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readline

シリアル ポートからの ASCII 文字列データ行の読み取り

説明

data = readline(device) は、シリアル ポート接続からの終端文字の最初の出現まで ASCII データを読み取り、data を終端文字なしで string として返します。関数が deviceTimeout プロパティで指定された期間内にデータを返せない場合は、0 行 0 列の double の [] として data を返します。この関数は、終端文字に到達するかタイムアウトが発生するまで、MATLAB® の実行を一時停止します。

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シリアル ポート デバイスへの接続を作成します。この例では、COM3 のシリアル ポートはループバック デバイスに接続しています。

device = serialport("COM3",9600)
device = 

  Serialport with properties:

                 Port: "COM3"
             BaudRate: 9600
    NumBytesAvailable: 0

  Show all properties, functions

既定の ASCII 終端文字をチェックします。

device.Terminator
ans = 

    "LF"

終端文字を "CR" に設定し、ASCII データの文字列を書き込みます。関数 writeline は、終端文字をデータに自動的に追加します。

configureTerminator(device,"CR")
writeline(device,"hello")

終端文字が自動的に追加された別の ASCII データの文字列を書き込みます。

writeline(device,"world")

ポートはループバック デバイスに接続しているため、デバイスに書き込むデータは MATLAB に返されます。ASCII データ文字列を読み取ります。関数 readline は、終端文字に到達するまでデータを返します。

readline(device)
ans = 

    "hello"

ASCII データ文字列をもう一度読み取り、書き込んだ 2 つ目の文字列を返します。

readline(device)
ans = 

    "world"

シリアル ポート接続をクリアします。

clear device

入力引数

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シリアル ポート接続。serialport オブジェクトとして指定します。

例: readline(device) は、シリアル ポート接続 device から ASCII データを読み取ります。

バージョン履歴

R2019b で導入