シリアル ポートの通信設定の構成
データの読み取りまたは書き込みを行うには、シリアル ポート オブジェクトと機器の両方が同一の通信設定でなければなりません。シリアル ポート通信の構成には、ボー レートとシリアル データ形式を制御するプロパティに対する値の指定が伴います。これらのプロパティは以下のとおりです。
シリアル ポート通信プロパティ
プロパティ名 | 説明 |
|---|---|
ビットが送信されるレートを指定します。 | |
パリティ チェックのタイプを指定します。 | |
送信するデータ ビット数を指定します。 | |
バイトの終了を示すために使用されるビット数を指定します。 | |
終端文字を指定します。 |
注意
シリアル ポート オブジェクトの設定と機器の通信設定が同一でない場合、データの読み取りや書き込みを正常にできない可能性があります。
サポートされている通信設定の説明は、機器のドキュメンテーションを参照してください。
シリアル ポート オブジェクトの作成で作成されたシリアル ポート オブジェクト s の通信プロパティの値を表示できます。
s = serialport("COM4",9600)s =
Serialport with properties:
Port: "COM4"
BaudRate: 9600
NumBytesAvailable: 0
Show all properties, all methods
Port: "COM4"
BaudRate: 9600
NumBytesAvailable: 0
ByteOrder: "little-endian"
DataBits: 8
StopBits: 1
Parity: "none"
FlowControl: "none"
Timeout: 10
Terminator: "LF"
BytesAvailableFcnMode: "off"
BytesAvailableFcnCount: 64
BytesAvailableFcn: []
NumBytesWritten: 0
ErrorOccurredFcn: []
UserData: []