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無限インパルス応答 (IIR) フィルター
dsp.IIRFilter
System object™ は、指定されたフィルターを使用して入力の各チャネルをフィルター処理します。フィルターに 'Direct form I'
、'Direct form I transposed'
、'Direct form II'
または 'Direct form II transposed'
構造のいずれかを指定できます。
NumeratorプロパティとDenominatorプロパティを使用して、フィルター分子係数と分母係数を指定します。これらの係数に加え、InitialConditionsプロパティを使って非ゼロのフィルターの初期状態も指定できます。
IIR フィルターを使用して信号をフィルター処理するには、次のようにします。
dsp.IIRFilter
オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。
関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
このオブジェクトがサポートしているフィルター解析法のリストについては、MATLAB® コマンド プロンプトに「dsp.IIRFilter.helpFilterAnalysis
」と入力します。対応する関数リファレンス ページについては、Analysis Methods for Filter System Objects を参照してください。