。

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用してビルド構成を定義します。

cfg = tc.getBuildConfiguration('Faster Builds');
cfg.setOption('C Compiler',horzcat(cCompilerOpts,optimsOffOpts));
cfg.setOption('C++ Compiler',horzcat(cppCompilerOpts,optimsOffOpts));
cfg.setOption('Linker',linkerOpts);
cfg.setOption('Shared Library Linker',sharedLinkerOpts);
cfg.setOption('Archiver',archiverOpts);

cfg = tc.getBuildConfiguration('Faster Runs');
cfg.setOption('C Compiler',horzcat(cCompilerOpts,optimsOnOpts));
cfg.setOption('C++ Compiler',horzcat(cppCompilerOpts,optimsOnOpts));
cfg.setOption('Linker',linkerOpts);
cfg.setOption('Shared Library Linker',sharedLinkerOpts);
cfg.setOption('Archiver',archiverOpts);

cfg = tc.getBuildConfiguration('Debug');
cfg.setOption('C Compiler',horzcat(cCompilerOpts,optimsOffOpts,debugFlag.CCompiler));
cfg.setOption('C++ Compiler',horzcat(cppCompilerOpts,optimsOffOpts,debugFlag.CppCompiler));
cfg.setOption('Linker',horzcat(linkerOpts,debugFlag.Linker));
cfg.setOption('Shared Library Linker',horzcat(sharedLinkerOpts,debugFlag.Linker));
cfg.setOption('Archiver',horzcat(archiverOpts,debugFlag.Archiver));

tc.setBuildConfigurationOption('all','Make Tool','-f $(MAKEFILE)');

MATLAB コマンド ウィンドウにこの例の BuildConfigurations リストを表示するには、以下を入力します。

h = intel_tc;
h.BuildConfigurations
ans = 


# ----------------------------
# "BuildConfigurations" List
# ----------------------------
Debug         = <coder.make.BuildConfiguration>
Faster Builds = <coder.make.BuildConfiguration>
Faster Runs   = <coder.make.BuildConfiguration>

BuildConfigurations と共に以下のメソッドを使用します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ツールチェーンのビルド ツールのリスト。

このリストの各エントリは coder.make.BuildTool オブジェクトです。

ToolchainInfo の初期化時に、SupportedLanguages プロパティにより BuildTools で作成されるビルド ツールが決定されます。詳細は、SupportedLanguages または作成を参照してください。

SupportedLanguages に基づいて ToolchainInfo は以下の BuildTool オブジェクトを作成できます。

  • アセンブラー

  • C コンパイラ

  • C++ コンパイラ

  • リンカー

  • アーカイバー

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用して、BuildTool オブジェクトの 1 つを取得し、更新します。

% ------------------------------
% C Compiler
% ------------------------------
 
tool = tc.getBuildTool('C Compiler');

tool.setName('Intel C Compiler');
tool.setCommand('icl');
tool.setPath('');

tool.setDirective('IncludeSearchPath','-I');
tool.setDirective('PreprocessorDefine','-D');
tool.setDirective('OutputFlag','-Fo');
tool.setDirective('Debug','-Zi');

tool.setFileExtension('Source','.c');
tool.setFileExtension('Header','.h');
tool.setFileExtension('Object','.obj');

tool.setCommandPattern('|>TOOL<| |>TOOL_OPTIONS<| |>OUTPUT_FLAG<||>OUTPUT<|');

MATLAB コマンド ウィンドウにこの例の BuildTools リストを表示するには、以下を入力します。

h = intel_tc;
h.BuildTools
ans = 


# -------------------
# "BuildTools" List
# -------------------
C Compiler   = <coder.make.BuildTool>
C++ Compiler = <coder.make.BuildTool>
Archiver     = <coder.make.BuildTool>
Linker       = <coder.make.BuildTool>
MEX Tool     = <coder.make.BuildTool>

BuildTools と共に以下のメソッドを使用します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

makefile またはビルド アーティファクトを実行するビルド ツールのプロパティ

ToolchainInfo は BuildArtifact プロパティの値を使用して、作成で説明されているように、coder.make.ToolchainInfo.BuilderApplication の BuildTool オブジェクトを作成します。

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用して BuildArtifact を設定し、BuilderApplication オブジェクトを更新します。

h = coder.make.ToolchainInfo('BuildArtifact','nmake');

MATLAB コマンド ウィンドウにこの例の BuilderApplication の値を表示するには、以下を入力します。

h.BuilderApplication
ans = 

##############################################
# Build Tool: NMAKE Utility
##############################################

Language              : ''
OptionsRegistry       : {'Make Tool','MAKE_FLAGS'}
InputFileExtensions   : {}
OutputFileExtensions  : {}
DerivedFileExtensions : {}
SupportedOutputs      : {'*'}
CommandPattern        : '|>TOOL<| |>TOOL_OPTIONS<|'

