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コード コンパイルのカスタマイズ

ビルド プロセスのコンパイル段階のカスタマイズ

サポートされているビルド ツールをインストールすると、コード生成後に実行可能コードを生成するビルド プロセスを設定できます。ビルド プロセスのコンパイル段階をカスタマイズできます。

ターゲット フレームワークを使用して、以下を行います。

  • カスタムの CMake ツールチェーン定義を作成する。

  • カスタムの makefile ベースのツールチェーンを定義して登録する。

ToolchainInfo オブジェクトを使用して、カスタムの makefile ベースのツールチェーンを定義して使用することもできます。

テンプレート makefile アプローチでは、付属のテンプレート makefile をカスタマイズします。

CMake、ToolchainInfo、およびテンプレート makefile の各アプローチで、以下を行います。

  • コード生成後のコマンドを作成して実行する。

  • フック メソッドを作成してビルド プロセスの特定の時点で適用する。

  • S-Function コードのコンパイルを構成する。

名前空間

targetターゲット ハードウェア情報とビルド ツール情報の管理

クラス

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target.BuildToolDescribe build tool (R2023a 以降)
target.BuildToolTypeDescribe build tool type (R2023a 以降)
target.CMake生成コードをビルドするための CMake インストール環境を指定する (R2022b 以降)
target.CMakeBuildTypeCMake ビルド タイプまたはビルド構成を記述する (R2022b 以降)
target.CMakeBuilder Configure how CMake builds generated code (R2022b 以降)
target.CMakeCacheEntryConfigure a CMake cache entry (R2022b 以降)
target.DirectiveDescribe command-line flag for tool (R2023a 以降)
target.EnvironmentConfigurationツールチェーンのシステム環境を構成する (R2022b 以降)
target.FileTypeDefine identifier for file type (R2023a 以降)
target.HardwareComponentSupportDescribe support for a hardware component (R2022b 以降)
target.MakefileBuilderSpecify that toolchain is makefile-based (R2023a 以降)
target.MakeToolTypeDescribe syntax for makefile type (R2023a 以降)
target.PairedDirectiveDescribe pair of command-line flags (R2023a 以降)
target.RepeatingDirectiveDescribe repeated command-line flag for tools (R2023a 以降)
target.ToolchainCapture high-level information about toolchain (R2022b 以降)

オブジェクト

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RTW.BuildInfo生成されたコードのコンパイルとリンクに関する情報を提供する

関数

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addCompileFlagsコンパイラ オプションをビルド情報に追加
addDefinesプリプロセッサ マクロ定義をビルド情報に追加
addIncludeFilesインクルード ファイルをビルド情報に追加
addIncludePathsインクルード パスをビルド情報に追加
addLinkFlagsリンク オプションをビルド情報に追加
addLinkObjectsリンク オブジェクトをビルド情報に追加
addNonBuildFiles非ビルド関連ファイルをビルド情報に追加
addSourceFilesソース ファイルをビルド情報に追加
addSourcePathsソース パスをビルド情報に追加
addTMFTokensテンプレート makefile (TMF) トークンをビルド情報に追加
removeIncludePathsRemove include paths from build information (R2023b 以降)
removeSourceFilesビルド情報オブジェクトからのソース ファイルの削除 (R2021b 以降)
findBuildArgビルド情報から特定のビルド引数を検索
findIncludeFilesインクルード (ヘッダー) ファイルを検索してビルド情報に追加
getBuildArgsビルド情報からビルド引数を取得
getCompileFlagsビルド情報からコンパイラ オプションを取得
getDefinesビルド情報からプリプロセッサ マクロ定義を取得
getFullFileListビルド情報からファイルのリストを取得
getIncludeFilesビルド情報からインクルード ファイルを取得
getIncludePathsビルド情報からインクルード パスを取得
getLinkFlagsビルド情報からリンク オプションを取得
getNonBuildFilesビルド情報から非ビルド関連ファイルを取得
getSourceFilesビルド情報からソース ファイルを取得
getSourcePathsビルド情報からソース パスを取得
setTargetProvidesMainコード ジェネレーターが提供する (生成されたまたは静的な) main.c ソース ファイルの、ビルド時のインクルードの無効化
updateFilePathsAndExtensionsパスやファイル拡張子が欠落しているビルド情報でファイルを更新
updateFileSeparatorビルド情報内のファイル リストのファイル区切り文字を更新
codebuild生成されたコードのコンパイルとリンク (R2020b 以降)

トピック

コンパイラ

ライブラリ名と場所

ターゲット フレームワークを使用する CMake および makefile ベースのツールチェーン

ToolchainInfo を使用する makefile ベースのツールチェーン

テンプレート makefile アプローチ

高度な手法