handle クラス
すべてのハンドル クラスのスーパークラス
説明
handle
クラスは、ハンドル セマンティクスに従うすべてのクラスのスーパークラスです。ハンドルは、ハンドル クラスのオブジェクトを参照する変数です。複数の変数で同じオブジェクトを参照できます。
handle
クラスは抽象クラスであり、ユーザーはこのクラスのインスタンスを直接作成できません。他のクラスを導出するには、handle
クラスを使用します。これは、インスタンスをハンドル オブジェクトである具象クラスにすることも可能です。
ハンドル クラスを定義するには、次の classdef
コードの構文を使用して、handle
からクラスを派生させます。
classdef MyHandleClass < handle ... end
handle
クラスから派生させることにより、サブクラスは以下を行うことができます。
複数の有用なメソッドを継承する (ハンドル クラスのメソッド)
イベントとリスナーを定義する (イベントとリスナーの構文)
動的プロパティを定義する (動的プロパティ — インスタンスへのプロパティの追加)
set メソッドと get メソッドを実装する (プロパティの Set/Get インターフェイスの実装)
コピーの動作をカスタマイズする (ハンドル クラスのコピーの実装)
ハンドル クラスの使用の詳細については、ハンドル クラスを参照してください。
メソッド
イベント
イベント名 | トリガー | イベント データ | イベントの属性 |
---|---|---|---|
ObjectBeingDestroyed | ハンドル オブジェクトが破棄されるとき、delete メソッドの呼び出し前にトリガーされます。 | event.EventData |
|
例
詳細
拡張機能
バージョン履歴
R2008a で導入