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プロジェクトを使用したソース管理の使用

プロジェクトを使用して、ソース管理の対象ファイルを処理できます。ソース管理は、ファイルをリポジトリに保存し、リポジトリからファイルをチェックアウトして作業を行ってからリポジトリに戻して変更を保存することができ、チェックインされているさまざまなバージョンのファイルの履歴を確認できます。MathWorks 製品のソース管理の使用の詳細については、MathWorks ソース管理の統合についてを参照してください。

プロジェクトは Git™ および Subversion® (SVN) の 2 つのソース管理システムと統合します。

ソース管理を使用してプロジェクトを設定するには、次のいずれかのワークフローを使用します。

  • 既存のリポジトリから新しいプロジェクトを作成する。

  • 既存のプロジェクトをソース管理に追加する。

  • 既にソース管理下にあるフォルダーで新しいプロジェクトを作成する。

  • 新規または既存のプロジェクト用に新しい GitHub® リポジトリを作成する。

次に、プロジェクトがソース管理下にある場合、ファイルのチェックインとチェックアウトおよび変更内容のコミットと元に戻すなどの操作を MATLAB® 内部から実行できます。

ソース管理の設定

ソース管理を使用したプロジェクトの設定方法は 4 つあります。

既存のリポジトリからの新規プロジェクトの作成

ソース管理からファイルを取得することによって既存のリポジトリのプロジェクトの新しいローカル コピーを作成します。Git リポジトリをコピーしたり、ファイルを SVN リポジトリからチェックアウトしたり、別のソース管理統合を使用することができます。

既存のリポジトリから新しいプロジェクトを作成するには、次の手順に従います。

  1. [ホーム] タブで、[新規][プロジェクト][Git から] または [新規][プロジェクト][作成元 SVN] をクリックします。[ソース管理からの新規プロジェクト] ダイアログ ボックスが開きます。

  2. リポジトリの場所がわかっている場合は、それを [リポジトリのパス] フィールドに貼りつけます。

    そうでない場合、ファイルを取得するリポジトリ パスを参照して検証するには、[変更] をクリックします。

    1. ダイアログ ボックスで、URL をこのフィールドに入力または貼り付けるか、最近のリポジトリのリストから選択するか、あるいは ボタンをクリックしてリポジトリ URL を指定します。

    2. [検証] をクリックしてリポジトリ パスを確認します。パスが無効な場合は、ソース管理リポジトリ ブラウザーの URL と比較してください。

    3. リポジトリの認証ダイアログ ボックスが表示された場合は、ログイン情報を入力して続行します。

    4. 必要であれば、リポジトリ ツリーの下層にあるフォルダーを選択します。SVN では、trunk から、または tags の下のブランチ フォルダーからチェックアウトすることをお勧めします。

    5. 取得する URL パスの指定が完了したら [OK] をクリックします。ダイアログ ボックスが閉じ、[ソース管理からの新規プロジェクト] ダイアログ ボックスに戻ります。

  3. [サンドボックス] フィールドで、新しいプロジェクトに関して取得したファイルを配置する作業フォルダーを選択します。SVN では、ネットワーク フォルダーを使用すると速度が低下するため、最良の結果を得られるようにローカル フォルダーを使用します。

  4. [取得] をクリックします。

    リポジトリが既にプロジェクトを含んでいる場合は、ユーザーが選択したサンドボックス フォルダーにツールがファイルを取り込んだ時点で、プロジェクトの準備は整っています。

    サンドボックスにプロジェクトがまだ含まれていない場合、ダイアログ ボックスがプロジェクトをフォルダー内に作成するかどうかを確認します。プロジェクトを作成するには、プロジェクト名を指定して [OK] をクリックします。新しいプロジェクトの設定を可能にする [ようこそ] 画面が表示されます。プロジェクトの設定の詳細については、プロジェクトの設定を参照してください。

大規模な Git リポジトリをクローンするときに OutOfMemoryError: Java heap space のようなエラーが発生した場合は、MATLAB の基本設定を編集してヒープ サイズを増やします。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで [基本設定] をクリックします。