# ---------
# Command
# ---------
MAKE = nmake
MAKE_PATH  = 

# ------------
# Directives
# ------------
Comment                = #
DeleteCommand          = @del
DisplayCommand         = @echo
FileSeparator          = \
ImpliedFirstDependency = $<
ImpliedTarget          = $@
IncludeFile            = !include
LineContinuation       = \
MoveCommand            = @mv
ReferencePattern       = \$\($1\)
RunScriptCommand       = @cmd /C

# -----------------
# File Extensions
# -----------------
Makefile = .mk

BuilderApplication と共にsetBuilderApplicationメソッドを使用します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

生成された makefile 内でツールチェーンがインライン化する必要のあるコマンド

インライン化されるコマンドを指定して、それをそのまま makefile に挿入します。既定値は empty です。

データ型は文字ベクトルです。

たとえば、InlinedCommands プロパティの値を表示して更新するには、MATLAB コマンド ウィンドウで以下を入力します。

h.InlinedCommands
ans  = 

     ''
h.InlinedCommands =  '!include <ntwin32.mak>';
h.InlinedCommands
!include <ntwin32.mak>

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には InlinedCommands プロパティは含まれていません。

InlinedCommands と共に使用するメソッドはありません。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

MATLAB クリーンアップ コマンド

MATLAB コマンドまたはスクリプトを指定して、このツールチェーンに固有のクリーンアップ ルーチンを実行します。MATLAB コマンド ウィンドウから呼び出せるコマンドまたはスクリプトを使用します。既定値は空です。

データ型は文字ベクトルの cell 配列です。

たとえば、MATLABSetup プロパティおよび MATLABCleanup プロパティの値を表示して更新するには、MATLAB コマンド ウィンドウで以下を入力します。

h = coder.make.ToolchainInfo;
h.MATLABSetup;
h.MATLABCleanup;
h.MATLABSetup{1}    = sprintf('if ispc \n origTMP=getenv(''TMP''); \n setenv(''TMP'',''C:\\TEMP'');\nend');
h.MATLABCleanup{1}  = sprintf('if ispc \n setenv(''TMP'',origTMP); \nend');

以下のリストは、一連の処理でこのプロパティが挿入される適切な場所を説明しています。

  1. MATLAB セットアップ

  2. シェル セットアップ

  3. プレビルド

  4. ビルド (アセンブラー、コンパイラ、リンカー、アーカイバー)

  5. ポストビルド

  6. シェル クリーンアップ

  7. MATLAB クリーンアップ

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には MATLABCleanup プロパティは含まれていません。

MATLABCleanup と共に使用するメソッドはありません。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

MATLAB セットアップ コマンド

MATLAB コマンドまたはスクリプトを指定して、このツールチェーンに固有のセットアップ ルーチンを実行します。MATLAB コマンド ウィンドウから呼び出せるコマンドまたはスクリプトを使用します。既定値は空です。

データ型は文字ベクトルの cell 配列です。

たとえば、MATLABSetup プロパティおよび MATLABCleanup プロパティの値を表示して更新するには、MATLAB コマンド ウィンドウで以下を入力します。

h = coder.make.ToolchainInfo;
h.MATLABSetup;
h.MATLABCleanup;
h.MATLABSetup{1}    = sprintf('if ispc \n origTMP=getenv(''TMP''); \n setenv(''TMP'',''C:\\TEMP'');\nend');
h.MATLABCleanup{1}  = sprintf('if ispc \n setenv(''TMP'',origTMP); \nend');

以下のリストは、一連の処理でこのプロパティが挿入される適切な場所を説明しています。

  1. MATLAB セットアップ

  2. シェル セットアップ

  3. プレビルド

  4. ビルド (アセンブラー、コンパイラ、リンカー、アーカイバー)

  5. ポストビルド

  6. シェル クリーンアップ

  7. MATLAB クリーンアップ

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には MATLABSetup プロパティは含まれていません。

MATLABCleanup と共に使用するメソッドはありません。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

カスタム マクロのリスト (マクロ名と値を含む)

このリストは coder.make.BuildItem オブジェクトの coder.make.util.OrderedList です。

既定では、このリストは空です。以下に例を示します。

h = coder.make.ToolchainInfo;
h.Macros
ans = 


# ---------------
# "Macros" List
# ---------------
(empty)

ToolchainInfo は以下の 2 つの方法でマクロを使用します。

  • 現在のビルドで使用されるマクロを変数として makefile に記述します。以下に例を示します。

    TI_INSTALL 	 =  C:\Program Files\CCSv4
    TI_C2000_TOOLS 	 =  $(TI_INSTALL)\tools\compiler\c2000\bin

