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検出と追跡
"オブジェクト検出" は、シーン内のオブジェクトを識別して位置を特定する手法です。これにより、点群から 3 次元オブジェクトを検出できます。Lidar Toolbox™ には、オブジェクトを検出するための機能として、幾何学的形状当てはめを使用する機能と畳み込みニューラル ネットワークによる深層学習を使用する機能が含まれています。
幾何学的形状当てはめ — 地面セグメンテーションと平面当てはめのアルゴリズムを使用して、点群のオブジェクトの 3 次元ジオメトリを検出します。各オブジェクトの位置、寸法、および向きを検出できます。検出されたオブジェクトは、追跡、パス プランニング、ラベル付けなどの下流のワークフローに使用できます。
深層学習 — 深層学習によるオブジェクト検出のアプローチでは、畳み込みニューラル ネットワークを使用してオブジェクト検出を実行します。Lidar Toolbox には、PointPillars や Complex-YOLO v4 などのニューラル ネットワークを使用するオブジェクト検出ワークフローが含まれています。カスタムのオブジェクト検出モデルに学習させることも、用意されている事前学習済みのネットワークを用途に合わせて調整して使用することもできます。このツールボックスでは、PointPillars および SqueezeSegV2 のネットワーク向けに CUDA® MEX コード生成もサポートしています。
"オブジェクト追跡" は、シーンの複数のスキャンからオブジェクトの動きを推定して追跡する手法です。オブジェクト追跡は、検出されたオブジェクトに一意の ID を割り当て、その動きを点群フレームで追跡することによって行われます。Lidar Toolbox には、車両、車線、縁石を検出して追跡するワークフローが含まれています。これらのワークフローのほとんどで、Joint Probabilistic Data Association (JPDA) トラッカーを使用しています。
関数
トピック
- Deep Learning with Point Clouds
Learn point cloud processing using deep learning.
- PointPillars 入門
PointPillars ネットワークの定義と同じものを使用してオブジェクト検出を実行する方法の説明。
- 深層学習用のデータストア (Deep Learning Toolbox)
深層学習アプリケーションでデータストアを使用する方法を学びます。
- 深層学習層の一覧 (Deep Learning Toolbox)
MATLAB® のすべての深層学習層を確認できます。