  2. [MATLAB][一般][Java ヒープ メモリ] を選択します。

  3. スライダーを動かしてヒープ サイズを増やし、[OK] をクリックします。

  4. MATLAB を再起動します。

ソース管理への既存のプロジェクトの追加

既存のプロジェクトがある場合は、そのプロジェクトを Git または SVN ソース管理に追加できます。

プロジェクトをソース管理に追加するには、次を行います。

  1. [プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで、[ソース管理の使用] をクリックします。[ソース管理情報] ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [ソース管理にプロジェクトを追加] ボタンをクリックします。[ソース管理に追加] ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [ソース管理ツール] リストで、リポジトリに最適なツールを選択します。Git を選択した場合は、ステップ 4 をスキップしてステップ 5 に直接進みます。

  4. SVN リモート リポジトリを使用している場合は、[変更] ボタンをクリックして既存のリポジトリを選択するか、新しいリポジトリを作成します。

    • 既存のリポジトリを指定するには、 ボタンをクリックしてリポジトリを参照するか、URL をフィールドに貼り付けるか、リストを使用して最新のリポジトリを選択します。

    • 新しいリポジトリを作成するには、 ボタンをクリックします。新しいリポジトリの作成の詳細については、新しいリポジトリの作成を参照してください。

    [検証] をクリックして選択したリポジトリへのパスを確認してから [OK] をクリックします。

  5. [変換] をクリックしてプロジェクトのソース管理への追加を終了します。

    プロジェクトは整合性チェックを実行します。

  6. 整合性チェックが実行された後、[プロジェクトを開く] をクリックしてプロジェクトに戻ります。

    プロジェクトには、現在のソース管理ツールおよびリポジトリの場所に関する詳細が表示されます。

  7. 新しいリポジトリを作成した場合、[ファイル][変更済み] ビューを選択し、[コミット] をクリックして、ファイルの最初のバージョンを新規リポジトリにコミットします。ダイアログ ボックスで、必要に応じてコメントを入力し、[送信] をクリックします。

Git でブランチをマージする場合、追加の設定手順を実行する必要があります。詳細については、Git ソース管理の設定を参照してください。

組み込みバージョンではない SVN のバージョンを使用する必要がある場合、SVN ソース管理の設定を参照してください。

ソース管理に既に存在するフォルダーでの新規プロジェクトの作成

ソース管理に既に存在するフォルダーから新しいプロジェクトを作成すると、MATLAB では新しいプロジェクトがソース管理に自動的に追加されます。プロジェクトを作成した後、[検出] ボタンをクリックします。フォルダーからのプロジェクトの作成の詳細については、プロジェクトの作成を参照してください。

新しい GitHub リポジトリの作成

GitHub リポジトリを作成すると、Git ソース管理が、新規または既存のプロジェクトに追加されます。作成する GitHub リポジトリは、プロジェクトのリモート リポジトリになります。GitHub リポジトリを作成するには、GitHub アカウントを所有していなければなりません。

空のプロジェクトと GitHub リモート リポジトリを作成するには、次を行います。

  1. [ホーム] タブで、[新規][プロジェクト][Git から] をクリックします。

  2. [新規][GitHub Repository] を選択します。[GitHub] ダイアログ ボックスで、[ユーザー名][パスワード] を入力します。[リポジトリ名] フィールドと [説明] フィールドに入力し、[作成] をクリックします。

    MATLAB は新しい公開 GitHub リポジトリを作成し、[リポジトリのパス] フィールドに https://github.com/myusername/mynewrepository の形式で情報を入力します。

  3. [サンドボックス] フィールドで、サンドボックスの場所を指定します。選択したフォルダーは空でなければなりません。[取得] をクリックしてサンドボックスを作成します。

    プロジェクト名と作成を確認するには、[OK] をクリックします。

GitHub リポジトリとサンドボックスを作成した後、サンドボックスにファイルを追加します。ソース管理に追加するファイルへのマークを参照してください。最初のバージョンのファイルをローカル リポジトリにコミットした後、すべての変更をリモート GitHub リポジトリにプッシュします。

ヒント

既存のプロジェクト用のリモート GitHub リポジトリを作成する場合は、代わりにプロジェクトを GitHub で共有します。

プロジェクトを読み込んだ状態で、[プロジェクト] タブで [共有][GitHub] を選択します。詳細な手順については、プロジェクトの共有の「GitHub でパブリッシュする」を参照してください。