  • カスタム ツールチェーンが登録されている場合、検証時にマクロで指定された絶対パスが展開されます。マクロ内に含まれるマクロも同様です。たとえば、ToolchainInfo が以下のコンパイラ情報のパスを検証する際、TI_C2000_TOOLS と TI_INSTALL の両方が展開されます。

    Command = 'cl2000'
    Path = '$(TI_C2000_TOOLS)'

Macros の既定値は空のリストです。

データ型は coder.make.BuildItem オブジェクトの coder.make.util.OrderedList です。

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用してマクロを Macros に追加します。

% ------------------------------
% Macros
% ------------------------------
tc.addMacro('MW_EXTERNLIB_DIR',['$(MATLAB_ROOT)\extern\lib\' tc.Platform '\microsoft']);
tc.addMacro('MW_LIB_DIR',['$(MATLAB_ROOT)\lib\' tc.Platform]);
tc.addMacro('CFLAGS_ADDITIONAL','-D_CRT_SECURE_NO_WARNINGS');
tc.addMacro('CPPFLAGS_ADDITIONAL','-EHs -D_CRT_SECURE_NO_WARNINGS');
tc.addMacro('LIBS_TOOLCHAIN','$(conlibs)');
tc.addMacro('CVARSFLAG','');

tc.addIntrinsicMacros({'ldebug','conflags','cflags'});

MATLAB コマンド ウィンドウでこの例の該当するプロパティ値を表示するには、以下のように入力します。

h = intel_tc;
h.Macros
ans = 


# ---------------
# "Macros" List
# ---------------
MW_EXTERNLIB_DIR    = $(MATLAB_ROOT)\extern\lib\win64\microsoft
MW_LIB_DIR          = $(MATLAB_ROOT)\lib\win64
CFLAGS_ADDITIONAL   = -D_CRT_SECURE_NO_WARNINGS
CPPFLAGS_ADDITIONAL = -EHs -D_CRT_SECURE_NO_WARNINGS
LIBS_TOOLCHAIN      = $(conlibs)
CVARSFLAG           = 
ldebug              = 
conflags            = 
cflags              = 

このプロパティと共に以下のメソッドを使用します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ツールチェーン定義の一意の名前

ツールチェーンの完全な名前を指定します。この名前は、プロジェクトのビルド設定の [ハードウェア] タブにある [ツールチェーン] パラメーター オプションの 1 つとしても表示されます。既定値は空です。以下の形式が推奨されています。

name version | build artifact (platform)

データ型は文字ベクトルです。

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルには、Name の値を定義する行が含まれています。コマンド ウィンドウでそのプロパティ値を表示するには、以下のように入力します。

h = intel_tc;
h.Name

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

サポートされるプラットフォームの指定

ツールチェーンが使用されるプラットフォームを指定します。既定値は現在のプラットフォームです。サポートされる値は win32、win64、maca64 および glnxa64 です。

各プラットフォームに固有の ToolchainInfo を作成します。

データ型は文字ベクトルです。

このプロパティには関連するメソッドがありません。Platform に直接値を代入します。

たとえば、MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用して Platform の値を定義します。

tc.Platform         = 'win64';

MATLAB コマンド ウィンドウでこの例の該当するプロパティ値を表示するには、以下のように入力します。

h = intel_tc;
h.Platform
ans  = 

win64

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

リンカー/アーカイバーが呼び出された後に使用されるツールのリスト。

このリストは coder.make.BuildTool オブジェクトの coder.make.util.OrderedList です。

MATLAB コマンド ウィンドウで該当するプロパティ値を表示するには、以下のように入力します。

h = coder.make.ToolchainInfo;
h.PostbuildTools

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には PostbuildTools プロパティは含まれていません。

このプロパティと共に以下のメソッドを使用します。

ソース ファイルをオブジェクト ファイルにコンパイルする前に使用されるツールのリスト。

このリストは coder.make.BuildTool オブジェクトの coder.make.util.OrderedList です。

既定では、このリストは空です。以下に例を示します。

h.PrebuildTools
ans = 


# ----------------------
# "PrebuildTools" List
# ----------------------
(empty)

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には PrebuildTools プロパティは含まれていません。

このプロパティと共に以下のメソッドを使用します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

リビジョン番号の ToolchainInfo への割り当て

ツールチェーン定義ファイルの作成者は、この情報を使用して、あるバージョンのファイルを他のファイルと区別できます。既定値は 1.0 です。

データ型は文字ベクトルです。

このプロパティには関連するメソッドがありません。Revision に直接値を代入します。

以下に例を示します。

h.Revision
ans  = 

1.0

h.Revision = '2.0';
h.Revision
ans  = 

2.0

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ツールチェーンをクリーンアップするシェル スクリプト

シェル コマンドまたはスクリプトを指定して、このツールチェーンに固有のクリーンアップ ルーチンを実行します。システム コマンド環境から呼び出せるコマンドまたはスクリプトを使用します。既定値は空です。

