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Simulink.io.ModelWorkspace クラス

名前空間: Simulink.io

モデル ワークスペースで使用される形式でデータを読み取る

R2021b 以降

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説明

Simulink.io.ModelWorkspace は Simulink.io.FileType 基底クラスから継承します。モデル ワークスペースで使用される形式に設定されたデータを読み取ります。モデル ワークスペースのファイル タイプを使用して、データをモデル ワークスペースに移動したり、データをモデル ワークスペースから関数、自動化プロセス、またはユーザー インターフェイスに移動したりします。モデル ワークスペースからデータをインポートするには、このコマンドを使用します。

classdef ModelWorkspace < Simulink.io.FileType

Simulink.io.ModelWorkspace クラスは handle クラスです。

クラス属性

Abstract
false
HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

プロパティ

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モデル ワークスペース内の変数を初期化するソース。次の文字ベクトルのいずれかとして指定します。

  • 'Model File' — 変数はモデル ファイルに格納されます。モデルを保存する場合は、変数も保存します。

  • 'MATLAB Code' — 変数は、作成してモデル ファイルに保存した MATLAB® コードで作成されます。

  • 'MAT-File' — 変数は MAT ファイルに保存され、モデル ファイルとは別に管理および操作できます。

  • 'MATLAB File' — 変数はスクリプト ファイルの MATLAB コードで作成され、モデル ファイルとは別に管理および操作できます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: char | string

変数を格納または作成する外部ファイルの名前。文字ベクトルとして指定します。このプロパティを有効にするには、DataSource を 'MAT-File' または 'MATLAB File' に設定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: char | string

変数を初期化する MATLAB コード。文字ベクトルとして指定します。このプロパティを有効にするには、DataSource を 'MATLAB Code' に設定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: char | string

メソッド

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例

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モデル ワークスペースで使用する myExample を設定し、基本的な操作を実行します。

myExample のモデル ワークスペースを設定します。timeseries([1;3]) を aSignal の値として割り当てます。

myExample;
        
 mWS = get_param('myExample','ModelWorkspace');
 assignin( mWS, 'aSignal', timeseries([1;3]));

Simulink.io.ModelWorkspace オブジェクトに関連付けられている MAT ファイル aFileType の内容を調べます。

aFileType = Simulink.io.ModelWorkspace( 'myExample.slx' );

%whos on file
out = whos( aFileType )

out = 

  struct with fields:

    name: 'aSignal'
    type: 'Signal'

myExample モデル ワークスペースの aFileType から信号名を読み込みます。

aFileType = Simulink.io.ModelWorkspace( 'myExample.slx' );
%load
out = load( aFileType )

out = 

  struct with fields:

    aSignal: [1×1 timeseries]
aFileType = Simulink.io.ModelWorkspace( 'myExample.slx' );
%import all
out = import( aFileType )

out = 

  struct with fields:

     Data: {[1×1 timeseries]}
    Names: {'aSignal'}

out = 

  struct with fields:

     Data: {[1×1 timeseries]}
    Names: {'aSignal'}

指定した変数 aSignal をモデル ワークスペースからインポートします。

aFileType = Simulink.io.ModelWorkspace( 'myExample.slx' );
var = importAVariable( aFileType, 'aSignal')
timeseries

  Common Properties:
            Name: 'unnamed'
            Time: [2x1 double]
        TimeInfo: [1x1 tsdata.timemetadata]
            Data: [2x1 double]
        DataInfo: [1x1 tsdata.datametadata]

  More properties, Methods

信号の構造体を MAT ファイルに書き込みます。

ts = timeseries([11112;36532415]);
aFileType = Simulink.io.ModelWorkspace('minportsOnly_withOutputs.slx');
[didWrite, errMsg ] = export(...
                          aFileType,'minportsOnly_withOutputs.slx',...
                           {'ts'},{ts},false)

didWrite =

  logical

   1

errMsg =

  0×0 empty char array

バージョン履歴

R2021b で導入

参考

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トピック