ソース管理操作の実行

バージョンの取得とプロジェクト ファイルのチェックアウト

以下の表に、変更されたプロジェクト ファイルのチェック、バージョンの更新、ファイル ロックの取得と管理、およびプロジェクト ファイルのタグ付けの方法を示します。

アクション手順
プロジェクト ファイルのステータスの更新。

ローカルで変更されたプロジェクト ファイルをチェックするには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [最新の表示] をクリックします。最新の表示の操作を行うと、ローカル サンドボックスの状態がクエリされ、MATLAB 外部の別のツールによる変更があったかどうかが確認されます。

詳細については、SVN ファイルのステータスとリビジョンの更新またはGit ファイルのステータスとリビジョンの更新を参照してください。

プロジェクト ファイルの変更のチェック。

リポジトリにプロジェクトの新しいバージョンがあるかどうか確認するには、[ファイル] ビューで、ファイルを右クリックし、[ソース管理][変更を確認] を選択します。

SVN では、このオプションは、リポジトリにアクセスして、外部の変更を確認します。プロジェクトは、ローカル ファイルとリポジトリ バージョンのリビジョン番号を比較します。リポジトリのリビジョン番号がローカル サンドボックス フォルダーのものより大きい場合、プロジェクトはローカル ファイルのリビジョン番号の横に "(最新ではありません)" と表示します。

すべてのファイルの更新。

SVN を使用して、すべてのプロジェクト ファイルの最新の変更を取得するには、[プロジェクト] タブに移動し、[ソース管理] セクションで [更新] をクリックします。ディスク上で変更されたすべてのファイルをリストするダイアログ ボックスが表示されます。この動作は、プロジェクト基本設定 [ソース管理更新の変更を表示] を使用して制御できます。詳細については、SVN ファイルのステータスとリビジョンの更新を参照してください。

Git を使用して、ソース管理リポジトリからすべてのプロジェクト ファイルについての最新の変更を取得して現在のブランチにマージするには、[プロジェクト] タブに移動し、[ソース管理] セクションで [プル] をクリックします。手動で変更を取得してマージするには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [取得] をクリックします。取得により、ローカル リポジトリ内の元のブランチがすべて更新されます。[取得] をクリックしても、サンドボックス ファイルは変更されません。他からの変更を確認するには、元の変更をローカル ブランチにマージします。詳細については、Git でのファイルのプル、プッシュおよび取得を参照してください。

選択されたプロジェクト ファイルについてのリビジョンの更新。

選択された一連のファイルを更新するには、[ファイル] ビューでファイルを右クリックし、使用しているソース管理システムの[ソース管理][更新] コマンドを選択します。たとえば、SVN を使用している場合は、[ソース管理][SVN から更新] を選択して、選択したファイルの最新のローカル コピーをリポジトリから取得します。

SVN のログイン情報のクリア。保存されているログイン資格情報をクリアするには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで、[ログインのクリア] をクリックします。
SVN ファイルのロックの取得。

SVN ファイルのロックを取得するには、[ファイル] ビューでチェックアウトするファイルを選択します。選択したファイルを右クリックして [ソース管理][ファイルをロック] を選択します。ロック記号が [SVN] ソース管理列に表示されます。ロックがある場合、他のユーザーは、サンドボックスにロック記号は表示されませんが、ファイル ロックを取得したり、変更をチェックインしたりできません。ロックを表示または解除するには、[プロジェクト] タブで [ロック] をクリックします。

[ファイルをロック] は SVN 専用です。Git にはロックがありません。

SVN リポジトリのロックの管理。

リポジトリのグローバル SVN ロックを管理するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [ロック] をクリックします。詳細については、SVN ファイルのロックを参照してください。

プロジェクト ファイルのバージョンのタグ付け。

すべてのプロジェクト ファイルの特定のリビジョンを識別するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [タグ] をクリックします。タグのテキストを指定して、[OK] をクリックします。タグがすべてのプロジェクト ファイルに追加されます。リポジトリに tags フォルダーがない場合、エラーが表示されます。詳細については、SVN ソース管理の設定を参照してください。