データ型は文字ベクトルの cell 配列です。各文字ベクトルはシェル クリーンアップ コマンドです。

ToolchainInfo がセットアップ ルーチンを呼び出す場合には、該当するクリーンアップ ルーチンのセットを使用してシステム環境を元の設定に復元できます。たとえば、セットアップ ルーチンが環境変数およびフォルダーをシステム パスに追加した場合には、クリーンアップ ルーチンを使用してそれらを削除できます。

以下に例を示します。

>> h.ShellCleanup

ans  = 

     []

>> h.ShellCleanup = 'call "cleanup_mssdk71.bat"';

>> h.ShellCleanup

ans = 

    'call "cleanup_mssdk71.bat"'

以下のリストは、一連の処理でこのプロパティが挿入される適切な場所を説明しています。

  1. MATLAB セットアップ

  2. シェル セットアップ

  3. プレビルド

  4. ビルド (アセンブラー、コンパイラ、リンカー、アーカイバー)

  5. ポストビルド

  6. シェル クリーンアップ

  7. MATLAB クリーンアップ

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には ShellCleanup プロパティは含まれていません。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

ツールチェーンをセットアップするシェル スクリプト

シェル コマンドまたはスクリプトを指定して、このツールチェーンに固有のセットアップ ルーチンを実行します。システム コマンド環境から呼び出せるコマンドまたはスクリプトを使用します。既定値は空です。

データ型は文字ベクトルの cell 配列です。各文字ベクトルはシェル セットアップ コマンドです。

ToolchainInfo がセットアップ ルーチンを呼び出す場合には、該当するクリーンアップ ルーチンのセットを使用してシステム環境を元の設定に復元できます。たとえば、セットアップ ルーチンが環境変数およびフォルダーをシステム パスに追加した場合には、クリーンアップ ルーチンを使用してそれらを削除できます。

以下に例を示します。

>> h.ShellSetup

ans  = 

     []

>> h.ShellSetup = 'call "setup_mssdk71.bat"';

>> h.ShellSetup

ans = 

    'call "setup_mssdk71.bat"'

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の intel_tc.m ファイルは以下の行を使用して、ShellSetup の値を設定します。

% ------------------------------
% Setup
% ------------------------------
% Below we are using %ICPP_COMPILER12% as root folder where Intel Compiler is
% installed. You can either set an environment variable or give full path to the
% compilervars.bat file
tc.ShellSetup{1} = 'call %ICPP_COMPILER12%\bin\compilervars.bat intel64';

MATLAB コマンド ウィンドウでこの例の該当するプロパティ値を表示するには、以下のように入力します。

h = intel_tc;
h.ShellSetup
ans = 

    'call %ICPP_COMPILER12%\bin\compilervars.bat intel64'

以下のリストは、一連の処理でこのプロパティが挿入される適切な場所を説明しています。

  1. MATLAB セットアップ

  2. シェル セットアップ

  3. プレビルド

  4. ビルド (アセンブラー、コンパイラ、リンカー、アーカイバー)

  5. ポストビルド

  6. シェル クリーンアップ

  7. MATLAB クリーンアップ

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

特定の言語用の BuildTool オブジェクトの作成

ToolchainInfo を初期化することにより、SupportedLanguages で指定される言語または言語セットに対応する BuildTool オブジェクトが作成されます。

SupportedLanguages の値を指定しなかった場合の既定値は、'C/C++' です。この場合、C コンパイラおよび C++ コンパイラ用の BuildTool オブジェクトが ToolchainInfo の他の BuildTool オブジェクトに追加されます。

既定値をオーバーライドするには、ToolchainInfo を初期化する際に名前/値のペアを使用して SupportedLanguages の値を指定します。以下に例を示します。

h = coder.make.ToolchainInfo('SupportedLanguages','C');
値は次のいずれかになります。'C'、'C++'、'C/C++'、'Asm/C'、'Asm/C++' または 'Asm/C/C++'。

SupportedLanguages プロパティには関連するメソッドがありません。

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例には SupportedLanguages プロパティは含まれていません。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

ToolchainInfo がサポートするソフトウェア ビルド ツールのバージョン。

既定値は空です。

データ型は文字ベクトルです。

このプロパティには関連するメソッドがありません。SupportedVersion に直接値を代入します。

MATLAB® Coder™ ビルド プロセスへのカスタム ツールチェーンの追加の例では、SupportedVersion の値は intel_tc.m ツールチェーン定義ファイルで次のように定義されています。

tc.SupportedVersion = '12.1';

MATLAB コマンド ウィンドウでこの例の該当するプロパティ値を表示するには、以下のように入力します。

h = intel_tc;
h.SupportedVersion
ans  = 

12.1

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

メソッド

すべて展開する

バージョン履歴

R2013a で導入