importFromFile
変数を MAT ファイルまたは MATLAB ファイルからデータ ディクショナリ セクションにインポート
構文
説明
は、importedVars = importFromFile(sectionObj,fileName)fileName に指定された MAT ファイルまたは MATLAB® ファイルで定義されている変数をデータ ディクショナリ セクション sectionObj にインポートします。ターゲットのセクションに既に含まれている変数は上書きされません。いずれかの変数が既にターゲットのセクションに含まれていると、MATLAB コマンド ウィンドウに警告とリストが表示されます。この構文では、正常にインポートされた変数のリストが返されます。変数が正常にインポートされたと見なされるのは、importFromFile でターゲットのデータ ディクショナリの対応するエントリに変数の値が代入されたときだけです。
は、importedVars = importFromFile(sectionObj,fileName,'existingVarsAction',existAction)existAction で指定されたアクションに従って、既にターゲットのセクションに含まれている変数をインポートします。たとえば、ターゲットのファイルで定義されている変数の値を使用して、ターゲットのセクションにある対応する値を上書きすることができます。
[ は、ターゲットのセクションの上書きされなかった変数のリストを返します。この構文は、importedVars,existingVars] = importFromFile(___)existingVarsAction を 'none' (既定値) に設定した場合に使用します。この値に設定した場合、ディクショナリの既存のエントリは上書きされません。
例
入力引数
出力引数
ヒント
importFromFileでインポートできるのは、列挙データ型から作成された MATLAB 変数です。列挙型の定義はインポートできません。列挙データ型の定義をデータ ディクショナリにインポートするには関数importEnumTypesを使用します。データ ディクショナリに列挙データ型の変数をインポートする場合は列挙型定義もインポートしないと、ディクショナリの移植性が低くなり、他のユーザーが使用した場合に適切に機能しないことがあります。
代替方法
モデル エクスプローラーを使用して、ファイルからデータ ディクショナリに変数をインポートすることができます。詳細については、ファイルからディクショナリへのデータのインポートを参照してください。
バージョン履歴
R2015a で導入