プロジェクト ファイルの変更のレビュー

[ファイル][変更済み] ビューを使用して、プロジェクト ファイルの変更をレビューできます。以下の表に、変更されたプロジェクト ファイルのリストを表示、ファイルの履歴をレビュー、および 2 つのファイルのリビジョンを比較する方法を示します。

アクション手順
変更済みのプロジェクト ファイルの表示。

[ファイル] ビューで [変更済み (ファイル数)] タブを選択します。[ファイル][変更済み] ビューは、プロジェクトでソース管理を使用している場合にのみ表示されます。

ヒント

フォルダーを展開せずにファイルを表示するには、[リスト] レイアウトを使用します。

ソース管理の概要ステータスを使用すると、フォルダーの変更された内容または競合のある内容を特定できます。[ファイル] ビューのフォルダーには、ロールアップされたソース管理ステータスが表示されます。これにより、特に競合のあるファイルの変更を簡単に特定できます。フォルダーのソース管理ステータス (たとえば [Git][SVN] などの列) にカーソルを合わせると、その内部で変更されたファイル、競合のあるファイル、追加されたファイル、削除されたファイルの数を示すツールヒントを表示できます。

変更済みファイルのリストの更新。

変更済みファイルのリストを更新するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [最新の表示] をクリックします。

リビジョン履歴の表示。

[ファイル] ビューでファイルを右クリックして [ソース管理][リビジョンの表示] を選択します。

コミットされた SVN 変更セット内にあるファイルを参照し比較するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [ログの表示] を選択します。[ファイル リビジョン] ダイアログ ボックスで、変更済みファイル リストを表示するリビジョンを選択します。下部のリストのファイルを右クリックして、変更を表示するかリビジョンを保存します。

リビジョンの比較。

[ファイル] ビューでファイルを右クリックして [比較][先祖と比較] を選択し、ローカル リポジトリ (Git の場合) またはサンドボックスで最後にチェックアウトされたバージョン (SVN の場合) との比較を実行します。比較ツールによってレポートが表示されます。

ファイルの他のリビジョンを比較するには、[比較][リビジョンと比較] を選択します。

比較レポートを表示するには、比較するリビジョンを選択して [選択対象の比較] をクリックします。または、1 つのリビジョンを選択して [ローカルと比較] をクリックします。詳細については、ファイルやフォルダーの比較とファイルのマージを参照してください。

プロジェクト定義ファイル-  resources/project フォルダー内のファイルは、最初にプロジェクトを作成または変更する際に生成されるプロジェクト定義ファイルです。プロジェクト定義ファイルにより、ファイルをチェックアウトすることなく、ファイルにプロジェクト メタデータを追加できます。この方法で変更できるメタデータのいくつかの例として、ショートカット、ラベル、およびプロジェクトの説明があります。プロジェクト定義ファイルはまた、プロジェクトに追加されたファイルも指定します。これらのファイルはプロジェクトの一部ではありません。

プロジェクトに対して行った変更により、resources/project フォルダー内に変更が生じます。これらのファイルは、形式が変更される可能性のある XML ファイルにプロジェクトの定義を格納します。

プロジェクト定義ファイルを直接表示する必要があるのは、ソース管理ツールでマージが必要となる場合だけです。それらのファイルは表示されるので、ソース管理システムにコミットされているすべてのファイルについて把握できます。

R2020b 以降、既定のプロジェクト定義ファイル タイプは [複数のプロジェクト ファイルを使用 (固定のパスの長さ)] です。プロジェクト定義ファイルの管理をプロジェクト作成時に選択したタイプから変更するには、matlab.project.convertDefinitionFiles を使用します。matlab.project.convertDefinitionFiles はプロジェクトのソース管理履歴を保持します。

警告

マージの問題を防ぐために、1 つのプロジェクトで定義ファイルのタイプを複数回変換しないでください。

R2020b より前のリリースで、プロジェクト定義ファイルの管理をプロジェクトの作成時に選択したタイプから変更する場合は、次を行います。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで [基本設定] をクリックします。[MATLAB][プロジェクト] を選択し、[新規プロジェクト] セクションで、[プロジェクト定義ファイル] の下にあるオプションのいずれかを選択します。

