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getFullFileList

ビルド情報からファイルのリストを取得

説明

[fPathNames,names] = getFullFileList(buildinfo,fcase) はビルド情報に含まれるファイルまたは選択した種類のファイル (ソース、インクルードまたは非ビルド) の完全修飾パスと名前を返します。

ヘッダー ファイルがファイル リスト (_sharedutils フォルダー内のヘッダー ファイルなど) に追加されたことを確認するには、getFullFileList の前に findIncludeFiles を実行します。

関数 packNGo は関数 getFullFileList を呼び出して、ファイルのパッケージ化を処理する前にビルド情報にあるファイルのリストを返します。

ビルドの makefile は、ソースのパスおよびルールに基づいてファイルの場所を解決します。ビルド プロセスでは、ビルド情報に含まれるすべてのファイルのパスを手動で解決する必要はありません。関数 getFullFileList は、次の場合に、各ファイルのパスを返します。

  • パスの追加時にパスが明示的にファイルに関連付けられた場合。

  • getFullFileList を呼び出す前に、updateFilePathsAndExtensions を呼び出してファイルのパスおよび拡張子を解決した場合。

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プロジェクトのビルドが完了し、生成された buildInfo.mat ファイルを読み込んだ後、ビルド情報オブジェクト buildInfo に格納されているファイルをリストできます。この例では、現在のプロジェクトとそのサブモデルに関する情報を返します。

buildInfo.mat ファイルが含まれるコード生成フォルダーから、次を実行します。

bi = load('buildInfo.mat');
findIncludeFiles(bi.buildInfo);
[fPathNames, names] = getFullFileList(bi.buildInfo);

"fcase" オプションを使用する場合は、リストを現在のプロジェクトのビルド情報オブジェクトに格納されているファイルに制限します。この例では、現在のプロジェクトの情報のみ (サブモデルではない) を返します。

[fPathNames,names] = getFullFileList(bi.buildInfo,'source');

入力引数

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生成されたコードのコンパイルとリンクに関する情報を格納する RTW.BuildInfo オブジェクト。

オプションの fcase 引数は、関数がビルド情報に含まれるファイルの完全なリストを返すか、選択したケースのファイルを返すかを指定します。引数を省略するか、ヌル文字ベクトル ('') を指定した場合、関数はビルド情報に含まれるファイルを返します。

関数のアクション
'source'ビルド情報からソース ファイルを返します。
'include'ビルド情報からインクルード ファイルを返します。
'nonbuild'ビルド情報から非ビルド ファイルを返します。

例: 'source'

出力引数

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ビルド情報に含まれる完全修飾ファイル パス。

ビルド情報に含まれるファイル名。

バージョン履歴

R2008a で導入