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freqz
離散時間フィルター System object の周波数応答
構文
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
フィルターの周波数応答を解析する方法はいくつかあります。freqz
では、フィルター係数における量子化の影響は考慮されますが、フィルター処理の演算における量子化の影響は考慮されません。フィルター処理の演算における量子化の影響を考慮するには、関数 noisepsd
を参照してください。
アルゴリズム
freqz
は、フィルター伝達関数 Hq(z) からフィルターに対する周波数応答を計算します。複素数値周波数応答は、使用する構文で指定した w の離散値で Hq(ejω) を評価することによって計算されます。freqz
で周波数応答を評価する点 (単位円の上半分の周囲に等間隔に配置) の数は整数入力引数 n
で決まります。サンプリング周波数を入力引数として指定しなかった場合の周波数範囲は 0 ~ π ラジアン/サンプルになります。freqz
の入力引数としてスカラーのサンプリング周波数 fs
を指定した場合の周波数範囲は 0 ~ fs
/2 Hz になります。