    • 複数のプロジェクト ファイルを使用 - 共有プロジェクトに関するマージの問題の回避に役立ちます。

    • 複数のプロジェクト ファイルを使用 (固定のパスの長さ) - 長いパスを操作しなければならない場合に優れています。

    • 単一のプロジェクト ファイルを使用 (ソース管理には推奨されません) - 高速ですが、2 人のユーザーが同じプロジェクト内の変更をソース管理ツールに送信した場合に、マージの問題が発生する可能性があります。

  2. プロジェクト アーカイブ ファイル (.mlproj) を作成します。詳細については、プロジェクトの共有または export を参照してください。

  3. アーカイブ プロジェクトから新規プロジェクトを作成します。詳細については、プロジェクトの作成を参照してください。

プロジェクトでのフォルダーの管理を停止し、resources/project フォルダーを削除するには、matlab.project.deleteProjectを参照してください。

プロジェクト チェックの実行

プロジェクトのチェックを実行するには、[プロジェクト] タブに移動して [チェックの実行][プロジェクトをチェック] をクリックします。欠落しているファイル、保存されていないファイル、またはソース管理に含まれていないファイルなど、プロジェクトの整合性の問題についてチェックを行います。結果はダイアログ ボックスでレポートされます。クリックして詳細を表示し、プロンプトに従って問題を修正できます。

必要なファイルをチェックする場合は、[依存関係アナライザー] をクリックして変更済みファイルの依存関係を解析します。プロジェクトの構造を解析するには、依存関係ツールを使用します。

チェックにより修正できる問題の詳細については、プロジェクトの派生ファイルの使用、およびプロジェクトの依存関係の解析を参照してください。

変更済みプロジェクト ファイルのコミット

変更をレビューしてプロジェクトのチェックを実行したら、変更済みプロジェクト ファイルをソース管理にコミットする準備ができました。以下の表に、変更済みプロジェクト ファイルをコミットする方法を示します。

アクション手順
すべての変更済みファイルのソース管理へのコミット。

[ファイル] ビューで [変更済み (ファイル数)] タブを選択します。[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [コミット] をクリックします。ダイアログ ボックスでコメントを入力し、[送信] をクリックします。Git ソース管理を使用している場合は、変更がローカル リポジトリにコミットされます。SVN ソース管理を使用している場合は、変更がリポジトリにコミットされます。

リポジトリの状態が変化したためにコミットできない場合は、メッセージが表示されます。ファイルをコミットするには、事前にそのリビジョンを最新の HEAD リビジョンに更新しなければなりません。Git ソース管理を使用している場合は、[プル] をクリックします。SVN ソース管理を使用している場合は、[更新] をクリックします。コミットする前に競合を解決します。

選択したファイルのソース管理へのコミット。

[ファイル] ビューでファイルを選択して右クリックし、[ソース管理][コミット] を選択します。

個々のファイルをコミットする場合は、ファイルを追跡している関連するプロジェクト定義ファイルがコミットされない可能性があります。これを回避するには、すべての変更済みファイルをコミットします。

Git でのプロジェクト ファイルのプッシュ。

ローカル コミットをリモート リポジトリに送るには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [プッシュ] をクリックします。リポジトリが更新されたために変更を直接プッシュできない場合は、メッセージが表示されます。[取得] をクリックしてリモート リポジトリからすべての変更を取得します。ブランチをマージし、競合を解決してから変更をプッシュできます。詳細については、Git でのファイルのプル、プッシュおよび取得を参照してください。

Git で空のプロジェクト フォルダーをプッシュする。

Git ソース管理に空のフォルダーを追加することはできないため、[プッシュ] をクリックして空のフォルダーをクローンすることはできません。プロジェクトで空のフォルダーを作成できますが、変更をプッシュして新しいサンドボックスを同期すると、新しいサンドボックスに空のフォルダーは表示されません。代わりに、[プロジェクトをチェック] を実行します。これで、空のフォルダーが作成されます。

または、空のフォルダーをリポジトリにプッシュして他のユーザーと同期できるようにするには、このフォルダーに gitignore ファイルを作成してから、変更をプッシュします。

