プロジェクトの共有
プロジェクトをパッケージ化して共有することで、他のユーザーと共同作業を行うことができます。ラベルとエクスポート プロファイルを使用して、どのファイルが共有プロジェクトに含まれるかを制御することもできます (詳細については、エクスポート プロファイルの作成を参照)。
この表では、プロジェクトのパッケージ化方法について説明します。
プロジェクトの共有方法 | 手順 |
---|---|
アーカイブを作成して共有する。 | プロジェクトを プロジェクトをアーカイブするには、次の手順に従います。
これで、他のファイルと同様の方法でアーカイブ ファイルを共有できます。 |
1 ステップで .mlproj アーカイブを電子メールで送信する。 | Windows® システムでは、 プロジェクトを
|
共有するツールボックスを作成する。 | プロジェクトからツールボックスを作成し、そのツールボックスを共同作業の相手と共有できます。 プロジェクトからツールボックスを作成するには、次の手順に従います。
これで他のファイルと同様にツールボックス ファイルを共有できます。 |
GitHub® でパブリッシュする。 | プロジェクトを GitHub で公開することで共有できます。まず、GitHub アカウントを所有していなければなりません。 GitHub でプロジェクトを共有すると、Git™ ソース管理がプロジェクトに追加されます。既にソース管理下にあるプロジェクトの場合は、共有によってソース管理の構成が Git に置き換えられ、GitHub がプロジェクトのリモート リポジトリになります。 メモ 開いているプロジェクトで現在のソース管理を変更しない場合、別の方法でプロジェクトを共有します。
GitHub でプロジェクトを共有するには、次の手順に従います。
リモート リポジトリの URL を表示するには、[プロジェクト] タブの [ソース管理] セクションで、[Git 詳細] ボタンをクリックします。 Git は追加のインストールを行わずに使用できます。Git でマージ操作を実行するには、追加の設定手順が必要です。詳細については、Git ソース管理の設定を参照してください。 |
ソース管理を使用して共同作業を行う。 | プロジェクト内のソース管理を使用して共同作業を行います。詳細については、プロジェクトを使用したソース管理の使用を参照してください。 |
プロジェクトを他のユーザーと共有する前に、依存関係の分析を実行してプロジェクトに必要なアドオンを検査するときに役立ちます。詳細については、必要な製品とアドオンの特定を参照してください。
エクスポート プロファイルの作成
プロジェクト ファイルのサブセットを共有する場合は、エクスポート プロファイルを作成します。エクスポート プロファイルにより、特定のラベルをもつファイルを除外するか、特定のラベルをもつファイルのみを含めることができます。ラベルの作成とそれらのプロジェクト ファイルへの追加に関する詳細については、ラベルの作成を参照してください。
エクスポート ファイルを作成するには、次の手順に従います。
[プロジェクト] タブで、[共有] 、 [エクスポート プロファイルの管理] をクリックします。
[+] をクリックし、エクスポート プロファイルの名前を指定します。
[ファイル] ペインで、ラベルに基づいてファイルを最終プロジェクト アーカイブで除外するのか含めるのかを選択します。
共有する必要があるファイルが大規模プロジェクトの小規模なサブセットのみである場合は、含めるオプションを選択します。
[ファイル] ペインで [+] をクリックし、除外するか含めるファイルのラベルを選択して、[OK] をクリックします。
ユーザー定義のラベルをエクスポートされるプロジェクトから除外することもできます。[ラベル] ペインで [+] をクリックし、エクスポートしないカスタム ラベルを選択してから [OK] をクリックします。
[適用] ボタンをクリックして [エクスポート プロファイルの管理] ダイアログ ボックスを閉じます。
メモ
エクスポート プロファイルは参照プロジェクトに変更を適用しません。プロジェクトを共有すると、MATLAB は参照プロジェクト全体をエクスポートします。