MATLAB Online

MATLAB Online™ を使用すると、さまざまな場所からファイルにアクセスできるようになります。MATLAB Online にデータを読み込み、デスクトップや、MATLAB Drive™、Amazon Web Services (AWS®)、Microsoft Azure® などのサードパーティによるクラウド コンピューティング サービスを介してコードやアプリケーションを実行できます。また、MATLAB Online では、MATLAB Mobile™、ThingSpeak™、Raspberry Pi™ を使用して、物理センサーやデバイスと接続することもできます。

MATLAB Drive

MATLAB Drive は、MathWorks® が管理するクラウド ストレージ プラットフォームです。MATLAB Drive では、ファイルを保存、管理、利用できます。既定の設定で、MATLAB Online と MATLAB Mobile のデータの保存場所となっています。

MATLAB Drive には、MATLAB Online や MATLAB Mobile、または MATLAB Drive Online (MATLAB Drive のコンテンツ管理用 Web インターフェイス) から直接アクセスできます。また、MATLAB Drive Connector を使用して、MATLAB Drive とローカルデスクトップを同期することもできます。

MATLAB Drive には、デスクトップからローカルファイルを直接アップロードできます。MATLAB Drive にファイルを保存すると、MATLAB Online や MATLAB Mobile から直接、データを簡単に利用できるようになります。ローカルファイルの MATLAB Drive へのインポートについてはこちらをご覧ください

現在お使いの MATLAB ライセンスがソフトウェア保守サービス期間中の場合は、最大 5 GB のファイルストレージをご利用いただけます。

MATLAB Drive Online

MATLAB Drive Online には、ビジュアル インターフェイスが用意されており、MATLAB Drive に保存されているファイルをインポート、エクスポート、表示できます。MATLAB Drive Online にファイルをアップロードする方法についてはこちらをご覧ください

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また、MATLAB Drive Online を使用すると、共有フォルダーやリンクを介してフォルダーやファイル、データを共有し、他の人と共同作業をすることもできます。MATLAB Drive Online を使用したファイルの共有についてはこちらをご覧ください

MATLAB Drive Connector

MATLAB Drive Connector を使用すると、MATLAB Drive のファイルをローカル コンピューターから管理できます。オンラインの MATLAB Drive とローカルデスクトップの MATLAB 間でファイルが自動的に同期され、MATLAB Drive フォルダーからファイルに簡単にアクセスできます。

MATLAB Drive Connector のインストールと設定方法についてはこちらをご覧ください

MATLAB Drive

MATLAB Mobile

iPhone、iPad、Android デバイスから収集したセンサーデータを、MATLAB Drive を介して MATLAB Online に取り込むことができます。モバイルデバイスから MATLAB Online にセンサーデータを直接ストリーミングするには、こちらの例をご覧ください

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AWS

要件: AWS アカウント、データが格納された S3 バケット

MATLAB Online には、AWS プラットフォームからデータを読み書きできる直接的なインターフェイスが用意されています。S3 バケットから MATLAB Online に AWS データをインポートするには、こちらの例をご覧ください

GitHub

要件: GitHub アカウント

GitHub でホストされているファイルは、MATLAB プロジェクトを使用して直接インポートできます。GitHub リポジトリを MATLAB Online にクローンする方法の詳細についてはこちらの例をご覧ください

ThingSpeak

ThingSpeak チャネルに接続されたデバイスの場合は、thingSpeakReadthingSpeakWrite コマンドを使用して、任意のチャネルからデータを収集して書き込むことができます。詳細な例は、以下のリンクからご覧ください。

  1. 新規の ThingSpeak チャネルを作成するか、無料の WeatherStation チャネルを使用します。
  2. ThingSpeak から MATLAB コードを実行し、MATLAB でデータを解析します。
  3. MATLAB から ThingSpeak チャネルにデータを書き込み、REST API を実行します。
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Raspberry Pi

要件: サポートされている Raspberry Pi オペレーティング システムとボード、インターネット接続

MATLAB Online を使用すると、Raspberry Pi に接続して、アプリケーションのプログラミングやデータの読み込みを行うことができます。詳細な手順と例は、以下のリンクからご覧ください。

  1. Raspberry Pi を設定します
  2. Raspberry Pi と MATLAB Online を接続します
  3. 以下の手順で Raspberry Pi に関数を展開し、データの読み書きを行います。
    1. Raspberry Pi に MATLAB 関数を展開します
    2. getFile メソッドと putFile メソッドを使用して、MATLAB Online と Raspberry Pi の間でデータを読み書きします。