Git 一時退避を作成。

Git 一時退避には、コミットされていない変更が、後で使用するために保存されます。一時退避を作成するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [一時退避] をクリックします。[一時退避] ダイアログ ボックスが開きます。[新規一時退避] をクリックして、現在変更されているファイルを含む一時退避を作成します。詳細については、Git stash の使用を参照してください。

Git でブランチを作成。

ブランチを作成するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで [ブランチ] をクリックします。[ブランチ] ダイアログ ボックスが表示され、ブランチを表示、切り替え、作成、マージできます。

新しいブランチのソースを選択します。[ブランチ ブラウザー] の図でノードをクリックするか、[ソース] テキスト ボックスに一意の識別子を入力します。SHA1 ハッシュのタグ、ブランチ名、一意の接頭辞 (73c637 など) を入力し、特定のコミットを識別できます。現在のブランチの HEAD からブランチを作成するには、既定値のままにします。[ブランチ名] テキスト ボックスに名前を入力し、[作成] をクリックします。

Git でのブランチの切り替え、比較、保存、およびマージ。

ブランチの切り替え、比較、保存、マージを行うには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで、[ブランチ] をクリックします。[ブランチ] ダイアログ ボックスが表示され、ブランチを表示、切り替え、作成、マージできます。詳細については、Git でのブランチとマージを参照してください。

競合の解決。

自分と別のユーザーが別々のサンドボックスまたは別々のブランチに含まれている同じファイルに変更を加えた場合、変更済みファイルをコミットしようとすると、競合に関するメッセージが表示されます。必要に応じて競合マーカーを抽出し、競合の原因となっている違いを比較して競合を解決します。

[ファイル][変更済み] ビューで競合ファイルを探します。ソース管理の概要ステータスを使用して競合しているフォルダーの内容を特定します。フォルダーには、ロールアップされたソース管理ステータスが表示されます。これにより、特に競合のあるファイルの変更を簡単に特定できます。フォルダーのソース管理ステータスにカーソルを合わせると、そのフォルダー内の変更されたファイル、競合のあるファイル、追加されたファイル、削除されたファイルの数を示すツールヒントを表示できます。

ヒント

フォルダーを展開せずにファイルを表示するには、[リスト] レイアウトを使用します。

競合を示す赤い警告記号の付いたファイルのソース管理ステータス列 ([Git] または [SVN]) を確認します。競合のあるファイルを右クリックして [競合を表示] を選択し、バージョンを比較します。競合のあるファイル間の差分を示す比較レポートが開きます。

変更を解決し、サンドボックス内のバージョンをコミットする準備ができたら、ファイルを右クリックし、[ソース管理][競合が解決済みであるとしてマークする] を選択します。

Git の場合、[Git] ペインの [ブランチ] ステータスが [MERGING] から [SAFE] に変わります。

[ファイル][変更済み] ビューを選択し、変更を確認します。

変更を元に戻す

以下の表に、プロジェクト ファイルの変更を元に戻す方法を示します。変更を元に戻す方法の詳細については、ソース管理で変更を元に戻すを参照してください。

アクション手順
ローカルな変更を元に戻す

ロックを解放して、最新のサンドボックス更新のバージョン (リポジトリから最後に同期または取得したバージョン) に戻すには、[ファイル] ビューで、ファイルを右クリックし、[ソース管理][ローカルな変更を破棄してロックを解放] を選択します。

Git を使用するときにローカルな変更を破棄するには、ファイルを右クリックし、[ソース管理][ローカルな変更を元に戻す] を選択します。すべてのローカルな変更を削除するには、[Git] ペインで [ブランチ] をクリックし、[HEAD に戻す] をクリックします。

ファイルを指定されたリビジョンに戻す

ファイルを指定されたバージョンに戻すには、ファイルを右クリックし、[ソース管理][SVN を使用して元に戻す] または [ソース管理][Git を使用して元に戻す] を選択します。

[ファイルを元に戻す] ダイアログ ボックスで、元に戻すリビジョンを選択します。作者、日付、ログ メッセージなどの変更に関する情報を表示するリビジョンを選択します。[元に戻す] をクリックします。

