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シリアルおよび USB 通信
シリアル通信は、2 つ以上のデバイス間での通信に対する最も一般的な低水準のプロトコルです。通常は、デバイスの 1 つはコンピューターですが、相手側のデバイスにはモデム、プリンター、Arduino® ハードウェア、別のコンピューター、またはオシロスコープやファンクション ジェネレーターなどの科学的機器が考えられます。多くのシリアル ポート アプリケーションでは、シリアル ポートの仕組みに関する詳しい知識がなくても装置と通信ができます。シリアル ポートを通した通信は、MATLAB® ワークスペースで作成される serialport
オブジェクトを使って確立されます。serialport
オブジェクトの作成の詳細については、シリアル ポート オブジェクトの作成を参照してください。
データの読み取りまたは書き込みを行うには、serialport
オブジェクトと機器が同一の通信設定でなければなりません。詳細については、シリアル ポートの通信設定の構成を参照してください。
関数
アプリ
シリアル エクスプローラー | Communicate with devices connected to serial port (R2021b 以降) |
ハードウェア マネージャー | ハードウェアを検出して使用を開始 (R2022a 以降) |
トピック
- シリアル ポートの概要
シリアル ポートによる通信の基本的機能
- シリアル ポート オブジェクトの作成
シリアル ポートを使用して MATLAB とデバイス間の接続を確立する。
- シリアル ポートの通信設定の構成
デバイスのボー レートとシリアル データ形式に関連したプロパティを設定する。
- シリアル ポート データの書き込みと読み取り
シリアル ポート デバイスでテキスト データとバイナリ データの両方を読み取り、書き込む。
- シリアル ポート通信でのコールバックの使用
指定したイベントがデバイスで発生したときにコールバック関数を実行することにより、機器の通信を強化する。
- シリアル ポート制御ピンの使用
制御ピンを使用して、接続されているデバイスの存在を知らせ、データの流れを制御する。
- ハードウェア マネージャー入門
MATLAB からハードウェアにアクセスするためのアプリとアドオンを取得する。
- serialport インターフェイスへのコードの遷移
serial
の代わりにserialport
を使用してシリアル ポート デバイスに接続する。
トラブルシューティング
シリアル ポート インターフェイスのトラブルシューティングを行う。
シリアル ポート デバイスへの接続についてのトラブルシューティング。
serialport の警告 - 一部のデータを読み取れない
一部のデータを受信し、'serialport' unable to read all requested data という警告メッセージが表示された場合、以下の解決法を試す。
serialport の警告 - データをまったく読み取れない
データを何も受信せず、'serialport' unable to read any data という警告メッセージが表示された場合、以下の解決法を試す。