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damp
固有振動数と減衰比
説明
___ = damp(___,
は、指定した 1 つ以上の名前と値の引数に基づいて、スパース モデル Name=Value
)sys
の極のサブセットの減衰比と固有振動数を計算します。名前と値の引数を指定しなかった場合、この関数は最小の振幅をもつ最初の 1000 個までの極の減衰比と固有振動数を計算します。sys
が非スパース モデルの場合、関数は名前と値の引数を無視します。 (R2025a 以降)
例
入力引数
名前と値の引数
出力引数
アルゴリズム
damp
では、システムの極の固有振動数、時定数および減衰比を以下の表に定義されているように計算します。
連続時間 | サンプル時間 Ts の離散時間 | |
---|---|---|
極配置 |
|
|
同等の連続時間の極 |
|
|
固有振動数 |
|
|
減衰比 |
|
|
時定数 |
|
|
サンプル時間が指定されていない場合、damp
はサンプル時間値を 1 と仮定して、zeta
を計算します。
スパース状態空間モデルの場合、ソフトウェアは逆べき乗法に Krylov-Schur アルゴリズム [1] を使用して、指定した周波数帯域内の極を計算します。 (R2025a 以降)
参照
[1] Stewart, G. W. “A Krylov--Schur Algorithm for Large Eigenproblems.” SIAM Journal on Matrix Analysis and Applications 23, no. 3 (January 2002): 601–14. https://doi.org/10.1137/S0895479800371529.