ファイルを以前のリビジョンに戻した後に、変更を加えた場合、リポジトリ履歴との競合が解決するまで、ファイルをコミットできません。

プロジェクトを指定されたバージョンに戻す

プロジェクトを指定されたバージョンに戻すには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで、[プロジェクトを元に戻す] をクリックします。[ファイルを元に戻す] ダイアログ ボックスで、元に戻すリビジョンを選択します。

リスト内の各リビジョンは、変更されたファイルの変更セットを表します。作者、日付、ログ メッセージなどの変更に関する情報を表示するリビジョンを選択します。

リビジョンを選択し、情報が正しいことを確認したら、[元に戻す] をクリックします。

プロジェクトの派生ファイルの使用

一般的に、派生ファイルおよび一時ファイルは、プロジェクトまたはソース管理から除外することをお勧めします。[プロジェクト] タブで、[チェックの実行][プロジェクトをチェック] を選択して、派生ファイルまたは一時ファイルの有無をチェックします。プロジェクトに slprj フォルダーを追加する場合、プロジェクトのチェックによりこのフォルダーをプロジェクトから削除するよう勧めるメッセージと、修正を促す選択肢とが表示されます。

また、.mex* などの派生ファイル、slprj フォルダー、sccprj フォルダー、その他のコード生成フォルダーの内容は、問題の原因となる可能性があるため、ソース管理から除外することもお勧めします。以下に例を示します。

  • ファイルをロックできるソース管理システムを使用する場合、ユーザーは競合に遭遇する可能性があります。slprj がソース管理下にある場合にコードを生成すると、slprj にあるほとんどのファイルは変更されてロックされます。他のユーザーは、ファイルのアクセス許可エラーのためコードを生成できなくなります。slprj フォルダーも、コード生成によってシミュレーションに使用されるため、これらのファイルをロックすると、チームに影響が生じる可能性があります。同様の問題は .mex* などのバイナリでも発生します。

  • 多くの場合、slprj を削除する必要があります。ただし、slprj フォルダーがソース管理ツール (たとえば、SVN) の下にある場合、このフォルダーを削除すると "not a working copy" (作業用コピーではありません) エラーなどの問題が発生する可能性があります。

  • 生成されたコードをプロセスのアーティファクトとしてチェックインする場合、一部のファイルを slprj キャッシュ フォルダーから出してプロジェクトの一部である別の場所にコピーするのが一般的です。このようにすると、必要に応じて一時的なキャッシュ フォルダーを削除できます。関数 packNGo (MATLAB Coder) を使用して生成されたコード ファイルをリストし、プロジェクト API を使用してそれらのファイルを適切なメタデータとともにプロジェクトに追加します。

  • slprj フォルダーには、多数の小さなファイルが含まれる場合があります。これらの各ファイルが最新のものであることをチェックするときに、一部のソース管理ツールのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

未保存の変更を含むプロジェクト ファイルの検索

未保存の変更を含むファイルがないかプロジェクトをチェックできます。[プロジェクト] タブの [ツール] セクションで、[チェックの実行][未保存の変更を表示] を選択します。

[未保存の変更] ダイアログ ボックスで、未保存の変更を含むプロジェクト ファイルを確認できます。プロジェクトで検出されるのは、MATLAB エディターおよび Simulink® エディターで編集された未保存の変更のみです。他のツールで編集された変更は、手動で調べます。参照プロジェクトがある場合、ファイルはプロジェクト別にグループ分けされます。検出された変更はすべて保存または破棄できます。

プロジェクトを閉じる際の開いているファイルの管理

プロジェクトを閉じるときに、未保存の変更を含むファイルがある場合、変更を保存するか破棄するかを確認するメッセージが表示されます。参照プロジェクトがある場合、未保存の変更を含むすべてのファイルをプロジェクト別に表示できます。作業内容を失わないように、ファイル別、プロジェクト別またはグローバルに変更を保存または破棄できます。

この動作を制御するには、[ホーム] タブの [環境] セクションで [基本設定] をクリックします。[MATLAB][プロジェクト][プロジェクトのシャットダウン] セクションで、[開いているプロジェクト モデルを確認し、変更が保存されていれば (ダーティでなければ) モデルを閉じる] チェック ボックスをオンまたはオフにします。

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