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固定小数点設計

浮動小数点から固定小数点への変換、固定小数点アルゴリズムの設計

固定小数点信号処理アルゴリズムをモデル化してシステム動作とパフォーマンスに対する量子化の効果を解析するには、DSP System Toolbox™ および Fixed-Point Designer™ の機能を使用できます。固定小数点演算をサポートする DSP System Toolbox の System object の一覧については、System Objects in DSP System Toolbox that Support Fixed-Point Designを参照してください。DSP System Toolbox で固定小数点演算をサポートするブロックの一覧を表示するには、関数 showsignalblockdatatypetable を使用します。

ハードウェアにコミットする前に、語長、スケーリング、オーバーフロー処理および丸め手法をさまざまに選択してシミュレーションを行うことにより、これらのアルゴリズムに対して設計トレードオフの解析と最適化を実行します。固定小数点アルゴリズムを最適化する方法を説明する例については、最適化された固定小数点 FIR フィルターを参照してください。

Fixed-Point Designer を使用して、浮動小数点フィルターを設計してから固定小数点フィルターに変換することができます。この設計ワークフローを使って固定小数点フィルターを最適化して量子化効果を解析することができます。詳細については、浮動小数点から固定小数点への変換を参照してください。

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