Simulink.data.dictionary.Section
データ ディクショナリ セクションを設定
説明
Simulink.data.dictionary.Section
クラスのオブジェクトはデータ ディクショナリの 1 つのセクション ([Design Data] や [Configurations] など) を表します。このオブジェクトを使用して、エントリの追加や削除、ファイルからのデータのインポートなど、セクションに対する操作を実行できます。
Simulink.data.dictionary.Section
オブジェクトを作成する前に、ターゲットのデータ ディクショナリを表す Simulink.data.Dictionary
オブジェクトを作成しなければなりません。作成後の Simulink.data.dictionary.Section
オブジェクトは、Simulink.data.Dictionary
オブジェクトから独立した存在になります。
データ ディクショナリのプログラミング用インターフェイス (プログラムによるディクショナリへのデータの格納を参照) は、データ ディクショナリの [Embedded Coder] セクションへのアクセスには使用できません。代わりに、Embedded Coder ディクショナリ (Embedded Coder)を参照してください。
プロパティ
オブジェクト関数
addEntry | データ ディクショナリ セクションに新しいエントリを追加 |
assignin | データ ディクショナリ エントリに値を代入 |
deleteEntry | データ ディクショナリ エントリを削除 |
evalin | データ ディクショナリ セクションの MATLAB 式を評価 |
exist | データ ディクショナリ エントリがあるかどうかをチェック |
exportToFile | データ ディクショナリ エントリをセクションから MAT ファイルまたは MATLAB ファイルにエクスポート |
find | データ ディクショナリ セクションを検索 |
getEntry | データ ディクショナリ エントリを表す Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトを作成 |
importFromFile | 変数を MAT ファイルまたは MATLAB ファイルからデータ ディクショナリ セクションにインポート |
例
バージョン履歴
R2015a で導入