Main Content

addIntrinsicMacros

クラス: coder.make.ToolchainInfo
名前空間: coder.make

Macros への組み込みマクロの追加

構文

h.addIntrinsicMacros(intrnsc_macroname)

説明

h.addIntrinsicMacros(intrnsc_macroname) は組み込みマクロを Macros に追加します。組み込みマクロの値はビルド ツールで定義されます。ToolchainInfo または MathWorks® ソフトウェアでは定義されません。

入力引数

すべて展開する

coder.make.ToolchainInfo オブジェクト。h のようにオブジェクト ハンドルを使用して指定します。h を作成するには、MATLAB® コマンド ウィンドウで「h = coder.make.ToolchainInfo」と入力します。

組み込みマクロの名前。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string または string 配列として指定します。

h.addIntrinsicMacros('GCCROOT')
h.getMacro('GCCROOT')
ans  = 

     []

h.removeIntrinsicMacros('GCCROOT')
h.getMacro('GCCROOT')

ヒント

組み込みマクロの値は ToolchainInfo では宣言しません。組み込みマクロの値はツールチェーンのビルド ツールで定義され、MathWorks ソフトウェアの範囲外となります。

ソフトウェアのビルド プロセス中、MathWorks ソフトウェアは、形式を変更せずに組み込みマクロを makefile などのビルドに挿入します。ビルド プロセス中に、ビルドは組み込みマクロをツールチェーンのビルド ツールに渡します。ビルド ツールは内部に保持している定義に基づいてマクロを解釈します。

validate メソッドは組み込みマクロを検証しません。

組み込みマクロの値は宣言されていないため、生成されたコード内で変化しません。ソフトウェア ビルド ツールチェーンは組み込みマクロを生成されたコード内で使用および解釈できます。それに対して、一般的なマクロは作成時に、代入された値により置き換えられます。

バージョン履歴

R2013a で導入